毎週月曜よる9時
泉ピン子主演の『おふくろ先生の診療日記』シリーズ第6弾。
これまで、北海道・夕張、四国・徳島、瀬戸内・小豆島、伊豆・稲取と、地域に根づいた医療に心血を注いできた“おふくろ先生”こと大田原花世(泉ピン子)。
前作ではトキの舞う島、新潟・佐渡島を舞台に、現代社会の歪が生んだ「介護問題」と「子育て問題」に迫りご好評をいただいた。
第6弾となる今回は「水とおどりの町」岐阜・郡上八幡が舞台。
清流で知られる岐阜の山間の町は、夏の間、約2か月にも及ぶ“郡上おどり”が催される。全国から帰省する人々や踊り好きの観光客が集い、町の人々が普段の20倍から30倍にも膨れ上がるという賑わいをみせる。
郡上おどりは「下駄踊り」とも言われている。音頭に合わせて地面を蹴るように踊るためで、下駄の歯がすり減り、開催期間中には3足、4足と履きつぶす人も少なくないという。
ドラマでは、伝統を守り続けている郡上八幡の町を支えてきた、とある下駄屋の家族とおふくろ先生との交流を描く。狭い町の中で、忌まわしい事件に巻き込まれたことで悩みを抱える家族と、病魔に冒され苦しむ娘をおふくろ先生が救う。
今回、岐阜県及び、郡上市ほかの協力を得て、祭りで盛り上がる真夏の郡上八幡でのロケーションが敢行された。
三味線と太鼓と笛の調べに、「郡上のなア~」と心に染み渡る歌声・・・。
水の流れと、歴史ある町並み、その土地に暮らす人々の温かさや家族の絆を、笑いと涙で描く感動の人間ドラマをご覧いただく。