コペンハーゲンで開かれている気候変動に関する国際会議、COP15がヤマ場を迎えている。鳩山首相が国際公約したCO2の25％排出削減目標の達成には、劇的な技術革新が必要になると見られているが、その可能性を秘めたエネルギー源の一つが水素だ。今回、将来を見据えて進む「水素自動車」の開発現場に、初めてカメラの立ち入りが許された。様々な実証実験の過程から見えてきた水素自動車の可能性と今後の課題を追った。