過去の放送内容

「がっちりマンデー!!」毎週日曜あさ7時30分から

がっちりマンデー!!

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2019年3月17日放送

特集

劇的に進化!「フタ」ビジネスの最前線!
サラダの賞味期限を一日伸ばすフタが登場!?

ゲスト

森永卓郎さん、平野レミさん

番組内容

今回のテーマは普段は気にもならない「フタ」ビジネス!
フタとは「箱・容器の口、穴を覆い塞ぐもの」
果たしてそんなところに儲かるものが…?
でもみなさん!人生で、フタを開けない日なんて数えるほどしかないはず!
だから、そんなフタを次々に新しくしてがっちりな会社が、実は結構あるんです!
めくるめくフタの世界にご案内します!

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サラダのフタを変えただけで賞味期限が延びる!?

がっちり!フタビジネス
まず最初にやってきたのは…

セブン-イレブン!
なんでも、新しいフタをつけた商品が、ぐいぐい売り上げを伸ばしているという…
広報担当の羽石さんに話を伺いました。

羽石さん:もうすでに変わってるので、お気づきかと思うんですが、その秘密をご案内します。

セブン-イレブンで最近フタの変わった商品なんか、ありましたか?

羽石さん:こちらのサラダになります。

そう、フタが変わった商品とは、サラダ!
確かに、今までは…

パカって開けるフタでした。
それが今は…

ぺりぺりってシールのように剥がして使うフタに、いつの間にか変わっていました!
でもなんでシールのフタに変えたのでしょうか?

羽石さん:サラダのポイントの野菜。これが新鮮でシャキシャキとした状態でお客様の手元にお届けしたい。そこから色々と試行錯誤した中で、トップシールというフタにたどり着いたのが今回の秘密になります。

シールのように剥がして使うフタ
その名も!
「トップシール包装」

これがどうやら、新鮮で美味しいサラダに、随分と貢献してるらしい…

羽石さん:新鮮さは前のフタと同じなのですが、新鮮さをより維持するってことが今回のポイントになります。

そう、フタを変えたことで、賞味期限が長くなったんだとか。
なんと、もともと40時間だったのが…64時間に!
つまり丸一日分、長くなったということに!

美味しさキープで長く売れるこのフタのおかげで、サラダの売上も…

羽石さん:売り上げが約2割上がっております。

それにしても、なんでそんなに長くできるのでしょうか?
その秘密がわかるというので…

セブン−イレブンのサラダを作っている専用工場へ。

サラダを作っている様子をこの工場で見せるのは今回が初めて!

工場の中に入ると、美味しそうなサラダがどんどん作られています。
肝心の「サラダのフタ」は、どこで、つけてるのでしょうか?

プライムデリカの加藤さんに伺いました。

加藤さん:こちらがトップシール包装機です。

そう!こちらがあのフタをつけている「トップシール包装機」

次々にシールのフタがついたサラダが出てきますが…
中はどうなっているのでしょうか?

加藤さん:フィルムと容器を熱圧着させ窒素などの気体で中の環境を整えております。

よく見ると、フタのついてないサラダがガシャンと上に!
この時シールのフタが熱の力でくっつくわけですが、大事なのは、その「前」!

実はフタで密閉する前に、容器内の酸素や窒素、二酸化炭素などのバランスを整え、野菜が元気でいられる環境にしてあげているんだとか!

加藤さん:それで美味しい状態が維持されております。

新鮮な野菜を美味しい状態で長持ちさせるトップシール包装機!
それを全国の工場に揃え、同じように作るのは大変なんだとか。

美味しさのテストも重ね、去年の4月に一部店舗で変更し、今年3月から全国に向けて順次販売開始!

これからは、このシールのフタのお惣菜が、どんどん増えそうです!

シールのフタで美味しさ維持でがっちり!


▼スタジオでお話を伺いました。
森永さん:美味しさが長持ちするというのは消費者は嬉しいし、お店にとっても、長い間、商品をおけますよね。さらにプラスチックの量も減らせるから環境にも優しいんです。

大発明!はがしても何度もくっつくフタ!

続いて向かったのは…

東洋アルミニウムという会社!

実は5年前にも、すごいフタを作ったという事で、当番組で取材に伺ってました。

どんなに何回振っても、ヨーグルトがつかない驚きのフタ。
これも相当すごかったですが、なんでもあの開発者の関口さんが、またまたすごいモノを作ったらしい…
ということで、すごく出世して肩書が「首席研究員」となった関口さんに伺いました。

関口さん:ものすごいフタです。あっと驚きます。特に女性の方たちが喜ぶものです。感動します!ありがとうという言葉がでます!

すごいフタ…
一体どんなモノなのでしょうか?

関口さん:今回のフタは、一回開けてももう一度、ぴったりとつくフタです。

ということで、早速、スタッフが試してみると…
一度剥がしたフタをもう一度ぴったりとくっつけると…

くっついています!

ペリペリって剥がす、このタイプのフタ。
スナック菓子やヨーグルトなどの容器についてることが多いですが、食べきれなかった時、フタがつけられなくて、スナックは湿気ちゃうって事よくありますよね。

でも今回の新しいフタなら、食べ残しがあっても、もう一度フタを閉められるからとっても便利!

