あらすじ

第4話の振り返り

(写真)

1943年4月、戦争が激化する中、家族がアメリカで信用を得られるようにと、一郎(草彅剛)しのぶ(仲間由紀恵)次郎(松山ケンイチ)はアメリカが提示した“忠誠登録”に「イエス」と書いて提出する。
それから2ヵ月後のある日、アメリカとの交渉役を務めている山岸登(大泉洋)が平松家を訪ね、一郎のアメリカ陸軍への入隊が決まったことを報告する。それを聞いたとも(泉ピン子)は、何かの間違いじゃないかと山岸に詰め寄るが、一郎が軍隊に入ることは家族の無駄にはならないと言い残して平松家を後にする。
 忠誠登録にイエスと書いた一郎に怒っていたともが、一郎の本心を知り納得をした時、同じ小屋で一緒に生活を送っている太助(笹野高史)の怒鳴り声が聞こえてくる。太助の息子・弘(中尾明慶)も親に黙って忠誠登録にイエスと書いており、軍隊に入ることになったのだった…。

一郎の入隊まであと5日と迫ったとき、次郎が一郎に話があると呼び出す。そして、「兄貴のために日本も家族も捨て、アメリカに残ったしのぶさんの気持ちに応えるべきだ」と、次郎は一郎にしのぶとの結婚を迫る。だが一郎は、「愛しているからこそ、結婚はできない」と、涙を流しながら自分の気持ちを話すのだった。
しかし、しのぶに会い、無事に帰って来るのを待っていると言われた一郎は、思わず妻になってほしいとプロポーズをする。入隊の日が迫る中、普段着での質素な結婚式が執り行われた。ほどなく一郎は入隊し、3ヵ月間の厳しい訓練を受けることに…。
一郎が収容所を後にしてからしばらく、忠誠登録にノーと書いた太助は危険分子と判断され、他の収容所に移る命令が下される。そして、長吉と一緒にアメリカへ渡った野中一馬(市川右近)も、家族と一緒に日本へ引き揚げていった…。
そんなある日、畑仕事をしている次郎の前に、FBIに連行されていた長吉(中井貴一)が現れる。一郎がアメリカに忠誠を近い軍隊に入ったことで、長吉に情状酌量の措置がとられたのだ。平松家に戻った長吉は、一郎としのぶが結婚したことを聞かされ驚き、しのぶの決心に心から礼を言う。

その数日後、厳しい戦闘訓練を受けていた一郎が突然、収容所に帰ってきた。戦線に送り込まれる前の10日間、休暇をもらえたのだ。帰ってきた一郎の姿に、驚く平松家の面々。長吉と今後のことを話しておきたいと言う一郎に対し、長吉とともは、しのぶとの時間を精一杯大事にしろと新婚旅行へ出かけることを勧める。しのぶが希望した新婚旅行先のシアトルに着き、しのぶが通ったという思い出のレストランや名門ホテルを回るが、排日感情の強い市民に酷い扱いをされる。軍服を着ていても何の効力も無いと焦燥感に苛まれる一郎だったが、なんとか宿泊できるホテルがみつかり、しのぶと束の間の幸福に満ちた時間を過ごした。
その後、マンザナー収容所へ戻った一郎は、日系二世だけで編成された四四二戦闘連隊の一員として更なる訓練を受け、ヨーロッパ戦線へ送り込まれることになる。

一郎のいない収容所での生活を送る平松家のある日、しのぶが懐妊していることがわかる。跡継ぎができたことに喜ぶ長吉、とも、次郎。その翌年の5月には、ついに収容所内で産声が上がる。平松家に生まれた新しい命は「ケン大和平松」と名付けられた。一郎はその吉報を、戦火で廃墟になっているイタリアのナポリで受け取っていた。一郎が所属する四四二戦闘連隊が、熾烈を極めるヨーロッパ戦線へ送り込まれる途中のことだった。その後、四四二戦闘連隊に特別任務が下される。それは、ドイツ軍に包囲され孤立している、アメリカ陸軍の象徴といわれるテキサス大隊の救出作戦だった。この作戦で四四二戦闘連隊は大きな犠牲を払いながらも、任務を成功させる。だが、その数日後、平松家に一郎の戦死を知らせる電報が届く。一郎は戦友をかばって、銃弾に倒れたのだった。
その翌年、アメリカは日本本土への攻撃を強め、東京大空襲や沖縄上陸作戦を展開、そして広島には新型爆弾が投下された……。

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