放送内容
アルト・ドウロは、ポルトガル北部の港町ポルトからドウロ川を約100キロ上流にのぼった場所。この地域は地元のことわざで「9か月は冬、3か月は灼熱地獄」と言われる。厳しい自然環境の中で約2000年前から人々はブドウを栽培してきた。そして、ここで造られているのが世界的に名高い「ポートワイン」。山々を切り開いて築かれたブドウ畑の景観や独自の農園システムなどが評価され、世界遺産に登録されている。
2000年続くワイン造り
この地では、ローマ時代から既にワイン造りが行われてきた。急峻な山々は人の手によって切り開かれ、ブドウ畑へと姿を変えていった。家族経営のワイナリーから大手ワイナリーまで、さまざまな造り手たちが今日もワインを造り続けている。

畑で生活が完結、キンタとは?
「キンタ」とは、ワインの生産に必要な機能が一体となった農園のこと。ブドウ畑をはじめ、宿舎や礼拝堂などもその一部を成している。今回、ローマ時代から受け継がれてきた伝統的な足踏みの様子を撮影することができた。

ポートワイン
ポルトガル北部の港町ポルトの名にちなむポートワイン。アルト・ドウロで造られたワインは、ポルトで長期間熟成され、世界へと輸出されてきた。実は、この地域で造られたもの以外は、ポートワインと名乗ることができない。その誕生には、特別な物語があった。
