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第15話 「闇に舞う楼蘭舞踏鞭」
少しずつではあるが、IL奪還作戦のメンバーたちは事件の核心に迫っていた。 MAKUBEXの罠は退けたものの、相変わらず迷い続けている銀次と赤屍は別にして、何とか十兵衛から逃げ延びた花月は、倒れたところを運良く薬屋のゲンとレンに助けられ、2人から今の無限城についての様々な情報を入手していた。 また、卑弥呼とヘヴンはMAKUBEX側に捕まっていたが、脱出に成功し、追尾香の香りを残しつつILの在りかを探し始めていた。 そして上層部に向かっていた蛮は、ダストシューターから漂ってくるその香りに気づき、MAKUBEXがILを持っているのは無限城の上ではなく、地下のゴミ処理施設の近くだと気づくのだった。 しかしそこに襲いかかる新たなMAKUBEXの刺客、サトリの不動琢磨! 蛮は邪眼が使えず苦戦するが、そこにタイミングよく元VOLTSのメンバー、笑師春樹が現れたのだった。 |
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第14話 「新たなる四天王」
にせ花月の正体は、風鳥院流絃術を西風鳥院派の麻生家で学んだ赤目小絃太であった。花月は、赤目をあっさりと倒す。 しかし、赤目につかまった卑弥呼を助けようとした花月は、なんとその卑弥呼から火炎香をかがされてしまうのだった!驚く花月に、身体が勝手に動いたという卑弥呼。見ると卑弥呼の首筋には、1本のワイヤーが繋がっていた。それはMAKUBEXが開発した繋がった人間を意のままに操ることができる、ワイヤードール・システムであった。 それに気づいてワイヤーを切ろうとした花月であったが、新たに現れたMAKUBEXの刺客、筧十兵衛の飛針をわき腹に受けてしまい、絶体絶命に陥ってしまう。花月は何とか逃げ込んだ商店にあった小麦粉を使い、自ら粉塵爆発を巻き起こすのだった! |
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第13話 「炸裂!風鳥院流絃術」
ILの奪還を目指すメンバーたちはそれぞれに、ILのある場所を目指していた。 花月と卑弥呼のペアにもMAXUBEXの追っ手が襲いかかっていて、何とか倒すもののタイミングが良すぎる攻撃に、まるで監視されているみたいだと卑弥呼はいぶかしんでいた。花月は自分たちの中に裏切り者がいるかもしれないという。 そして周囲の人々が同時に卑弥呼に襲いかかってきた!応戦しようとした卑弥呼だが腕が動かない。花月の弦で動きが封じられてしまったのだ。花月は、自分はMAXUBEXの忠実な部下であると言い、その絃が卑弥呼めがけて振り下ろされる。 しかし、その絃は卑弥呼の体に触れる直前、ぷつりと切れてしまう。驚く花月の前に、ほっそりした人影が現れる。その人影の手からは鈴の音が響いていた。 「僕が自ら認め、従ったのはこの世でたった1人――雷帝・天野銀次だけだ!」 なんと花月がもう1人現れたのである。 |
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