2週連続 内田康夫サスペンス 第1弾!『信濃のコロンボ5〜「信濃の国」殺人事件〜』

2017年11月20日

みどころ

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信濃の国は十州に境連ねる国にして…
「信濃の国」の歌詞に出てくる場所で次々と起こる連続殺人事件!
長野オリンピックに隠れた怨念とは…

推理作家・内田康夫の「信濃のコロンボ」シリーズ第5弾! 寺脇康文演じる主人公の警部・竹村岩男は、俳句が趣味で着古したバーバリーのコートがトレードマーク。その姿を「コロンボ気取り」と揶揄される 冴えない見かけの田舎刑事である。しかし、人一倍のしつこさと粘り、卓越した推理力はまさに「刑事コロンボ」さながら。本作はそんなちょっと風変わりな“信濃のコロンボ”の活躍を描く本格サスペンス。長野県警捜査一課の警部の竹村が、まさしくコロンボ警部として事件の謎を解く!
信濃毎朝新聞の編集局次長の絞殺死体が「水内(みのち)ダム」で発見された。部下が疑われ拘束されるが、その後「暮白の滝」「姨捨山長楽寺」でも絞殺死体が!
長野西署に赴任したばかりのキャリア署長に目をつけられ思うように動けない中、警視庁捜査一課の岡部警部にも協力してもらいながら捜査を進める竹村。そんな中、妻・陽子との会話からヒントに、発見現場が長野県歌「信濃の国」に歌われる歌詞と一致することに気づく。
東京での事件も絡み、信濃のコロンボが東奔西走し、真相に迫る!

コメント

<主演:寺脇康文さん>

Q:今回の作品について
今回の作品は、「信濃の国」という題名になっていますが、長野県県歌で6番まである県民なら誰もが歌える歌なんです。もちろんロケに行った時も地元の皆さん、協力していただいた方々、エキストラとして出てくださる方々も歌うシーンになるとみんな本当に歌っていらっしゃいました。「みんな本当に歌えるんだ」と言うくらい多分信濃の人たちにとっては大事な歌なんですね。そこに郷土愛が詰まっているんです。信濃の国という郷土への愛が強すぎると間違った方向に行ってしまうことがあるということがドラマの核になっています。今回は、僕・コロンボに大きなライバルが出てきます。警察庁の偉いキャリア・安岡さんなんですが、彼が“今回は信濃のコロンボの出番はありませんよ”というくらいチャレンジングな感じで威圧してきます。その二人のやり取りも見どころの一つですので、そういうところも見てほしいですね。

Q:撮影中のエピソードは何かありますか?
信濃の国に出てくる「寝覚めの床」という、浦島太郎が玉手箱を開けた所という伝説の場所があるのですが、結構な岩場でそこに行くまでに大変な場所でした。本当に何かに掴まらないと転んじゃう、落ちちゃうような場所なんですよね。そこに役者も、もちろん機材を持ったスタッフも行かなければならず、事故があったらいけないので死にそうになりながら移動したんです。その中で、山本圭さんがヒョイヒョイ岩場を移動 されていて、そんな元気な圭さんを見てスゴイと思いました。足腰がしっかりしていらっしゃるんでしょう。「何もしてないよ」とはおっしゃっていましたけどね。鍛えていらっしゃるとは思います。