TBS「メヂカラ」

毎週木曜日よる10時54分放送

「＋1のチカラ」

プレイヤーとは違う目線でスポーツに向き合うマネージャー。このコーナーでは、『縁の下の力持ち』にとどまらず、選手と厚い絆で結ばれたマネージャーを紹介します。

「相談する勇気」学習院大学　馬術部　森琴惠さん

中学2年時、理科の課題で馬について取材したことから大の馬好きになったという学習院大学馬術部主将の森琴惠さん。人間同様、個性豊かな馬たちと関わりながら、「人間も動物もお互いに心を通わせるコミュニケーションがキー」と、馬術だけでないその奥深さに触れる毎日を過ごしている。「時には部活がハードに感じても、それ以上に楽しくて！」…仲間や馬たちと育む時間は、得るものが多く充足感をもたらしてくれているようです。

馬と話す

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やんちゃ、気位高い…性格が様々な馬たち。騎乗癖がつかないよう、特定の馬に限らず持ち回りで乗るので相性は論外。｢上から目線でも媚びるのでもなく、いかに信頼関係を持つかですね。それは毎朝の挨拶から始まります｣。言葉を超えた対話の醍醐味が競技に表れる。

頼るのも一歩前進

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｢周りに相談したか？｣…退部しますと言った時、先輩の一言。｢何でも自分で問題解決しようとしていたけど、相談してみたらあっさり解決して、あっそうか！と｣。今は何でも相談癖がつきすぎてしまったとか(笑)。主将になってからは、部員が相談しやすい場づくりも。

辛さも勝る楽しさ

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中高時代は陸上部。勘違いが元で入ったにも関わらず、気づけば部長まで務めた。「広い空の下を走っていると気持ちよくて、つい空を見ちゃって。『顎あげて走るな！』(陸上の鉄則)って先生によく怒られてました(苦笑)。｢辛い｣よりも｢楽しい｣アンテナが働く性質？！

愛する馬術部

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競技に出られる選手は数名だが、馬の体調管理から、選手へのアドバイスまで全員が競技者の意識で関わる。普段からのコミュニケーションは士気高揚に繋がっている。「皆が発言できる環境づくりを心掛けています。一人ひとりが活躍できて、馬術部員でよかったと皆が思える馬術部にしたいです！」

大切な仲間への応援メッセージ

（メッセージ）

（写真）

プロフィール
森琴惠さん

★入部のきっかけ：走ることと馬が好き。ならば馬術部しかないでしょう(笑)
★スポーツ歴：中・高時代は陸上部を満喫
★中高も、大学時代も部内満場一致の推薦で主将に。誰もが｢関わりやすい｣という人柄らしく、人に安心感を与えるおおらかさが、リーダーシップの源に感じられる。