新人座談会 #1
キャリア入社組が、TBSの魅力を語る。
高橋真由
キャリア座談会のインタビュアーを務めさせていただく新卒の高橋です。よろしくお願いします。まず、自己紹介をお願いします。
野田克樹
野田克樹と申します。デザインセンターのデザインマネジメント部に所属しています。一応デザイナーですが、やっていくこととしては、おそらくソフトウェアやWeb サイト、アプリケーションのデザインや、UX デザインが一番の得意分野で、顧客中心のモノづくりの文化をTBSに浸透させる人というふうに捉えてます。
藤原倫太郎
藤原倫太郎と申します。編成本部のDXビジネス局 DX 営業部というところに所属しています。主務はTVerの広告のセールスの設計をして実際にセールスしに行くことです。
member
藤原 倫太郎
Rintaro Fujiwara
DXビジネス局所属。前職ではインターネットテレビの立ち上げで活躍。
野田 克樹
Katsuki Noda
デザインセンター所属。前職はベンチャー企業でのデザイナーとして活躍。
インタビュアー:
高橋真由
Mayu Takahashi
ドラマ志望の新入社員。ジャズとジャーナリズムに打ち込んできたマイペースガール!
新卒を代表して、キャリア採用にインタビューします!
01ぶっちゃけ「テレビはヤバい」?
TBSテレビ転職の決め手は!
高橋真由
ありがとうございます。ということで早速質問なんですが、TBSテレビに転職をした理由をお聞きしたいです。
藤原倫太郎
理由は二つありまして、一つは大きなコンテンツビジネスのチャレンジをしたいっていうこと、もう一つはTVerとParaviの配信サービスの立ちあげ期なので、今しかないと思って入りました。
高橋真由
なるほど。
藤原倫太郎
例えば、世の中100人の人に「ドラゴン桜2」「リコカツ」「着飾る恋には理由があって」この三つを知っていますかって聞くと、おそらく半数ぐらいの人はどれか一つは知っていますと答えてくれるはず。なので、テレビが与える影響はコンテンツという意味ではまだまだ大きいと考え、ビジネスチャンスとしてもチャレンジできる環境だと思って入りました。
野田克樹
僕も結構似ています。『自分が所属している会社・コミュニティ選び』に対しては、その変化の加速度をとても重要視しています。例えば急速に伸びているベンチャー企業や沈みゆく会社の V 字回復って、グラフでいうと加速度が一番大きい瞬間なんです。そこが一番自分がバリューが発揮できそうな環境だと思っていることが理由の一つにあります。
高橋真由
そうなんですね!
野田克樹
また、僕はデザイナーなので、モノを作るとか、プロダクト事業を作ってるときが一番楽しいんです。前職は自分たちは何も持たずにリソースとスキルを支援する会社だったのですが、そうではなく、ビジネスやコンテンツのオーナーに自分がなれるような会社に行きたいと思ったことも理由の1つです。
高橋真由
それ以外にもあるんですか?
野田克樹
他には、内定を取るまでにTBSの財務諸表を読んで、TBSがテレビ以外の新しい事業にも投資していることがわかったことや、あとは広告代理店ではなく、自社のデザインセンター主導でロゴが変わったことですかね。
高橋真由
なるほど。
野田克樹
なおかつ、僕はデザインセンター初の中途採用なんです。その1人目であることにこだわった方がいいと思うんです。会社が変わろうとしているタイミングかつデザイナーが価値を発揮しようとしているタイミングで、デザインセンター初の中途採用みたいなのが全部重なったら、もう今しかないと思って飛び込んだって感じです。
高橋真由
すごい。ここだと思った時期があったんですね。ではそれを思い始めた時期を教えてください。モヤモヤっと転職したいなみたいな思いがあったのか、その情報が飛び込んできたときに行くぞってなったのかが気になります。
藤原倫太郎
僕は後者でしたね。ずっと転職できるように、スキルを常に持っておく方という、ある種生意気な発想を持って生きてきたので、それが今だという感じでした。転職したいってずっと思ってるっていう感じはないです。野田くんはどうですか。
野田克樹
僕もほぼ一緒ですね。もともと転職する気が1ミリもなかったので、前の会社に骨を埋めるつもりでしたが、自分がマネジメントレイヤーに上がり、あんまり手を動かす手触り感のある仕事ができなくなってきたんです。
高橋真由
そうなんですか!
野田克樹
ちょうど1年ぐらい前からもう一度手触り感ある仕事をしたいなとモヤモヤ思い始めた段階で、そういうポジションがあるとたまたま紹介してもらって、とりあえず受けてみようかなと思いました。別に僕は転職したいという意向は全くなかったので、TBSテレビ しか受けてないです。
高橋真由
そうなんですね。そういう形で転職活動されたんですね。
野田克樹
もはや転職活動という感じではないですね。(笑)
藤原倫太郎
一緒、一緒。(笑)
高橋真由
なるほど。だからこそやりたいことがはっきりしているんですね。では、そうするとどうやって情報を集めてきたんですか。世間で右肩下がりと言われるテレビ局への転職に不安はなかったですか。
藤原倫太郎
環境的には前の仕事に近いところもあったので、入る前の不安はそんなになかったですね。『テレビは衰退産業だ』と業界の人たちはよく言うんだけど、いやいやちょっと待ってくれと。自分たちが作ってることをちゃんと信じられる環境だし、それを信じて作ってる人たちがいっぱい居て、それを何十年もやってる会社なので、そこには価値があるはずと信じて入ったので不安はなかったです。
野田克樹
僕もほぼ一緒ですね。ベンチャー企業ではできないような日本へのインパクトを与えたくて入社しました。
02ズバリ!入社前後の印象の変化を忖度抜きで!
