| |||||||||
第24話 「最後の戦い! 銀次 VS MAKUBEX」
ついにMAKUBEXのいる部屋に辿り着いたIL奪還作戦のメンバー達。 開かれた扉の奥には、パソコンの山が築かれ、そしてその山の更に上、宙に浮いたパソコンに腰掛けて、MAKUBEXはいた。 MAKUBEXを説得しようとする銀次や花月だったが、MAKUBEXは頑として考えを変えようとはしなかった。 そんな様子に、つまらない理屈など必要ないと言い武器を取り出す赤屍だったが、銀次はその前に出て静止する。 「待ってよ…」 「何ですか、銀次君?まさかこの場を話し合いで終わらせる、などと言うつもりはないでしょうね?」 すると銀次は、背中を向けたままMAKUBEXに向かって歩き出した。 その背中は、自ら決着をつけると語っていた。 「君を、止めてみせる…MAKUBEX」 「…来いよ、天野銀次」 最後の戦いが、今まさに始まろうとしていた――! |
![]() ![]() ![]() |
| |||||||||
第23話 「襲撃!ヴァーチャル軍団」
銀次の拳と赤屍の剣が激突する寸前、その間に飛び出した人影によって妨げられた。 その人影は、美堂蛮。赤屍の剣を背中でうけ、同時に、銀次の拳を受け止めていたのだった。 「なーにやってんだよ、銀次。俺様に断りもなくよ…」 その言葉を残し、ゆっくりと倒れて行く蛮を見て、正気を取り戻す銀次。 「パンドラの箱は開かず、だな。ジャッカル」 見ると足元には、蛮の姿はなく、かわりに少し離れた壁に寄りかかり、ライターに煙草で火をつける蛮の姿があった。 邪眼だったと一安心し、蛮に抱きつく銀次。 そして再びMAKUBEXの元に向かうこととなるのだったが、しかし、蛮は二人に先に行けと命じる。 二人を見送った後、跪く蛮。 「とにかく後少しだ。MAKUBEXの野郎に、とびっきりの邪眼をぶちかますまでは…!?」 と、気配に振り返ると、そこには倒したはずの不動が襲いかかってくる姿があるのだった――! |
![]() ![]() ![]() |
| |||||||||
第22話 「覚醒!雷帝降臨」
MAKUBEXの作ったバーチャル空間が銀次の目の前に映し出した幻に我を忘れた銀次は、『雷帝』に戻ってしまうのだった。 幻を消し去ろうと周囲のもの全てに雷撃を加え、破壊していく銀次。 そこに現れたのは、赤屍。 「悪くない報酬ですよ。MAKUBEXくん。こんなに早く、彼と戦えるなんて。」 赤屍は、プルトニウムを運んだ報酬に、雷帝である銀次との対決を望んだのだった。 「…お前も幻影か?」 そう問いかける銀次に、 「そう…ただこの幻影は、簡単には消えはしませんよ。うっかりすると、あなたの方が消えてしまうかもしれない。」 赤屍は楽しそうに答え、銀次と対峙するのだった――。 |
![]() ![]() ![]() |