コメント

堺 雅人

(クランクインを迎えて)自分としては「しばらく止まっていた時計がもう一度動き始める」感覚なのかなと思っていました。そんな風に撮影が始まるイメージだったんです。ですが今日、実際に現場に入ってみると、スタッフのみなさんの勢いが「つきすぎている」といっても良いくらい凄かった。取り残されそうで、ちょっと慌てました。
で、それは何故だろうと考えたんですが、前回のシリーズが終わったあとも、福澤監督はじめ皆さんの時計が止まっていなかったんですね、きっと。半沢以降に生まれた様々な福澤作品にも、東京中央銀行は出てくる。その間(福澤)監督をはじめとしたスタッフさんの中で“半沢”は生き続けていたんだと思います。寧ろ、チームの中で、“半沢”は成長すらしていたのかもしれない、そう思わされたクランクインでした。
それもあって、今日はただのスタートではなく、“既に走っているものに慌てて飛び乗る”というような幕開けでした。初日から、本当に凄い勢いです。
(初日は前作で登場した場所でも撮影しましたが、という問いかけに)(出向しているという)立場が違う形ですが、作品の象徴的な場所の1つである所に戻ってきたことは、感慨深いものがあります。すばらしい建物を撮影に使わせていただいて感謝ですね。
前作でも印象的なシーンが多かった場所ですが、今回は全く状況が違います。(銀行の)バッジ1つ無いだけでこんなに気分が違うのだな、とも思いました。
(今作でも「倍返し」を期待しているという問いかけに)がんばります。でも「倍返し」って、はじめに意地悪してくれる相手がいないとできないんですよね。だから半沢の「倍返し」は、香川(照之)さんをはじめ、石丸(幹二)さん、宇梶(剛士)さん、(片岡)愛之助さん、手塚(とおる)さん、山田(純大)さんなど、共演した方々との共有物だと思っています。一人で倍返しはできません。今回の敵も強烈で凄い方ばかりだと聞いております。みなさんと力強い「倍返し」を作っていきたいです。
前回ご覧いただかなかった方にも楽しんでいただけるよう、新たなメンバーを交えた布陣で挑んでいきたいと思っています。
もしかすると、「倍返し」なんて全然出てこなくて、全く違うキメ台詞になっているかもしれません(笑)。(脚本家は)二作連続で流行語を狙っているかもしれませんし!(笑)
ぜひ、新しい『半沢直樹』に、ご期待ください!

上戸彩

いよいよ『半沢直樹』の続編が始まりますが、まだ私は全然想像がついていないです。実際に放送を観るまでは実感が湧かないかもしれません。(出演にあたって)前作を観返しましたが、やっぱり凄く面白かったです!そして、色々忘れていることもあるのに気づきました。前作を観返して思い出したのは、当時監督から「とにかくテンションを高く!」と言われていたことです。今回も、とにかく監督をはじめ、スタッフに付いていくのみだと思っています。
前作では夫婦のシーンに「ほっと、一息した」という声を多くいただきましたが、私は花を演じるにあたって“一息的な役割”といった考えで撮影に臨んでいなくて、花にとっては夫婦のシーンが全てだと思って演じています。家の外で怖い顔をしているのも半沢だし、家の中では優しく「花ちゃん」と言って笑顔になってくれるのも半沢。堺さんが世界観を作って花の良さを引き立たせてくださるので、とにかく私は全力で演じたいと思います。
花の性格は自分に凄く似ているなと思っています。私自身も「奥様会」のような世界は苦手分野なので(笑)。そういった意味では前作も今も変わりません。でも前作の時は(私自身が)結婚をして少ししか経っていない時期だったので、「奥様会」のような世界は全く分からず想像もできませんでした。今は子どもも2人いますし、お母さん同士のお付き合いもあるので、前作の時の自分より色々な角度で世の中を見られています。ですので、今回は劇中の「奥様会」のような世界をよりリアルなものに感じながら花を演じられるのではないかと思います。
皆さんも楽しみにしていらっしゃると思いますが、私自身も楽しみにしています。実は、前作からそうですが、私にとっては台本だけだと難しくて理解できない部分もあったりするんですけど…(笑)。いつも放送を観て「へぇ〜!」と納得して、視聴者の皆さんと同じように観ています。
初心を忘れずに…そして、見ていただいた皆さんに、「明日から頑張るぞ!」と思ってもらえるように頑張りたいと思います!外で頑張っている旦那さんが、家では力が抜けて別人になれるような、そんな夫婦の形を目指して、半沢花を演じたいと思います。

