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菌類市民権向上委員会

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2008/12/17

裏話:もう一つの「もやしもん劇場」(1)

12/9-10に続きまして、今度は、ボツになった「もやしもん劇場」の原案です。ここでは、「もやしもん劇場」が「コウジカビ」と「アオカビ」の中間に位置していることを意識して、つくってあります。

【シーン1】オリゼー登場
オ:やあ皆さん、ここがだいたい半分ってところです。菌たちのいろんな姿を見てくれたかな。さて、突然ですが、クイズです。もやしもんのもやしって何か分かる?

【シーン2】燃えさかる火
真ん中に字幕 「燃やし」。そして、画面に大きな×が出る。

オ:じゃなくて・・・

【シーン3】野菜のもやし
真ん中に字幕 「もやし」。そして、画面に大きな×が出る。

オ:でもなくて・・・

【シーン4】画面真ん中に字幕「種麹」。
オ:正解は、たねこうじ、つまり、麹を作るための麹です。展示してあるから見てね。むかし、米こうじのことをよねのもやし、って言ったんだって。それが語源らしいよ

種麹の実物が写る

オ:よく、ぼくのことを「もやしもん」だと勘違いしている人がいますが、ぼくはアスペルギスル・オリゼーです。ぼくたちこそ、もやしをつくる主人公です。

オリゼーから「酵素」と書いた丸印が出る。米粒が分解して糖ができる。

オ:もやしをお米にまいて、こうじを作ります。こうじの中には、ぼくたちが出す酵素がたまっていて、お米のデンプンを分解して糖にします。

【シーン5】セレビシエ登場。
オ:できた糖を分解するのが・・・

セ:ぼくたち セレビシエ。そして、アルコールをつくります。

オ:ゲ、また出たな。

ごはんを食べている人の口元。「かむ」→「かむす」→「かもす」字幕

セ:こうしてできるのがお酒。昔は唾液の酵素でお酒をつくったんだって。「噛む」、「噛むす」と変化して「かもす」という言葉が生まれたんだ。

(つづく・・・)



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