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枕崎 由多加(まくらざき ゆたか)

小松 和重

俊平の勤める出版社「エッグプラント」の社長で、俊平のよき理解者。子育てと仕事の両立に奮闘する俊平のことを常に気にかけている。生前のみどりと俊平のことをよく知っていて、「みどりの絵本をたくさんの人に読んでもらいたい」という俊平の想いを誰よりも理解し、応援している。みどりの才能には一目置いていて、俊平への同情心からではなく、何とかしてみどりの絵本を売りたいと思っている。