過去の放送内容

「がっちりマンデー!!」毎週日曜あさ7時30分から

がっちりマンデー!!

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2019年5月26日放送

特集

知ってますか?激安スーパーのオーケー!
缶ジュースが35円!おにぎりが49円!その安さの秘密とは!?

ゲスト

オーケー株式会社 代表取締役社長 二宮涼太郎さん

番組内容

今回のテーマは、スーパーの「オーケー」
みなさん、このお店、ご存知ですか?
首都圏1都3県を中心に118店舗出店していて、31期連続の増収中。
年間売上は、3,600億円!とかなり儲かってる!
しかも、スーパーマーケットの顧客満足度の調査では、並みいる有名チェーンをおさえ、なんと8年連続日本一!
その人気の1番の秘密は…超激安!ということ。
バナナ1房が…89円!おにぎりが1個…49円!
オーケーは、なんでこんなに安いのか?
秘密を探るべく、その裏側を潜入調査!

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徹底してライバル店をチェック!「競合店対抗値下!」

スーパーマーケットのオーケー。
たくさんのお客さんで賑わっていますが、みなさん、ここに来る訳を訪ねてみると…?

お客さん:安いし品質がいいし、他で変えないですね。
お客さん:新鮮でお安くて。
お客さん:オーケーが一番安い。

圧倒的に「安い!」という声が多い。

どれだけ安いのかというと…

このオーケーの会員カードの割引価格で…

バナナ1房が…89円!
おにぎりが1個…49円!
缶ジュースが1本…35円!と、確かにお安い!

さらに、売り場をよく見てみると、時々値札に…

「競合店に対抗して値下げしました」の文字が!

そう、近所の他のスーパーで、オーケーより、安い商品があれば、同じ値段まで値下げする、というのがルールになっていて、しかもオーケーでは、このルールを徹底!

売り場には、こんな大きいポスターも!

では、どうやって「地域で一番安い」を徹底しているのでしょうか?
お店の裏の事務所に潜入すると…

Tさん:すいません、顔はちょっと…、勘弁してもらっていいですかね…、極秘の作業になりますので…。
スタッフ:お名前は…。
Tさん:Tでお願い致します。

顔出しNGというTさんがはじめたのは、近所のライバルスーパーが出したチラシのチェック。
オーケーよりも安い商品を見つけたら…、売り場に行き…

Tさん:値段が86円で負けてしまっている。
スタッフ:10円高いですね。
Tさん:そうですね。

すぐに、ライバル店の安い価格に合わせて、値札を差し替えます!

するとTさん、今度はエプロンを外して、パーカーを羽織り、外へ…
一体次は、何がはじまるのでしょうか?

スタッフ:どこ行くんですか?
Tさん:これから競合店の値段を実際に確認しに行きます。

実際に他のスーパーに行って、チラシに載ってない安い商品がないかチェックも!
大体、半径1キロ圏内は見て回っているんだとか。

スタッフ:一日何店舗ぐらい周るんですか?
Tさん:3〜4店舗ぐらいですね。

どこのスーパーをチェックしているのかは極秘。
30分後…

ライバル店のチェックを終え、車に戻って来たTさん。
メモをし始めましたが。

Tさん:今見たお店の方で値段が負けてそうな商品の内容をメモったところです。

調査中にメモをとるのは怪しまれるため厳禁。

気になる商品は、値段と、商品を間違えないよう、商品コードの末尾3ケタを暗記して、店を出てからメモる、これが鉄則。

地域で一番安い店にするため、価格調査も徹底してやっているんですね。

さて、オーケーの安さを生み出す秘密に迫るべく、商品のバイヤー、三枝さんについて行かせてもらい…

メーカーさんとの商談に潜入させてもらうことに!
この日は、お酒メーカーと、卸し会社の営業さん。
バイヤーの三枝さん、まずはこんな話から切り出しました。

三枝さん:ウイスキーのカテゴリーで数字の伸び率の高い所がハイボール缶で前年比142%。1番伸びているんですけど、これを年間で換算すると57万本…これ徹底して売れば、お客さんも絶対手にとってもらえると思うので、ここを年間100万本売るっていうのを目標にして価格のご相談をさせて頂ければなあ…と。
メーカーさん:ありがとうございます。100万本。

この会社のハイボール缶を、オーケーで、なんと「100万本売りたい」とアピール。
これだけの大きな発注は、メーカーにとって、かなりうれしいお話。

三枝さん、さらにこんな発言も!

三枝さん:カットする商品は他にいくつかある。売り場を空けることはできるので、御社の製品で強化しましょうか。

なんと、他のライバルメーカーの類似商品の品揃えを減らして、このメーカーの売り場を広げよう!という提案。
実はこれ、オーケーの得意技。他の商品でも、あえていろんなメーカーのものをズラッと揃えることにはこだわらず、選んだメーカーのもの「だけ」を並べることが多いんです。

かなりの好条件に頬もゆるむメーカーさん。
しかしこの後、三枝さんから、厳しーい一言が!

