奪還屋の将来・・・というのはGetBackersの将来でもあり、蛮と銀次の将来でもあります。
蛮と銀次は先代から『GetBacers』の名をを受け継ぎ、その名を汚さぬ様に仕事を続けています。
しかし、その仕事もいつかは終わりが来る。でも終わりは始まりでもあります。
まず“終わり”というのは、後継者に『GetBacers』の名を託す事であります。いつか蛮と銀次も後継者を探さなければなりません。
そして“始まり”というのは、『新・GetBacers』を受け継いだ者達を見守り、そして自分達のこれからの目的を探す事だと思います。
この世には“永遠”や“永久”というのは、残念ながら無いのです。でも、大切な人となるべく長く、なるべく一緒にいられる事はまさに“永遠”という名に相応しい事だと思います。
蛮と銀次は互いに互いを良き相棒として、良きパートナーとして互いと大切にしています。彼等の友情はきっと崩れる事は無いでしょう。2人は今まで多くの困難に立ち向かい、色んな人の力を借りながらも、2人は解決してきました。
その経験は互いの絆を少しずつ、でも確実に固めていると思います。
未来の事は分かりませんけど、確実なのは何年、何十年経っても2人の絆は切れないでしょう。
家族の愛に飢えていた2人にとって、互いの存在は“家族”に等しいものだと思います。例え血が繋がっていなくとも、信頼という見えない絆で繋がっている2人だからこそ、互いに互いを信じあえるのです。
2人の出会いが“偶然”ではなく“必然”だったと思える日がきっと来るはずです。そんな事が思える日が来る頃は、2人とも笑いながら思い出を語っていることでしょう。
『あんな事もあったな』 『こんな事もあった』 『でも、どれも良い思い出だな』。
将来、2人はそんな事を語り、笑い合い、そしてまた2人で新しい思い出を作っていくでしょう。


以上、私が考える2人の将来はこんな感じだと思います。
GetBackersはとても良い作品です。放送は終わりましたが、まだまだGetBackersの伝説が続く事を願っています。

最後に・・・『GetBackersよ、永遠なれ!』。



■AYANさん、ありがとうございました!蛮と銀次もいつかは、後継者に後を継いでもらうことになるんでしょうね。ですが、今しばらくは、もう少し彼ら「蛮」と「銀次」のゲットバッカーズを見ていたいですね。
 TBSでは、好評のうちに先日放送が終了しました。このリレーコラムも、今回で最終回とさせていただきます。今まで、たくさんの応募、応援ありがとうございました。



(C) 青樹佑夜・綾峰欄人・講談社 / チーム奪還屋