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第12話 「未知なる少年、MAKUBEX」
蛮と銀次、卑弥呼と赤屍、そして案内役の花月というメンバーで受けることになったのは、依頼人の奪われてしまった正体不明の「IL」と呼ばれるものを無限城から奪還するという、かなりヤバい仕事だった。 そして無限城に入ったとたん、MAKUBEXの手下の影衣によって別れ別れになってしまったメンバーたち。 蛮と志度のペアのまえには、新たなMAKUBEXからの刺客、VOLTSの元幹部である摩神猟馬と摩神綺女が姿を現した。 どうやらMAKUBEXがILを奪い、それを使って何かをしようとしているらしい。当然、ILを奪り還しに来た蛮たちは邪魔な存在であり、排除に乗り出してきたのである。 「……しゃーねぇな。ちっとばかし遊びに付き合ってやるか……。」 そう言って綺女と対峙する蛮だったが――。 |
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第11話 「潜入、無限城・IL奪還作戦」
その日、HONKY TONKには、相変わらず仕事にありつけず、暇を持て余すゲットバッカーズ以外に、花月の姿があった。そこにヘヴンが現れ、自分が花月を呼んだと言うのだった。花月が志度のように奪還屋を始めたのかといぶかしがる蛮の前に、卑弥呼や志度もヘヴンに連れられて入ってきた。どういうことだと聞く蛮。ヘヴンは無限城がらみの仕事で、依頼人に選りすぐりの腕利きを集めるように言われたのだと答える。そして、最後の一人が来たら、依頼人のところへ連れていき、直接説明があるというのだった。 そしてその最後の一人とは――赤屍蔵人であった。その姿を見て、驚愕する銀次たちを後目に、「いやいや、実に楽しそうな仕事になりそうだ……。実にね。」赤屍は嬉しそうに言うのだった。 最初はチームを組むのをいやがる蛮と銀次だったが、プロなら私情を交えず仕事をこなすものとヘヴンに言われ、渋々承諾するのだった。 そうして依頼人がいるという無限城付近の廃ビルに連れてこられたのだが―― |
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第10話 「幻のひまわりを奪り還せ!・後編」
クレイマンと彼に加担していた卑弥呼の罠にはまり、捕まってしまった蛮と銀次。しかし、クレイマンは二人に手荒なことはせず、アジトの奥へ誘うのだった。 一方、そのアジトの周囲には、それを取り囲むように潜む黒い人影と、1台のワゴン車があった。そのワゴン車の中の男は、部下からの報告を受け、周囲の男たちに言うのだった。 「できれば、絵も人間も丸ごと始末する前に、本物が混じっていないかどうか、ヤツのコレクションを鑑定したいのだが……できるかね?始末屋諸君?」 「……お望みと……あらば……。」 そう答える黒ずくめの男たちの手には、マシンガンや火炎放射器がかかげられていたのだった――! |
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