演出・振付:熊川哲也 原振付:レフ・イワーノフ オリジナル台本:マリウス・プティパ 音楽:ピョートル・イリイチ・チャイコフスキー 舞台美術・衣裳デザイン:ヨランダ・ソナベンド/レズリー・トラヴァース 照明:足立 恒
2005年の初演以来、毎年クリスマス・シーズンの上演を継続し、バレエ観客の裾野を大きく広げてきた超人気作が『くるみ割り人形』。
この作品が新たな層をも魅了し、多くのリピーターを生んできたことには理由がある。
熊川が果てなきイマジネーションを駆使して作り上げたこのファンタジーは全編が驚くべき独創性にあふれ、どの『くるみ』とも異なる新鮮にして唯一無二の世界を堪能させてくれるのだ。
古典芸術が秘めた可能性を大胆に押し広げたこのプロダクションが実現した比類ない完成度は、まさにステージ界に一石を投じ続けてきた芸術監督・熊川の偉才の象徴。
10年ぶりの大劇場公演ではオーケストラの生演奏のもと、この名作が新たに生まれ変わる!