陳国公主の墓には、棺台の上に公主とその夫である蕭紹矩(しょうしょうく)が並んで葬られていた。
ともに体は銀糸で編んだ網を纏い、頭には冠を戴き、顔には金の仮面が被せられ、腰に様々な飾りを付けた帯をまわし、足には銀製長靴が履かされていた。