2018年12月30日(日)午前11:00から

報道の日2018 世界が激変した30年 ~平成のアメリカと日本

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みどころ

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「報道の日2018」8回目となる今年のテーマは「アメリカ1強」が「平成の30年間」で何を生んできたのか?

昭和に別れを告げた平成元年・1989年は、世界が大きく動いた年だった。ベルリンの壁が崩壊し、マルタ会談で米ソの冷戦が終結。“アメリカ1強体制”が生まれたのが、まさに平成元年。その後、湾岸戦争やイラク戦争、頻発するテロ、貿易戦争などで苦しんできた日本経済…。しかし今、盤石だった“アメリカ1強”はトランプ大統領の誕生でほころびが生じ、日本は大きな時代の転換点を迎えている。

番組では、「平成史の背骨」である日米の関わりを検証する。当時のニュース映像はもちろん、キーパーソンによる証言、新たな取材により見えてきた事実も交え、2019年以降の指針、未来への萌芽を探っていく。

関口宏 雨宮塔子

内容

番組は「米ソ・冷戦終結」となった平成元年(1989年)12月のマルタ会談からスタートし“アメリカ1強”の時代を検証。以降、アメリカが世界に与えた影響は?そして日本はアメリカにどう向き合ってきたのか?

平成4年(1992年)小さな町に大統領が来た!

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来日したブッシュ大統領が、大阪・京都を経由して次に向かった先は、奈良にある地方都市、橿原市だった。この町にはアメリカの大手量販店が進出。オープン前日、お祭り騒ぎの聴衆を前に、大統領が訴えたこととは?


平成5年(1993年)細川連立内閣とアメリカ

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自民党の一党支配が崩壊、細川護煕氏を首相とする7党1会派の連立内閣が誕生した。“貿易摩擦”解消を求めるアメリカに「No」と言い続けた細川首相。3度目の首脳会談で、日米はついに決裂。「曖昧な妥協はしない」細川氏がカメラの前で証言した。


平成6年(1994年)アメリカの“要望”で日本はどう変わった?

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日本の規制緩和を求めるアメリカ…ウイスキーの値下げ、高速道路でのバイク2人乗り解禁などアメリカの“要望”が、日本のなかで次々と実現していく。“要望”をまとめたキーマンを直撃した。


平成15年(2003年)イラク戦争“開戦”直前

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「イラクに大量破壊兵器はあるのか?」国際社会の疑念をよそに、アメリカは戦争へと突っ走る。開戦まで、あと48時間…そのとき日本政府のもとに“ある国”から非公式の連絡が入る。イラク戦争・開戦直前、日本はどう動いたのか?当時の政府高官が、緊迫した外交のウラ側を語った。


平成21年(2009年)アメリカに“逆らった”首相

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「最低でも県外」沖縄の米軍普天間基地移設をめぐり、衝撃の発言をした民主党・鳩山代表。その後の総選挙で勝利し、政権の座を勝ち取った。“脱アメリカ”を掲げるも、基地問題は一向に進まない。オバマ大統領との会食の席で飛び出した「トラスト・ミー」発言。その真相を、鳩山元首相自らが明かした。


平成23年(2011年)トモダチ作戦

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東日本大震災。自衛隊と米軍は、被災地での救助活動などで初の共同作戦を行った。孤立した宮城県・南三陸町の高齢者施設に米軍ヘリコプターからひとりの女性兵士が降り立った。日本人の母を持ち、日本語が堪能な彼女が見た被災地の現実と日本人の心とは?


平成28年(2016年)オバマ大統領 広島訪問

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アメリカのオバマ大統領が、初めて被爆地・広島を訪問した。大統領の歴史的訪問を実現するには、課題もあった。当時、駐日アメリカ大使だったキャロライン・ケネディ氏が単独インタビューに応じ、自身の広島への思いと、大統領の広島訪問に至る舞台裏を、カメラの前で初めて明かした。


そして 新たな“冷戦時代”に日本は…

盤石に見えた“アメリカ1強”に、ほころびが…。ロシア・プーチン大統領の長期政権、欧州は、対米追随から独自路線へ。台頭する中国とアメリカが貿易をめぐり対立。大きな時代の転換点にいる日本、2019年以降の立ち位置は?


出演者

司会:
関口宏
雨宮塔子

ゲスト:
恵俊彰
ホラン千秋

解説:
岡本行夫(外交評論家・元内閣官房参与)
中林美恵子(早稲田大学教授)

アシスタント:
皆川玲奈(TBSアナウンサー)

スタッフ

製作著作:
TBS

制作協力:
JNN27局

制作プロデューサー/総合演出:
谷上栄一

制作プロデューサー:
西野哲史

番組プロデューサー:
松田崇裕

プロデューサー:
竹元博文
辻井靖司(MBS)
山口秀一(TBSビジョン)


チーフディレクター:
遠藤奏

スタジオ演出:
山内尚文

過去の放送

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