及川光博

半沢の親友、渡真利 忍を再び演じることとなり、喜びを感じています。感覚を呼び起こすために前作を久しぶりに観ました! 大変面白かったです! ファンの皆様の期待値も高いことと存じます。
軽妙かつ冷静に、平常心を大切にして演じたいと思います。何卒“とまりん”をよろしくお願いします☆

片岡愛之助

(続編の話を聞いた際は)いよいよ来たか! と思いながらも、本当に実感したのは共演する皆様と顔を合わせた時でした。黒崎駿一というキャラクターを演じられる喜びと、前作のファンの皆様の期待を上回れるだろうかとドキドキの半々でしたが、やはり堺雅人さんはじめ、お馴染みの出演者の皆様、新たな出演者の皆様、そしてスタッフの皆様と再び「半沢直樹」を一緒につくれるんだと、大変うれしく思いました。また出演できることをとても誇りに思います。
そして、前回の「半沢直樹」によって私は全国の皆様に“オネェキャラ”として認識されました(笑)。この作品は社会に対して物凄い影響力を持っているんだと実感しましたし、今回も日本中に元気と活力を届けられるような作品にしたいと思います! 私は黒崎を全力で演じ、その歯車の一つになれましたら幸いです。
皆様! いよいよ「半沢直樹」が帰ってきます! そしてうれしいことに黒崎駿一も帰って参ります! 高い高い期待に応えられるよう、堺さんをはじめキャスト・スタッフ一丸となって撮影に臨みますので、1話から最終話までお見逃しないよう、どうぞお楽しみください!

北大路欣也

この「半沢直樹」は、主人公・半沢直樹の切れ味鋭い生き様に魅了されます。
続編の新たなる展開を楽しみにしております、しっかりと受け止めていきたい。
そして、頭取・中野渡謙という人物を、私なりに、“らしさ”に集中していきたいと思っております。
視聴者の皆様には、“真の正義”とは、という視点で思いっきり楽しんでいただきたいです。

香川照之

(続編の話を聞いた際は)嘘だと思いました。デマだと。どうやら本当にやるらしい、と聞いても、中々信じませんでした。実は、この瞬間も信じきっておりません(笑)。撮影に入った今も、これから3ヶ月間、長い長い夢を見るのだと(笑笑)。「倍返しだ!」はもちろん、顔芸だの、土下座だの机バンバンだの、数々の名文句を世間に放っていった前作の時のインパクトは忘れられない。あれは二度と見られない稀有な光景でした。
私の演じた大和田常務は、前作で半沢に屈して失脚したあと、原作には登場しておらず、実はあの土下座のその後が描かれておりません。「封印された大和田」をいかに解放し、いかに命を吹き込むか、持てる精魂を懸命に尽くしたいと思っています。
とはいえ今回私たちは、前作のように初陣の手探りから物作りを始めていないのです。「半沢直樹」の世界観を既に充分に知っているところから撮影を始められるのです。つまり、いきなりパワー全開でリスタート出来るのです。初回のファーストシーンで度肝を抜かれると思います(笑)。見るべき、だと思います。

賀来賢人

前作はリアルタイムで見ていたので、その世界観に自分が入っている感覚がすごく不思議でした。半沢さん (堺雅人さん)とお芝居をすることができ、非常に光栄に思っています。
僕の演じる森山は「東京セントラル証券」のプロパー社員で、銀行からの出向組にコンプレックスを持ちながら「いつか見返してやる」と思いながら真面目に熱心に仕事をしている男です。半沢さんと出会って、森山がどう変わっていくのか、そんな人間的成長や変化を見せられればいいなと思っています。
(主演の堺さんには)撮影初日で衝撃を受けました。周囲がすごくやりやすいお芝居で引っ張って下さるので、堺さんから出るセリフ・表情・テンポに必死に乗っかっていこうと思っています。
プレッシャーもありますが、このような作品に携わる機会はなかなかないので、一生懸命やるだけです!楽しみたいと思います。

今田美桜

今回、スピンオフ企画に続いて本編にも出させていただきます。スピンオフ企画も緊張しましたが、本編は「本物だ!」という感じで、凄く緊張感があります。私が演じる瞳は明るくて芯も通っていて、まっすぐな女の子で、働き方改革によって働きたいけど早く帰される悩みを抱えつつ、半沢部長に憧れている女の子です。堺さんと初めて共演したシーンでは、ようやく憧れの方と会えた感じがしました。
この作品に自分が参加させてもらえることはありがたいですし、これからの撮影も楽しみです。瞳自身が持っている明るさやまっすぐさや、フレッシュさも出せたらいいなと思います。
紅一点として大人の男性たちのぶつかり合いに揉まれながら、成長できたらいいなと思います。頑張ります!

