この差って何ですか?

毎週火曜よる7時

過去の放送内容

2019年7月2日

(1)「グレープ」と「グレープフルーツ」の差

(写真)

専門家:大崎秀樹(萬秀フルーツ)

「グレープフルーツ」と名付けられたのは…
「ぶどう」の房のように、1本の枝に、たくさんの実を付けるため
国産の「グレープフルーツ」の流通量は、0.1%〜1%。

◯国産の「グレープフルーツ」の流通量は、0.1%〜1%?
「グレープフルーツ」は、年間を通じて、温暖な気候で育つため、日本の気候に合わない。そのため、日本国内で流通している「グレープフルーツ」は、ほぼ100%が輸入モノ。国産は、0.1%〜1%の間、そのぐらい少ないとのこと。
今回は、日本で数少ない「グレープフルーツ」の生産を成功させた農家、愛知県・知多半島で、グレープフルーツ農家を営む 「萬秀フルーツ」でお話しを聞いた。

◯「ぶどう」とは全く見た目が違うのに、なぜ「グレープフルーツ」という名前?
「グレープフルーツ」は、18世紀頃に中南米にある小さな島国「バルバドス」でイギリス人が発見し、「ぶどう」の房のように、1本の枝に、たくさんの実を付ける事から、英語で「グレープフルーツ」と名付けられたと言われている!

(2)「ほとんどの魚は、生のモノがある」のに「タコは茹でたモノしかない」の差

(写真)

専門家:伊藤英樹(和食「紅れや」総料理長)

この差は…
「真ダコ」は皮が硬くて 食べられないか どうか
お店で出される「タコのお刺身」は、「ミズダコ」など、別の種類。

◯なぜ「タコ」は「茹でた状態」で売られているのか?
日本のスーパーに並んでいる「タコ」のほとんどは、「マダコ」という種類。「マダコ」は、「生の状態」ではなく、「茹でた状態」で売られている。
実は「生のマダコ」の皮が、非常に硬くて噛み切れないため、茹でた状態で売られている。

◯「タコ」の「お刺身」は?
主にお店で出されている「タコのお刺身」は、例えば、北海道の「ミズダコ」など、別の種類。「ミズダコ」は、水分が多く含まれていて、柔らかくて、皮も薄いので食べやすい。皮を取って食べるやり方もある。

(3)「お酒」にまつわる「昔の健康常識」と「今の健康常識」の差

(写真)

専門家:岡村信良(久野銀座クリニック 院長)

今の健康常識は…
◯「お酒を飲む前に牛乳を飲んでも、酔いにくくはならない」。
◯「ちゃんぽんをすると酔いやすくなるわけではなく、アルコールを取り過ぎてしまう」。
◯「しじみ汁はお酒と一緒に飲まないと効果はない」。
一番酔いやすい飲み方は「炭酸割」!

◯胃に膜ができるから「お酒を飲む前に牛乳を飲む」と酔いにくい?
胃に膜ができるから「お酒を飲む前に牛乳を飲む」と酔いにくいという、お酒にまつわる健康常識。実はこれ「昔の健康常識」で、今となっては、間違いだとわかった!
「今の健康常識」では、「お酒を飲む前に牛乳を飲んでも、酔いにくくはならない」と、変わっている!

◯なぜ「お酒を飲む前に牛乳を飲むと酔いにくい」と言われていたのか?
そもそも、昔は、「牛乳」を飲むことで、「胃」に膜が張られ、アルコールの吸収が遅くなり、酔いにくくなると言われていた。確かに、「牛乳」を飲むことで、「胃」に薄い膜ができることもあるが、最新の研究では、そのような「膜」は、すぐに剥がれてしまうと、分かっている!
しかも、アルコールのほとんどは、「胃」でなく、「腸」で吸収されるので、「胃」に膜ができたところで意味がない!


◯お酒は「ちゃんぽん」で飲むと酔いやすい?
お酒は「ちゃんぽん」で飲むと酔いやすいという、お酒にまつわる健康常識。実はこれ「昔の健康常識」で、今となっては、間違いだとわかった!
「今の健康常識」では、「ちゃんぽんをすると酔いやすくなるわけではなく、結局ちゃんぽんをすると、アルコールを取り過ぎてしまう」と、変わっている!

◯なぜ「お酒はちゃんぽんで飲むと酔いやすい」と言われていたのか?
確かに、体内で混じり合って化学反応を起こして、悪酔いするなどと言っている人がいるが、実はこれには全く根拠がない。
お酒を飲まれる方の多くは、例えば、ビールならジョッキ5杯とか、自分である程度、どれくらいようか目安を知っている。
つまり、ビールだけだと、自分は本来だったら、ビールは5杯までとか決めていた方でも、そこにワインを飲んだ、焼酎を飲んだなど足していっちゃうと、計算ができなくなっていって、目安が分からなくなり、結果的に酔って、飲みすぎてしまう。「ちゃんぽん」が悪いわけではなくて、自分の目安がわからなくなってしまうということ。
お酒をちゃんぽんで飲むと、酔いやすくなるが、それは、「複数の種類のお酒が体内で混ざる」ことが原因ではなく、「どの位、アルコールを飲んだか」が分かりづらくなり、普段より、多く飲んでしまうことが原因!

