水戸黄門大学

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パナソニックドラマシアター水戸黄門 40周年第40部記念 スペシャルコンテンツ



学部(がくぶ)

江戸時代に73歳という長寿をまっとうした徳川光圀。長寿を支えたこだわりの食生活とは…?
茨城県水戸市にある「黄門料理 大塚屋」のご主人だった大塚屋子之吉(おおつかや ねのきち)さんに、実際に光圀が食べた料理をセットメニューにして再現していただいたものをご紹介!大塚屋さんは光圀の食事を30年以上にわたり研究されてきた方ですが、残念ながら2008年に亡くなられました。

【光圀が食べた料理の数々を再現】

*食前酒【牛乳酒】
牛乳と焼酎をベースにした食前酒。中国薬膳で最高の贅沢とされた牛乳酒は、とても口当たりがよく爽やかな味。光圀は、牛を放牧して牛乳やチーズを作っていたそうです。
*御口取【若筍 うど 木ノ芽和合】
タケノコとウドを使った前菜。滋味にあふれ、口いっぱいに春の味覚が広がります。
*御千代口【久呂万米納豆】
丹波篠山産の黒豆を使い、コショウ・粉山椒・麦こがしなどで味付けした納豆。濃厚で少し塩辛く、大塚屋さんいわく「酒のつまみだったのではないでしょうか」。ほかにも梅味噌をつけて食べたり、いろいろな種類の豆で納豆を作っていました。
*御生【大洗産平目】
ヒラメの刺身。文献には光圀が自らさばいて振舞ったという記録があるそうです。
*御焼【久慈川産鱒】
マスを、酒粕(さけかす)と味噌を混ぜたものに漬けて焼いたもの。4月5日に釣って4月9日に食べたという記述があるそうで、冷蔵庫がなかった当時は、酒粕に漬けるなど工夫して生魚を保存していたようです。
*御煮【松たけ】
マツタケといえば秋を代表する高級食材ですが、塩漬けにして翌年の4月に召し上がったそうです。まさに食への探究心のたまもの!
*御汁【味噌仕立】
切干大根やわらびが入った味噌汁です。
*御飯【うんどん】
うどん(文献には「うんどん」と記載)は湯切りした麺をツユにつけて食べていました。光圀が自ら麺を打つことも珍しくなかったそうです。

さらに、光圀は「ラーメンを日本で最初に食べた人」として有名ですが、餃子やチーズも最初に食べたと言われています。


《鴨肉入り福包》
鴨肉を使った餃子。
クコの実や松の実など薬効のある植物も入っていて、梅肉とハチミツで味付けがされています。濃厚で非常に美味!

《白牛酪》
牛乳を煮詰めて固めた、いわゆるチーズ。
少し歯ごたえのある豆腐のような食感で、淡白ながらチーズの香りと後味がほのかに。タレは鰹節と梅干と酒を煮立てた「いり酒」。

《文献》
大塚屋さんが所有する当時の文献のひとつ『舜水朱氏談綺』。
筆記者として、格さんのモデル・安積覚(あさか かく)の名前もあります。

「光圀公はもともと身体が弱かったらしいのですが、身体にいいものを組み合わせて食べることで長寿に結びついたようです。周囲の人が風邪をひいたり腹痛になると、それに効く料理を勧めていました。だからとても慕われていたのではないでしょうか」と大塚屋さん。
光圀は中国から招いた儒学者・朱舜水(しゅ しゅんすい)の影響を強く受け、医食同源に基づいた食生活を実践。その内容は現代人も多いに参考になるそうですよ!


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