あらすじ

月曜ミステリーシアター『隠蔽捜査』2014年1月13日スタート、毎週月曜よる8時放送!
第3話
2014.01.27 onair


降格人事を受け、大森北署の署長となった竜崎(杉本哲太)は、家族と共に新たな官舎での暮らしをスタートさせた。
毎日、大森北署警務課長・斎藤(八十田勇一)の持ち込む捺印書類の多さに辟易する竜崎は、さっそく警察庁へと業務の改善案を提出しに足を運ぶ。
そこで竜崎は、偶然にも同期の伊丹(古田新太)警視庁刑事部部長と上條(生瀬勝久)警察庁長官官房総括審議官に出くわし、事件発生の知らせを受けた。
高輪南署管内で、発生した強盗事件の犯人3名が、大森方面へ逃走中、そのルートから大森北署でも緊急配備(=緊配)することに。竜崎にとっては新天地での初陣となる大事件だ。
大森北署では副署長の貝沼(松澤一之)と警務課長の斎藤が、全ての手配を既に整えていたが、竜崎が配置図で確認すると、目黒、世田谷方面に配備が無いことに気付き、追加配備を命じた。
この竜崎の命令は、休みの人員をも借り出さなければいけない状況で、署は人繰りで右往左往していた。
そんな折、管内のとあるスナック「磯菊」でケンカの通報が入る。竜崎は小さな事件でも無視はできないと、別の人員を行かせるよう指示を出すが、人手が足りないと現場から反対され、仕方なく緊配が解けた後、確認に行かせることとなった。

しばらくして、碑文谷西署管内で犯人2名の身柄が確保された。残りの1名は車以外で逃走、各署に出されていた緊配は解かれた。
だが、ここからが問題だった。
犯人は竜崎が予想した通り、目黒、世田谷方向へと向かい緊急配備をすり抜けていたこと、何より本庁の捜査員が身柄を確保したという事実。竜崎が追加指示した、方面の緊配は間に合っていなかったのだ。
竜崎は平伏する斎藤警務課長に「犯人が捕まって緊配は解けた、それのどこが問題なんだ」と問うが、貝沼副署長は大きなペナルティを覚悟しなければならないという。
案の定、大森北署を統括する警視庁第二方面本部の野間崎管理官(古舘寛治)が、メンツを潰されたと竜崎のもとへ怒鳴り込んできた。怒り心頭の野間崎を前に、まるで取り合おうとしない竜崎に、ますます激怒する野間崎。
一方、ケンカ騒ぎの通報があったスナック「磯菊」で、逃げた強盗犯人が店主とその妻を人質に捕って立て篭もり、発砲したとの知らせが飛び込んできた。逮捕された仲間の供述によると、犯人の銃には10発以上の弾丸が残されていると判明。
事の重大さに刑事部長の伊丹は、捜査一課特殊班(SIT)を急行させ、陣頭指揮を執るために大森北署へと急行する。指揮者が2人になっては無駄だと、竜崎は最前線の事件現場へと詰めることになるのだが、このとき妻・冴子(鈴木砂羽)が病院へと運ばれたと娘の美紀(三倉茉奈)から連絡が入る。
警察庁で事の成り行きをうかがっていた上條長官官房総括審議官が下す、厄介の火種。
次々と竜崎を襲う事件と所轄での弊害と今までと違う署長という立場、そして妻の病。
だが、これが更なる難事件へと発展してしまうことを、このときの竜崎は知る由もなかった。
果たしてその難事件とはいかに!?

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