福島第一原発の事故発生から一ヶ月以上たった今も、終息までの道筋さえ描けない。避難した住民の中には自分の生活を守るために危険を承知で帰宅する人や、安全だといわれ続けたにもかかわらず、これから避難を迫られる人たちもいる。そんな実情を日下部キャスターが取材した。
一方、今回の事故で「原発安全神話」は崩壊したが、この原発について学校では何をどう教えてきたのだろうか。現場の声、教科書検定、副読本などを振り返りながら、改めて金平キャスターが文部科学大臣に聞いた。
更に大津波に襲われた被災地の復興を考えた時、注目を集めているのが高所移転という選択肢だ。その高所移転はどんな条件で実現しうるのか、岩手・大船渡、北海道・奥尻島、三重・大紀町を取材した。