「はぐれ署長の殺人急行2」〜秩父SL迷宮ダイヤ〜

2017年6月26日

解説放送あり

あらすじ

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秩父東署の署長に赴任した北斗鉄太郎(恵俊彰)は、警察庁の超エリートでありながら地方の警察署長を転々とする“はぐれ署長”。秩父東署の刑事・市毛明日香(中山忍)は、左遷されても気にする様子もなく秩父鉄道を見て喜ぶ鉄太郎の姿にあきれる毎日だ。

ある日、公園で男性の刺殺体が発見された。殺されたのは不動産会社を経営する早海義男(児玉貴志)。刺されたとみられる後に早海の携帯電話から119番通報があったが無言、駆け付けた救急隊員によって発見されたという。捜査指揮を執る埼玉県警の管理官・霧島勇作(原田龍二)は本人からの通報だと断定しようとするが、秩父東署の刑事・大和公三(勝村政信)は異を唱える。鉄太郎も霧島の説には疑問を呈し丁寧に捜査することを提案。しかし捜査方針を決めるのは自分だと霧島は自説を押し通そうとし、大和と対立する。間もなく、現場には弁護士バッジが落ちており、持ち主は真壁武史(瀧川英次)という弁護士であると判明。刑事に憧れて警察官になった鉄太郎は「捜査は捜査員に任せること」と霧島に釘を刺されつつ、聞き込みに向かう。真壁は、早海が殺害された時刻は秩父鉄道のSLパレオエクスプレスに乗っていたとアリバイを主張する。捜査を進めると殺された早海は詐欺行為を働いていたことがわかり、早海の会社に何度も抗議の電話をかけていたという石倉加奈子(大路恵美)が容疑者として浮かび上がる。

一方、小学生の娘・茜(遠藤璃菜)が行方不明になったと結城静香(中村綾)が署に駆け込んでくる。茜は亡くなった大和の後輩刑事の娘で、早海が殺された公園で行方不明になったという。大和が公園を捜索すると、血痕が付いた茜のキーホルダーが見つかる。二つの事件は関係があるのではと考える鉄太郎と大和だったが、霧島は取り合わない・・・。