水戸黄門 第6部

1975年3月31日〜11月3日(全32話)


みどころ:

 第6部は前述のように五島からの帰りコース。従って、第1話から完全な漫遊記となった。それだけにストーリー展開も自由で、郷土芸能や名産にまつわるエピソードも大量に取り入れられた。
また一行が各地をまわるのに因んで、その土地出身の俳優を積極的に起用したほか、ゲスト俳優にもバラエティーを持たせた。前者では鹿児島編で西郷輝彦、山鹿で上月章、倉敷では長門勇といった面々。特に西郷はこの「水戸黄門」第6部第1話のゲストが初の時代劇出演だった。好演を買われて、その後「江戸を斬る」で主役に起用されたのはご存知の通り。
 第2話に出た由美かおるは現在のレギュラー。第9部〜12部のレギュラーとなっだ山口いづみも、この第6部でお目見えしている。竹下景子、ジュディオング、吉沢京子、鮎川いずみ、沢田亜矢子、十朱幸代らのゲスト出演は、当時異色の配役として好評だった。
 又、二代目西村黄門は、讃岐うどんの店の親爺で、東野黄門と頑固くらべをしているが、佐野黄門も、木更津編で東野黄門と、網元の親爺で頑固くらべをしている。

登場人物:

水戸光圀(みとみつくに)/東野英治郎(とうのえいじろう)、
佐々木助三郎(ささきすけさぶろう)/里見浩太朗(さとみこうたろう)、 渥美格之進(あつみかくのしん)/横内 正(よこうちただし)、
風車の弥七(かざぐるまのやしち)/中谷一郎(なかたにいちろう)、 うっかり八兵衛(うっかりはちべえ)/高橋元太郎(たかはしげんたろう)、
霞のお新(かすみのおしん)/宮園純子(みやぞのじゅんこ)

立寄り先と主なゲスト:

【1】鹿児島:西郷輝彦、山口いづみ
【2】宮崎:由美かおる、河原崎健三
【3】人吉:松原智恵子、宝生あやこ

【4】八代:竹下景子、松山英太郎
【5】熊本:沢田雅美、加藤 嘉
【6】山鹿:上月 晃、中野誠也

【7】大分:宇津宮雅代、菅井きん
【8】小倉:丘みつ子、樋浦 勉
【9】福岡:岩井友見、牟田悌三

【10】隠岐:倉田保昭、牧 れい
【11】出雲:中村玉緒、吉沢京子
【12】松江:ジュディ・オング、志垣太郎

【13】鳥取:松坂慶子、有川 博
【14】津山:沢田亜矢子、浜田光夫
【15】倉敷:長門 勇、大山のぶ代

【16】高松:西村 晃、鮎川いずみ
【17】松山:大和田伸也、岩本多代
【18】高知:和泉雅子、倉丘伸太郎

【19】徳島:林 与一、磯野洋子
【20】和歌山:三ツ木清隆、結城しのぶ
【21】八尾:藤間 紫、和田浩治

【22】伊勢:野川由美子、川地民夫
【23】尾張:大友柳太朗、上村香子
【24】浜松:浅田美代子、松山英太郎

【25】金谷:岡田可愛、川辺久造
【26】甲府:ハナ 肇、藤 浩子
【27】箱根:遠藤真理子、遠藤太津朗

【28】鎌倉:地井武男、本阿弥周子
【29】木更津:佐野浅夫、香野百合子
【30】成田:十朱幸代、長谷川哲夫

【31】潮来:竹脇無我、島田正吾
【32】水戸:夏八木勲、上村香子



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