報道特集では、終戦前後に現在の北朝鮮で亡くなり、残されたままとなっている日本人遺骨の問題を取り上げてきた。
3月には、軍事的に重要な地域に多数の遺骨が眠っていることを突き止めて放送すると共に、北朝鮮側に現地取材の許可を求めてきた。6月、現地取材の許可が出て、周辺に軍事施設や各施設などが点在するホウケンという町を訪ねた。現地には当時埋められたままと見られる土饅頭が存在していた。
そして、満州からこのホウケンに避難してきた日本人の中に、戦前の人気漫画「タンク・タンクロー」の作者が含まれていた。