一体どういう仕組みなのでしょうか?

関口さん:フタが1つの層に見えるんですけど何層かにわけているんです。ある層にもう一度くっつく層を作りました。

実はふたの表面に隠れた粘着層が!
今までは熱でつけた層だけなので、一度剥がしたらくっつかなかった!

しかし新しいフタは…

その下に粘着層があるので、再度くっつけるようになったんです!

でも、フィルムに粘着層を増やすのがとても大変!
粘着性が強いとネバネバしすぎて、それを薄いフィルム状にするのが難しい。

素材の種類や強度などの実験を重ね、3年がかりで剥がしてもくっつくフタが誕生したんです!

まだ開発したばかりですが、スナック菓子の容器など色々使えそうってことで、がっちり!になる事、間違いなし!

今度はどんなフタを作るのでしょうか?
関口さんの開発はまだまだ続きます!

道路のフタ「マンホールのフタ」が実は進化していた!?

続いてやってきたのは…

日之出水道機器という会社。

水道ということは…
一体どんなフタを作ってるのでしょうか?
広報の山田さんに伺いました。

山田さん:人知れず安全を守ってるものなんです。こちら、マンホールのフタです。

そう!フタはフタでも地面にあるフタ。
マンホールのフタ!

実は日之出水道機器、国内シェアなんと6割!!日本一のマンホールの会社!
全国の工場で、月に約4万枚のマンホールを作っています!
と、いきなり発見したのは…

山田さん:最近話題になってるデザインマンホール。日本のマンホールというのは実はその土地土地で違うデザインになってるんですよ。

最近はご当地ごとにデザインされたマンホールのフタが大人気!

様々な絵柄のフタが全国各地に。
マンホールカードというのも配布され、マニアやコレクターの間で大人気になっているという!

ここでマンホールのフタの基本を確認。

山田さん:こちらがよくあるマンホールです。

実はマンホールっていうのは、丸いフタの部分と外側にある枠の部分と一対になっています。
その枠が地面にうまっていて、それにこの蓋をくっつけてるんです。

山田さん:マンホールを開くとこうなります。

では、マンホールのフタはどうやって作っているのでしょうか?
知られざるマンホールのフタ作りを拝見!
見せてくれたのは、とっても重要なパーツ!

山田さん:こちらです!これがマンホールの元になってる型です!

倉庫にあったのは、今までに作ったフタの型、その数3000種類!

山田さん:マンホールの作り方はこれで砂の型を作るわけです。

山田さん:そこに溶けた鉄を流し込んで作っていきます。

こちらの工場では月1万個作ってるんだとか!

さてそんなマンホール作り、一番気をつけなくてはいけない大事なことがあるらしい。
それが…

山田さん:一番重要となるのが食い込み加減です。

そう、「食い込み」!
毎日毎日、車や人に踏まれるマンホールは、その重さで地面に食い込みすぎてしまうと外れにくくなる。

山田さん:普段車から押し込まれているのでどんどん食い込みが強くなるんです。下から空気や水が上がってきた時に…

山田さん:行き場がなくなった空気がシャンパンみたいにマンホールを飛ばしちゃうんです。人とか車がいたら危ないです。

そこで、しっかり塞がるけど食い込みすぎず、空気や水が抜けるようになってる事が重要なんだとか!
その違いを見て見ましょう!

山田さん:安全の機能が働かないものをみてもらいます。

危険なマンホールのフタ、下から空気を送ると…

フタが勢いよく飛ばされました。

山田さん:今は(金具で)止めてあったから飛ばないですけど、実際には食い込んでる力が強いほど飛ぶ力も強くなりますから、もっと勢いよく吹っ飛んでしまった場合、危ないですよね。

一方、安全なマンホールは押し上げられずに空気が抜ける!
さらに水で押し上げても…

山田さん:マンホールのフタは上がってないんです。

フタがそこにあるから車が上をそのまま通れちゃう!
その秘密がこちら!

留め具や、蝶番(ちょうばん)と呼ばれるフックがついているので、空気や水を通すけど、フタは外れない!
実はフチにも工夫が!

昔のフタはフチがまっすぐだったため、くさびのように地面に食い込みやすかったのですが…

最新のフタは淵のラインを曲線にすることで、重さによる食い込みを防止!

さらにフタの裏側も、井桁(いげた)型と呼ばれる井形(いがた)のデザインから、放射状リブ構造と呼ばれる放射状のデザインに改良!
放射状にすることで重さの耐久性が増し、寿命はなんと2倍に!
耐久年数が15年から30年まで伸びたそうです!

こうした工夫が国内シェアNo.1の会社にしているんですね!

日之出水道機器は安全なマンホール作りでがっちり!


▼スタジオでお話を伺いました。
加藤さん:日本がマンホール技術でいったら一番ですか?
山田さん:そうですね。日本ほど繊細に作られてる国はありませんので、ましてや、デザインが違うなんていうのは日本人ならでは繊細さと丁寧さです。
森永さん:マンホールの色は日之出水道機器さんでやられてるんですか?
山田さん:そうなんです。実は手塗りなんですよ。塗るというか、凹んでるところに塗料を落としてるイメージなんですけど。

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