三枝さん:しっかり売場のメンテナンスはさせてもらいますので、価格の所、ズバリ!一本あたり、6円の値下げご検討をいただけないかなと…。

なんと、もともと下げてる値段から、さらに6円下げて欲しいというお願い。
想像をはるかに超える値引き交渉に、メーカーさんは…。

お酒のメーカーさん:ちょっと…即答はできないので、持ち帰らせて下さい。
スタッフ:厳しいですか?6円。
お酒のメーカーさん:ちょっと…厳しいです…。

商品を集中してたくさん仕入れる、そのかわりググッと低価格で仕入れる。この価格交渉こそがオーケーの安さには、欠かせないんです。

299円弁当開発でメーカー同士が激突!

そして、もう1つ、オーケーの激安の目玉が…

「お弁当売り場」
早速、お弁当を買ってるお客さんに聞いてみると…

お客さん:美味しいですね。
お客さん:鯖の塩焼きのお弁当が好きで。美味しくて安い!299円ですよ!

そう、脂がのった大きなさばが入った「サバの塩焼き弁当」
このボリュームで299円という安さで大人気!

そして、こちらは「のっけ鮭弁当」
塩鮭とイカや竹輪の揚げ物がご飯の上にどかんとのって、なんと198円と驚きの安さ!!

そして、堂々の一番人気は…

こちら!「ロースかつ重」299円!
なんでこんなに美味しそうなお弁当が激安なのでしょうか?
その開発の現場に潜入させてもらうことに…

ここは、オーケーの本社にあるテストキッチン。
8人のおじさんたちが、何やら打合せ中のようです。
でもよく見るとこの中に、オーケーの社員さんは2人だけ。
ということは、他の方々は…?

「担当メーカーです」
「日本食研です」
「容器メーカーの中央化学です」
「味の素冷凍食品です」
「問屋です」
「ニチレイです。2人います」

なんと、オーケーのお弁当開発は、いろんなメーカーさんを集めて、一緒に行うんです!
しかも、ライバルメーカーも、容器メーカーもごっちゃまぜ。
どうやって進めていくのでしょうか?

今回のテーマは「豚の生姜焼き」をメインにした、299円のお弁当の新メニュー!

するといきなり…

ニチレイフーズさんが生姜焼きの相方おかずの候補に出して来たのは、自社製品のメンチカツ。

オーケー社員さん:おさまりはいいですね。

ところが、ライバルの日本食研もだまってはいない。

日本食研さん:チキンカツがメンチカツより安いので商品化はしやすいかもしれない。インパクトはありますよね。

メンチカツより自社のチキンカツをぐいぐい売り込む日本食研。

オーケー社員さん:すごいボリュームありますね。

さらに!
日本食研さん:うちのおろしソースで…、上がけでおろしソースの上に万能ねぎかけて。

日本食研さん、自社のソースもアピール。

オーケー社員さん:やっぱりソースかけたほうが断然いいですよね。
日本食研さん:見た目は断然そっちのほうがきれい。
オーケー社員さん:ソースを別添するとそれで作業性がわるくなっちゃいますね。

メーカーにとっては、299円のお弁当に、どこまで食い込めるかの熾烈な戦い。
しかし、ただ商品を売り込めばいいという訳じゃないんです!
お弁当を299円にするための各社ギリギリのせめぎ合いが…。

刻みネギを1グラムだけのっけると…

オーケー社員さん:どのぐらいになる?
オーケー社員さん:今ので…ここは7円ぐらいであれば一応おさまりますね。
スタッフ:何を計算してるんですか?
オーケー社員さん:原価計算してまして、299円で値入を設定してしましてウチなら価格が、このくらいって言うのをメーカーで出し合って、みんなで価格の合計を出して商品を作っていきます。

スタッフ:今はどんな値段の割合なんですか?
オーケー社員さん:それは言えないです!
スタッフ:ネギ1グラムと言ってましたが、2グラムじゃだめなんですか?
オーケー社員さん:2グラムじゃだめです。オーケーの商品は本当に低価格なんで、みなさんが涙を流しながら、やっていただいているので、じゃないとこの価格では売れないです。

それぞれのメーカーと、商品や原価をその場で
直接ガンガン交渉し合って新メニューを開発してるんですね。

ちなみに今回考案したお弁当のメンチカツとチキンカツの2種は、これから二宮社長のチェックによって、採用されるかどうかが決まるんだとか。

▼スタジオでお話を伺いました。
加藤さん:2つのお弁当は社長が決められたんですか?
二宮社長:そうですね。2つとも販売させて頂いております。
加藤さん:それぞれのメーカーさんがしのぎを削って商品化していくということですが、どうしてこのような形ができるようになったんですか?
二宮社長:1円刻みの商品開発なんで。そこは1社だけではできないので、みんなで力を合わせて、その分、量を売って皆さんもウィンウィンになるようにということです。

お客さんに大好評!まさかの「買わないでカード」とは!?

いいものを安く、その一番の秘密が、毎週火曜日の会議にあるということで、本社へ伺ってみると…。

部屋の隅っこで、なにやら作業をしている人を発見!
何をしているのでしょうか?

