この差って何ですか?

毎週火曜よる7時

過去の放送内容

2015年9月6日

(1)【差が生まれる境界線はどこだ?〜留守番電話サービスの料金編〜】この差って何?

取材先:docomo/au/Softbank
《条件》携帯電話の料金は、契約プランによって様々変わってしまうので、今回は「固定電話から各キャリアの携帯電話にかけて、留守番電話サービスになったとき、どのタイミングから料金が発生するのか」に限定して取材した。

用事があるからかけるのに、相手が留守番電話だったら…。
直接話ができないのに、料金が発生するかしないかの境界線があったら、これは注目せずにはいられない!!というわけで、携帯各社に確認してみた!
料金が発生するかしないか、「差」が生まれる境界線の結果は以下のとおり!!

docomoの場合 … 「留守番電話に接続します。/(→ここから料金発生!)
発信音の後にメッセージを録音してください。録音後終了するには1を、メッセージを確認・変更するには♯を押してください。(ピー)」

auの場合 … 「お留守番サービスに接続します。/(→ここから料金発生!)
合図の音がしましたら、3分以内で伝言をどうぞ。(ピー)」

Softbankの場合 …/(→ここから料金発生!)「ただ今電話に出ることができません。
ピーという発信音の後にお名前とご用件をお話ください。(ピー)」


docomoとauの場合、留守番電話サービスにつながることを宣言した後に、料金が発生。
一方、softbankは、自動音声そのものが携帯電話の持ち主本人にかわったかのような内容で、音声のどあたまから料金が発生。

一見するとsoftbankの料金発生タイミングだけ早いようにも取れるが、料金が発生してから実際に伝言を吹き込めるまでの時間が一番長いのがdocomo・・・
というわけで、スタジオでも喧々囂々の盛り上がり。
結論、留守番電話のサービスだけでキャリアを決める人もいないと思われるが、知っていると知らないとでは「差」がつく境界線だった!

(2)【差が生まれる境界線はどこだ?〜富士山はどこからが富士山?編〜】この差って何?

専門家:小林政能(日本地図センター主幹研究員)
差が生まれる境界線は…富士山の溶岩流や土石流が流れた範囲

大原則として、山と地面の境界線を明確にする定義はないが…地質学的に富士山に境界線をつけた場合、「溶岩流や土石流の流れ出た範囲」を富士山といえる。
とすると…富士山から約30キロ離れた山梨県の大月市猿橋町あたりが、溶岩流が流れ着いた最北端とされていて、ここも富士山!さらに、休日に家族連れなどで賑わう、御殿場のアウトレットパークなども、実は富士山、ということになる!!

(3)【差が生まれる境界線はどこだ?〜「草」と「木」編〜】この差って何?

専門家:左巻建男(法政大学教授・理科の探検誌編集長)
この差は…年輪があるかどうか

生物学上、植物には大きく分けて年輪ができる「木本(もくほん)」と年輪ができない「草本(そうほん)」に分けることができる。と、この考え方でいくと…「クローバー」「パイナップル」「ひまわり」「とうもろこし」「バナナ」「いちょう」のどこかに「草」と「木」の境界線ができるのだが。
皆さんはお分かりだろうか?
正解は、「バナナ」と「いちょう」の間。つまり、「バナナ」まではすべて「草」で、「いちょう」だけが「木」というわけ。さらに以外なところでは、北海道の大地を紫にそめる花、「ラベンダー」。草のように見えるが実は「木」。根元の部分を良く見ると立派な幹があり、内部には年輪があるのだ。
そして面白いのが竹。竹は専門家の間でも「木本」とも「草本」とも説が分かれていて、現状は分類不可。奥深い植物の世界だ。
(※専門家の先生によって、年輪の有無を「木本」と「草本」の分類基準としない場合もあり、年輪は諸説あるなかの一説)

(4)「主婦が作る親子丼」と「プロが作る親子丼」
「主婦が作るカツ丼」と「プロが作るカツ丼」
「主婦が作る牛丼」と「プロが作る牛丼」

主婦代表 丸山悠美
スペシャリスト:1760年創業 山田耕之亮 鳥料理店「玉ひで」

この差は...
親子丼のご飯の炊き方の差
親子丼の鶏肉の下ごしらえの差
煮込み方の差

親子丼のご飯は、普通、米を炊く水の分量は、3号ピッタリに水を入れますが、プロは、水の分量は1割減らして炊くと卵丼の知るがしみこみ、より美味しくなる。
普通はそのまま炊いてしまうのですが、プロはお米が入ったお釜にラップをし、30分冷蔵庫に入れてから炊く。
お米を冷やしておくと旨み成分のアミノ酸が増えて美味しいご飯ができる。

鶏肉の下ごしらえは、普通、買ってきた鶏肉を一口サイズにカットし、割り下は、丼鍋の中に昆布だし、みりん、醤油を入れて火にかけ、煮立ったら玉ねぎ、鶏肉を入れて火を通しますが、
プロは、鶏肉の塊の皮は取り除きます。非常に脂が多く、卵に脂の味がうつってしまうので取り除きます。鶏肉を一口サイズにカットし、普通のお鍋にみりん、醤油、昆布だしで割り下を作り、煮て、別の容器にうつし、鶏肉に下味をつけることにより鶏肉にしっかり味をつけます。
さらに、普通の鍋に下味をつけた鶏肉と割り下を入れもも肉を煮る。親子丼の場合は鍋が浅いので火が通っているのがわかりにくいので鍋でしっかり煮ます。