戸次重幸

今回は念願の日曜劇場レギュラー出演ということで、感無量です!
『半沢直樹』は「正義は勝つ!」という痛快で、そして伝説的な作品。そんな作品にとても重要な役どころをいただき、もちろん“意気込み充分”といった心境ですが、いい意味で楽しんでやらせていただければと思います。
何かと憂鬱な月曜日を乗り切っていただく原動力になるべく、まず日曜夜にこの作品で元気になっていただけるよう、頑張ります!

井上芳雄

『半沢直樹』に出演できること、本当にうれしく思っております。
年明けのスピンオフドラマから続く、緊張感と集中度の高い現場に魅了され続けています。旧知の役者さんとの再会に心踊らせつつも、今だから伝えられるドラマを全力でお届けします。
是非、ご期待下さい!

南野陽子

出演が決まった時は、あの音楽が頭の中で鳴り響き、倍返しされるのか...と思いました(笑)。
実際に参加してみると、関わる人達の熱量の凄さに圧倒されています。大型で、既に高速で走っているものに後から飛び乗るのは、弾き飛ばされそうで勇気がいりますが、なんとか食らいつき、自身も歯車のひとつとなりたいです。
銀行や証券が顧客第一なら、私も見てくださる皆様第一でありたいと思います。最後はスカッと、そして唸って頂けるよう役割を全うするつもりです。

筒井道隆

日曜劇場『半沢直樹』への出演ということで、プレッシャーがすごいですが、出来るだけ気負わずに、自分なりに頑張りたいと思います!

江口のりこ

お話をいただいたときは、「えっ、私が?」という驚きでした。
ここまでのエリート役は初めてなので、ワクワクしています。
毎週楽しんで見て頂けるように、こちらも楽しみながら頑張りたいと思います。よろしくお願い致します。

柄本 明

半沢直樹に立ちはだかる“重鎮の議員”ということで、この度出演させていただくことになりました。劇団の後輩の江口のりことはドラマ初共演になりますので楽しみにしています。是非ご覧ください。

古田新太

(オファーを頂いた際は)えらいもの頼まれちまったと思いました。前作のイメージを壊さないようにしつつも、違和感を出していきたいなと思っています。
頑張りすぎないようにしますので、最後までお楽しみください。

井川 遥

オファーを頂いた時は、素直に嬉しかったです。でも、撮影が近づくにつれて、ドキドキの方が強くなっていきました。堺さんとはすごくお久しぶりだったのですが、すごく気配りしてくださったので、クランクイン初日は和気あいあいとリラックスして挑めました。
私の演じる智美は、半沢さんや渡真利さんが愚痴をこぼしたりと、ホッとできるような小料理屋さんの女将です。銀行内部の情報に詳しい事情通ということですが、最後はどうなるのでしょう...。私自身も楽しみに しています。

尾上松也

最初にお話を頂いた時はとても興奮しました。日本中に知られているドラマの続編に出演させていただけることは夢の様で、お声掛けしてくださった皆様に本当に感謝しております。
前作は重厚でありながら爽快感溢れる作品という印象があり、登場人物一人一人も非常に個性的で魅力的な方ばかりだった様に思います。そして何と言っても半沢直樹のあの名台詞、何度聴いてもクセになります。
『半沢直樹』の世界の一員となって自分の会社を守るべく、瀬名洋介として半沢直樹と一緒に戦います。敵は強敵市川猿之助さん演じる伊佐山です。他にも個性の強い皆様が揃っていますが、負けない様に精一杯やり切りたいと思います。
今回も皆様にお楽しみ頂ける内容だと確信しております。新たな半沢直樹の世界を存分に堪能していただけるように全力で挑みます。最後には半沢直樹と一緒に爽快感を味わって下さい!

市川猿之助

漠然と映像の世界で、従兄弟と並んで芝居ができたら面白いなと思っていました。伊佐山というお役をいただき、台本を頂いた際は「まさかこんなに!!!」という感じでした。
前作は、主演の堺雅人さんを筆頭に愛之助さんの“オネェキャラ”や香川さんの土下座など、役者達の芝居がとても印象に残る作品だと思っていました。ここに歌舞伎役者がフィットするのは、きっと現代の時代劇なのだと思います。堺雅人さん演じる主人公が悪を成敗する過程は痛快で、劇的で、老若男女を興奮させる 力がある作品という印象でした。
伊佐山という役は半沢のライバルです。半沢には負けるつもりはありません。タイトルが、『伊佐山泰二』 のつもりで、精一杯、演じてみたいと思います。
このドラマを見るときっと活力が漲ると思います。毎週日曜9時にはテレビをつけて、TBS日曜劇場に是非チャンネルを合わせてください。

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