高橋真由
次に前職のときに抱いていたTBSテレビの印象と、入ってみてからの TBSテレビの 印象をお聞きかせください。
野田克樹
僕は2年前ぐらいに一緒に働いたことがあったのですが、良くも悪くも、自主自立が重んじられてる組織の強いカルチャーがあるというか、ある程度ボトムアップで個人がやれる環境なんだなっていうのを感じてますね。なのでこれから、どんどん下から、いろいろやっちゃおうかなって思ってます。
高橋真由
社長の卓さんがチャレンジを大事にと言っていましたが、その風土があるということですかね。
野田克樹
そうですね。番組の制作現場など部署によって違うと思いますが、よく言うと何かに挑戦しようとしている人の背中を押してくれるし、逆に自ら手を挙げないと放置されますね。
藤原倫太郎
僕も前後の印象の変化は特にないです。感じていることは2つあって、一つは全員一生職人ということです。これは番組制作や技術のみを指しているわけではなく、細部までこだわって仕事をする人が多いという印象です。
高橋真由
もう一つは?
藤原倫太郎
もう一つはさっきの野田君の発言に近いのですが、僕も『いろいろできるし、任せます。』ということを言われて入社したんですよ。これも変わらず感じていることです。ただ一方でかなりしっかりと自ら手を挙げないと、駄目っていうところは、自分の肝にも命じている部分だったりします。
03キャリア採用が語るTBSテレビでの今後の「野望」!
高橋真由
ではお二人とも入社前に抱いていた印象とは大きく変わらずという感じですね。では、最後にTBSテレビで、今後どんなことをしていきたいかを改めてお教えいただけたらと思います。
藤原倫太郎
TBSが先日発表したVISION 2030が壮大なので、あれに責任を持って、どこまでやれるかが大事かなと前提を持っています。僕個人としては、その中で打ち出されたEDGEに当てはまることをしっかりとやっていきたいなと思っています。
高橋真由
いいですね!
藤原倫太郎
スキルはまだ足りない部分もありますし、会社にまだ入ったばっかりなので、そこまでこれを頑張りたいですっていうのが明確にあるわけではないですが、社の推進する指針をしっかりとまずは実現するということで10年後に向けて頑張りたいなと思ってます。
高橋真由
はい、ありがとうございます。野田さんお願いします。
野田克樹
僕はポジションはあるけど、仕事内容はないという状態で採用されているんです。自分で研修を聞いた結果、何をやるかを考えてくださいと言われていて、その採用の仕方めちゃくちゃ面白いなと入社を決意したっていうのも半分ぐらいあります。
高橋真由
そうなんですね!
野田克樹
今まで研修を聞いていて思うのは、もっと中も外もデジタル化できる部分があるということです。どんなプロダクト出すかもそうだし、中の業務自体が、テレビの制作現場とかもしかしたらそうかもしれないけどどれだけデジタル化できるかの余地がある気がするんです。外に何を出していくかっていうところで言うと、テレビ局っていうのからもう脱却したコンテンツを中心とした企業、ちゃんとお客さんに価値を届けられるコンテンツ企業に生まれ変わるみたいなのが大事かなって思ってるんでそれをやりたいなと思ってます。
藤原倫太郎
今の話を聞いていて、僕はたまに総合メディアビジネス企業にしたいという言葉を使ってます。今まではメディア企業だったんだけど、総合という言葉とビジネスという言葉をつけることがややこしくて長くなるけど、自分的にはしっくりきてるかも。
高橋真由
そうですね。研修を受けたばかりの新卒社員でも総合メディアビジネス企業でコンテンツを大切な軸にしていきたいというのは思っているところだと思います。
04キャリア採用からTBSテレビが気になるあなたへ。これだけは伝えておきたいこと!
高橋真由
今後、TBSテレビ を受けようと思ってる人に一言言いたいことありますか。
野田克樹
そうですね。実は僕テレビ見ないんですよ。ドラマをちょっと見るくらいですね。だから、今後は、テレビ見る見ないという軸ではなくて、心揺さぶるコンテンツを届けたいかどうかという軸で入るべき企業に変わってくると思ってます。なので、自分は対象じゃないかもって思ってる人にも、今変わろうとしてるから、チャンスだよと言っておきたいと思いました。
高橋真由
おおーありがとうございます。
藤原倫太郎
テレビ業界は斜陽産業でチャンスがないと思っている人が多いですが、まだまだ可能性があると思います。だから、そのチャンスに気付いた人にはぜひ来てほしいです。一緒に作りましょう。まだ入ったばかりでお前が何を言ってんるんだという感じですが…(笑)
高橋真由
チャンスは意外とありますよということですね。ありがとうございました。
藤原倫太郎
意外というか、めちゃくちゃありますよ。
野田克樹
そうですよ~!