煮込み方は、普通は卵を冷蔵庫から出し、器の中でしっかりとかき混ぜ、鶏肉と玉ねぎが入った丼鍋に卵を入れ4分程煮込みますが、プロは、卵は2時間前に出し、常温に戻します。卵は、冷たいと非常に火が通りにくいのと加熱時間が長くかかるのでお肉が硬くなるため出しておきます。出しておくと過熱時間が短く、ふんわりします。煮込んだ玉ねぎと、鳥肉に卵を流し込みますが、3/4の料を先に流し込みます。丼にご飯をのせ、親子丼をのせたら、1/4残した卵をかけフタで蒸らしたら完成

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主婦代表 丸山悠美
スペシャリスト:都澤芳次郎 昭和2年創業 トンカツ専門店「銀座 梅林」

この差は...
カツ丼の豚肉の揚げ方の差
カツ丼の煮込み方の差

カツ丼は、まず豚肉に下味をつけ、小麦粉、卵、パン粉の順番につけ揚げますが、プロは豚肉にカツ丼のタレが濃いので下味はつけず、衣をつけ、170℃で揚げ2分ほど揚げたところであげます。
キツネ色まで揚げたものをタレで煮込むとお肉が硬くなってしまうからです。

煮込むときは、普通、みりん・醤油・カツオダシ・上白糖を加え、割り下を作り玉ねぎ・トンカツを入れ、卵をしっかりまぜかけます。プロは、みりん・醤油・三温糖を入れます。三温糖は普通の上白糖より甘味があり、カツ丼のタレに合うからです。普通は、トンカツにかつおダシを入れますが、実は相性が悪く入れてはいけません。とんかつの旨味が消えてしまいます。丼鍋に玉ネギ、トンカツを入れ、その上に割り下をかけます。鍋にフタをして水分が飛んで味が濃くならないようにします。卵は黄身を潰す程度で卵のふわふわ感を出すためにあえてかき混ぜません。卵をかけ、30秒程、煮込んだら出来上がり。

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主婦代表 丸山悠美
スペシャリスト:庄田健治 肉めし 岡むら屋

この差は...
牛丼の割り下の作り方の差
牛丼の具材の煮込み方の差

牛丼の割り下は、鍋に醤油・みりん・砂糖を入れて温め、ショウガを入れます。
ショウガは牛肉の生臭さを消し、割り下にコクを出すために赤味噌を入れます。
玉ネギを割り下に入れ10分煮込みますが、3分1を残すのは、玉ねぎのシャキシャキ感を出すため。
10分後、残しておいた玉ねぎを入れる。
牛肉は、30分程おいておき常温に戻し、加熱時間を短くする。
お肉は1枚ずつ広げて15秒ほどしゃぶしゃぶして(ピンク色)を残しご飯にのせ、時間差で煮込んだ割り下をかけて完成。
一緒に煮込んでしまうとお肉が硬くなり、肉本来の旨味や甘味が抜けてしまうからです。

(5)【平成元年と、平成27年の差〜卓球編】この差って何?

専門家:沼田一十三(日本卓球株式会社)

生まれたのは、卓球台の色の差
平成元年の頃は卓球台が暗い緑色だったが、現在は青色になっている!
理由は…タモリが「暗い」と言ったから!?
1980年代後半、「笑っていいとも!」のテレフォンショッキングに、織田哲郎が出演。そのトークの中で織田が学生時代卓球をしていたという話しに対し、タモリが「卓球は根暗だよね」と発言。その翌年卓球部に入部する学生が激減したことから、卓球関係者の間でこれが問題視され、少しでも卓球のイメージチェンジを明るくしようと、卓球台の色を青に変更。そして、この日本発祥の青い卓球台はオリンピックなどの国際大会でも使用されるようになった。

生まれたのは、卓球の球の大きさの差
平成元年は直径38ミリだったが、現在は40ミリになっている!
理由は…ラリーを少しでも長く続けることで、観客がより楽しめるようにした。
球を大きくすることで空気抵抗が大きくなり、スピードがおち、ラリーが続きやすくなっている。

生まれたのは、卓球の球の素材の差
平成元年はセルロイド製だったが、現在はプラスチック製になっている!
理由は…セルロイドは自然発火する恐れがあることから飛行機での運搬ができず、輸出入の際はすべて船便での運搬になっていた。そのためセルロイド以外の球の開発はかなり前から行われていたが、選手が納得できるレベルのものが誕生したのが平成26年。ようやくプラスチック製に統一される形になった。

(6)【平成元年と、平成27年の差〜交番編】この差って何?

専門家:小川泰平(元神奈川県警)

生まれたのは、呼び名の差
平成元年の頃は「派出所」だったが、現在は「交番」!

この差が生まれたのは平成6年。
もともと明治7年に「警察官が交代で番をするところ」という意味の「交番所」が設置され、人々は「交番」と呼んでいた。それが明治14年に「警察署から警官を派遣するところ」という意味の「派出所」に名前を変更。しかし、人々は親しみのある「交番」という呼び名を使い続けたのと、海外に日本の「派出所システム」を紹介した際、「KOBAN」として広まったため、結局、日本でも「交番」に変更。今に至る。ちなみに、人気漫画シリーズの「こちら亀有派出所前」のなかでも、「派出所」から「交番」に変わるということがネタとして扱われている。

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