水戸黄門 第8部

1977年7月18日〜1978年1月30日(全29話)


みどころ:

 第8部の黄門様一行は、第3部以来5年ぶりに薩摩への道中。
前回の刺客の目をさけながらの旅とは違って、将軍綱吉の孫娘誕生に祝意を表すためだから気分的にも呑気なはずだが、それにつけても道中さまざまな出来事が起こるもの。途中紀州では、水戸、尾張と並ぶ御三家のひとつ紀州家の当主徳川光貞暗殺事件に巻き込まれる一幕もあった。
昭和44年8月にはじまったこの「水戸黄門」、満8年たったこのシリーズあたりになると、高度経済成長ブームのあおりで、ロケ場所探しの苦労が目立ちはじめた。この為、セットに持ち込まざるを得ないケースも増え、次々と大きなセットが組まれて話題を呼んだ。那智の滝壺を再現するため、撮影所の消防車を集めて毎秒何トンの水を流したとか、いかにドラマに厚みと見せ場を加えるかの工夫は、この「水戸黄門」の大きな特徴であり、可能な限り本物を使うという製作態度と共に番組を支えている。

登場人物:

水戸光圀(みとみつくに)/東野英治郎(とうのえいじろう)、
佐々木助三郎(ささきすけさぶろう)/里見浩太朗(さとみこうたろう)、 渥美格之進(あつみかくのしん)/横内 正(よこうちただし)、
風車の弥七(かざぐるまのやしち)/中谷一郎(なかたにいちろう)、 うっかり八兵衛(うっかりはちべえ)/高橋元太郎(たかはしげんたろう)、
霞のお新(かすみのおしん)/宮園純子(みやぞのじゅんこ)、 山野辺兵庫(やまのべひょうご)/大友柳太朗(おおともりゅうたろう)

立寄り先と主なゲスト:

【1】江戸:江原真二郎、水沢アキ
【2】川崎:浅茅陽子、田中春男
【3】平塚:西崎みどり、増田順司

【4】沼津:三崎千恵子、柴田侊彦
【5】清水:織本順吉、三浦リカ
【6】駿府:芦屋雁之助、今出川西紀

【7】掛川:長内美那子、加藤 嘉
【8】吉田:三上真一郎、風見章子
【9】岡崎:和田浩治、高橋長英

【10】名古屋:伊吹吾朗、新藤恵美
【11】桑名:野川由美子、村井国夫
【12】松坂:由美かおる、荒谷公之

【13】伊勢:岩井友見、安井昌二
【14】新宮:林 与一、佐藤オリエ
【15】和歌山:長谷川哲夫、浜村 純

【16】橋本:波野久里子、仲谷 昇
【17】奈良:中村竹弥、ジュディ・オング
【18】堺:浜田光夫、岡まゆみ

【19】兵庫:土屋嘉男、磯村みどり
【20】洲本:山口いづみ、石山律雄
【21】高松:吉田輝雄、和田浩治

【22】高知:地井武男、毛利菊枝
【23】大洲:吉沢京子、三ツ木清隆
【24】宇和島:伊吹吾朗、月丘千秋

【25】博多:松坂慶子、亀石征一郎
【26】中津:森次晃嗣、佐野厚子
【27】別府:本阿弥周子、楠田 薫

【28】宮崎:倉石 功、早瀬久美
【29】鹿児島:磯野洋子、田村 亮



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