◯お酒は、どのように飲むかによって、酔い方が変わってくる?
実は、「水」や「炭酸水」などで、割って飲むことの多い「梅酒」や「焼酎」、「ウイスキー」などのお酒は、どのように飲むかによって、酔い方が変わってくる!

◯一番酔いやすいのは、どの飲み方とは?
「焼酎」や「梅酒」を飲む際に、どの飲み方が、「一番酔いやすい」か?「A 水割り」、「B 炭酸割り」、「C ロック」。全部アルコール濃度は一緒で、アルコール量は同じとして測る。
正解は、「B 炭酸割り」。

◯なぜ、「梅酒」や「焼酎」、「ウイスキー」などは、「炭酸割り」で飲むと、酔いやすくなる?
それでは、なぜ、「梅酒」や「焼酎」、「ウイスキー」などは、「炭酸割り」で飲むと、酔いやすくなるのか?
まず前提として、全て、アルコールの量が同じであることが基準。アルコールの量が同じ場合、「炭酸割り」が一番酔いやすいのは、炭酸に含まれる「二酸化炭素」に血管を刺激して拡張し、血流を良くする効果があるため、アルコールと一緒にとると、アルコールが脳へ到達するまで時間が早まり、酔いやすくなってしまう。


◯「二日酔い」の朝は「しじみ汁」を飲めばスッキリする?
「二日酔いの朝はしじみ汁を飲めばスッキリする」という、お酒にまつわる健康常識。実はこれ「昔の健康常識」で、今となっては、間違いだとわかった!
「今の健康常識」では、「しじみ汁はお酒と一緒に飲まないと効果はない」と、変わっている!

◯なぜ「二日酔い」になってしまうのか?
「アルコール」が体内に吸収されると、「肝臓」へと送られて、「アセトアルデヒド」という物質に分解される。実は、この「アセトアルデヒド」は、有害なので、「肝臓」は「アセトアルデヒド」をさらに分解し、害のない「酢酸」に変え、その「酢酸」が、血管に入り、体中をめぐっていく。
しかし、お酒を飲みすぎてしまった場合、「肝臓の代謝する能力」を超えてしまうと、「酢酸」への分解が間に合わなくなる。そのため、分解されない有害な「アセドアルデヒド」が、体をめぐり、「脳」にまわることによって、「頭痛」とか「吐き気」、「気持ち悪さ」といった、いわゆる「二日酔い」という状態になる!

◯なぜ、「二日酔い」の朝に「しじみ汁」を飲んでも効果が無いのか?
それでは、なぜ翌日、「二日酔い」になった朝に、「しじみ汁」を飲んでも効果がないかというと、「しじみ」に含まれている「オルニチン」が、「肝臓の機能」を高めて、「アセドアルデヒド」の分解を高めてくれる。ただ、もう「二日酔い」になっている時点で、飲んでもあまり意味がない!
「肝臓」で分解している最中に「しじみ」をとれば、ある程度分解の手助けをできるけど、血管をまわっているときに、「肝臓」の手助けをしたところで、もう遅いということ。

◯お酒と一緒に「二日酔い」を軽減してくれる食べ物とは?
実は、「居酒屋さん」で よく見るおつまみの中には、「しじみ汁」のように「お酒」を飲む時に一緒に食べると、「二日酔い」を軽減してくれる食べ物がある。
まず「玉子焼き」には、「二日酔い」を軽減する効果がある!「玉子」には、「Lシステイン」という成分が多く含まれていて、この「システイン」には、「アルコールを分解する酵素」を活性化する作用がある。「二日酔い」の根本的な原因の「アセトアルデヒド」を分解するという効果がある。
次に「枝豆」には、「二日酔い」を軽減する効果がある!「メチオニン」という成分がアルコールの分解を促進して、これは肝臓の負担を軽くして「二日酔い」を軽減することができる。
「焼きそば」には、「二日酔い」を軽減する効果がない。「焼きそば」は、基本的に「塩分」が多く「脱水状態」になりやすいので、あまりお勧めできない、強い効果はないといえる。
「唐揚げ」には、「二日酔い」を軽減する効果がある!「揚げ物」は、「脂分」を非常に多く含んでいるので、「腸」でなかなか吸収されず、「腸」に止まっている時間が長くなる。そのために、「お酒」を飲んでいる時に一緒に食べることで、アルコールの吸収スピードは遅くなる。
「チーズ」には、「二日酔い」を軽減する効果がない。「チーズ」は、食べ過ぎることによって、「チラミン」という「頭痛」を起こすようなものがある。
そのほかにも、アルコールを飲むときは、「キャベツ」や「ミックスナッツ」、「タコ」や「トマト」なども、アルコールの分解を助けてくれるので、是非お試し下さい!

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