中山さん:会議用の唐揚げを作ってます。

会議用の唐揚げ?

中山さん:商品提案を毎週するんですが、本部長に食べてもらって、良かったら売り場に並ぶんです。

そう、この日行われているのは、新商品をオーケーの売り場に出すかどうかを決める「商品会議」。

オーケーにとってはいちばん大事な会議で、青果、水産、精肉、それぞれの部門のバイヤーさん達が、ずらりと勢揃い。
そして、売る、売らないの最終決定を出すのが…

生鮮本部の佐藤本部長。

独特の緊張感がはりつめるなか、佐藤本部長の前に次々とバイヤーが新商品を持っていきます。

バイヤーさん:天然の白鮭かつ北海道産と…
佐藤本部長:これいくら?
バイヤーさん:458円で…狙いは398円ぐらいまで、持っていきたいです。
佐藤本部長:売れなきゃ話にならねえじゃん。せっかくおいしいんだから、食べてもらうためにはもっと安くいかねえと。
バイヤーさん:わかりました。

佐藤本部長、次々食べて、どんどん決めていきます。

スタッフ:売場に出ているものは全部試食しているんですか?
佐藤本部長:100%食べてます。
スタッフ:これで売り場に出さないというのも結構あるんですか?
佐藤本部長:半分ぐらいありますよ。
スタッフ:安くしても売らないんですか?
佐藤本部長:売らないですね。

かなり厳しそう…。

そして、さっき準備していた精肉担当の中山さんが、プレゼンするのは、唐揚げ用の衣付きの冷凍鶏肉。
高知県産のゆずが衣に入っていて、油で揚げるだけで、さっぱりとした唐揚げが味わえるという商品。

中山さん:僕個人的には匂いと味がよかったんでこれを提案しようかなと。
スタッフ:どこで知ったんですか?
中山さん:メーカーさんが提案に持ってきてました。

調理していたのは、この商品のメーカー、関東日本フードの中村さん。
オーケーのバイヤーとメーカーが、タッグを組んで挑むんです!

中村さん:欲しいですね、取引先にオッケーは。

もし、オーケーの売り場に並べることが出来れば、年間400万円の売上げが望めます。

商品会議では、いよいよ中山さんの番に。
果たして結果は?

中山さん:僕の方からは関東日本フードさんからの冷凍のからあげを提案したいと思います。

さっき用意した唐揚げを佐藤本部長の前に…
匂いをチェックし、一口でパクリ。

祈るように見つめる中山さん。
果たして…!?

佐藤本部長:おいしいは美味しいけど。解凍どれくらいかかるの?
中山さん:水解凍で10〜15分…。
佐藤本部長:水解凍したら水がでてきちゃうよ。
おいしくなくなっちゃうよ。食べ方をちゃんと提案しなきゃだめだよ。珍しくいいの持ってきたじゃん。
中山さん:ありがとうございます。

表現は辛口ですが、オーケーで販売することが決定!
別室で待っていた関東日本フードの中村さんに、すぐに結果報告。

スタッフ:良かったですね。
中村さん:良かったです。ほっとしました。

でもまだスタートライン。
これからどれだけ売れるか、が本当の勝負です!

まだまだ続く商品会議。
次は野菜担当の高信さんが提案。
夏が旬の枝豆、この時はまだ4月上旬。

高信さん:はしりの味ということで季節コーナーでの展開を予定しております。
佐藤本部長:美味しくない。苦いよ。はしりがほしい人のために出してあげるのはいいけど、苦味が強くて美味しくない。「オネストカード」必ず出して。

「オネストカード」?

実はこのオネストカードが、オーケー独自の戦略の1つ。

後日、売り場を見てみると。
高信さんが提案していた枝豆には…、「出始めの為、値段が高くなっております。
最盛期に比べると甘味が少なく、青臭い苦みがあります。
…お急ぎでなければご購入をお待ち下さいませ」
と、オネスト、つまり正直に表示。

他にも…「台風の影響でレタスの相場が高騰しています。品質もよくないので、可能ならメニューを変更して、他の野菜のご利用をおすすめいたします。」のように、
普通ならたくさん売りたいはずのスーパーが、なんとお客さんに「買わないで下さい」と異例の表示。

でも、このバカ正直さこそが、オーケーのこだわり。
お客さんには…

お客さん:正直に書いてあると消費者としては嬉しいですよね。
お客さん:マイナス面も正直に書いてあると信頼できる安心感がありますよね。

本当のことを教えてくれると好評なんです!

ところで、6年前から毎週、40種類以上の新商品の味をチェックしている佐藤本部長。ある悩みが…。

佐藤本部長:12キロ太っちゃった。

このお腹が、オーケーの品質を支えてるってワケなんですね。ダイエットも頑張って、佐藤本部長!

▼スタジオでお話を伺いました。
加藤さん:たくさん試食してるとわからなくなりません?
二宮社長:そうですね。なので、最初に食べた時の感覚を大事にしてますね。

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