12月30日(水) 午前11:00 〜 午後5:30
年末恒例の長時間報道番組『報道の日』。
今年は戦後日本の「ゼロからの歩み」に注目する。
空襲で街が廃墟のようになった昭和20年(1945年)から、奇跡的な復興を成し遂げたニッポン。そこにある日本人の“血と汗と涙”“知恵と努力と忍耐”のエピソードを、秘蔵映像を交えて掘り下げる。
たとえば、戦後わずか19年で東京オリンピック(1964年)を開催することができたニッポン、当時と今を比べてみれば、色々なことが見えてくるはずだ。
「吉永小百合とたどる戦後70年」
吉永小百合さんは1945年(昭和20年)終戦の年に生まれた。番組では、吉永さんに70年のニュース映像を見てもらい、自身の歩んできた道を伺いながら、戦後のニッポンの歩みを見つめ直す。
そして、1958年(昭和33年)に完成した東京タワーに関口宏さんと上り、ロケ取材。焼け野原から急成長を成し遂げた東京の今を大展望台から眺め、あらためて、その変貌ぶりを目の当たりにする。
「GHQ占領下のニッポン」(1945〜52年)
戦後ニッポンは7年に及ぶ占領から始まった。
メイド・イン・ジャパンは、メイド・イン・「オキュパイド」ジャパン?
この7年間を掘り下げることで、今年の重大ニュースの「原点」が見えてくる。
「首都高建設・2つの作戦」(1959年)
東京五輪を目標に急ピッチで進められた東京のインフラ整備。首都高もそのひとつだ。
オリンピックに何としても間に合わせようと編み出された、2つの作戦!
そこに、ニッポンの技術力の「原点」が見える。
「戦後最悪の事故が相次いだ時代」(1968〜73年)
1960年代後半から70年代にかけて、「戦後最悪」と呼ばれる大事故が相次いだ時代がある。
高度経済成長のひずみ、そして、安全を考える「原点」がここにあった。
「新幹線放火事件に遭遇したカメラマン」(2015年)
今年6月に起きた新幹線放火事件。列車内の様子のスクープ映像をもとに、
1964年の開業以来、徹底して安全性を追求してきた新幹線の「原点」を探る。
司会:
関口宏
雨宮塔子
ゲスト:
恵俊彰
本上まなみ
岸井成格
アシスタント:
皆川玲奈(TBSアナウンサー)
制作著作:
TBS
制作協力:
JNN
制作プロデューサー・総合演出:
谷上栄一
制作プロデューサー:
西野哲史
番組プロデューサー:
辻 真
プロデューサー:
辻井靖司
山口秀一
チーフディレクター:
遠藤奏
スタジオ演出:
長井貴仁