過去の放送内容

「がっちりマンデー!!」毎週日曜あさ7時30分から

がっちりマンデー!!

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2017年9月3日放送

特集

世界で売上げ4兆円あのイケアが登場!イケアの本拠地はスウェーデンの地味な田舎に!?

ゲスト

イケア・ジャパン株式会社 代表取締役社長 ヘレン・フォン・ライスさん

番組内容

今日のがっちりマンデーはイケア!
青と黄の、ブランドカラーでおなじみ、北欧スウェーデン生まれの家具屋さん!
2006年、千葉県船橋に出店するとお店に並ぶ商品がどれも、おしゃれで安い!と、評判になり、お客さんが押し寄せ、今では国内に8店舗を展開!その年間売上げは、767億円!
全世界では4兆円!その秘密を探りにスウェーデンにがっちりカメラが初潜入!
年間2000の商品を生み出す心臓部で見たものとは…?
イケアの儲かる秘密に迫る、30分です!

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イケアの心臓部があるスウェーデンに日本のカメラ初潜入!

北欧スウェーデン生まれの家具と雑貨のお店。

「イケア」
国内1号店は千葉県船橋を取材してみると…
多くのお客さんで賑わっていました!

人気のヒミツは、おしゃれ!そして安さ!

ダイニングチェア、2,500円!
サイドテーブルは、999円!
家具以外の雑貨も壁掛け時計1,499円!
フライパンは、なんと299円!

そして、レジ近くで売っているソフトクリーム。
50円です。

みんなを虜にする、安くて、おしゃれな商品は、一体どうやって作られているのか?

ということで日本から飛行機で北欧まで11時間!
さらに、のどかな田園風景を電車で2時間。
到着したのは…

スウェーデンの首都、ストックホルムではなく、南部の小さな町、エルムフルト。
人口は1万6000人。

スタッフ:非常にのどかな町ですね。

意外と田舎。
でも、このエルムフルトこそ、4兆円企業、イケアの心臓部なのです。

町の中を探索すると、何やら、大きな建物を発見!
訪ねてみると…

あら、日本の方!
日本のイケアの広報担当、岩崎さん。

広報・岩崎さん:イケアは全世界で9500商品があるんですけど、全部ここ、エルムフルトで商品開発とデザインがされています。デザインの中枢部という役割ですね。

ここ、イケア・オブ・スウェーデン、IOS(アイ オー エス)は、商品の開発・デザインが行われる場所。

で、ここエルムフルトには、日本と同じ 巨大な店舗や、記念すべき1号店の中に、イケアの歴史を展示した、イケア・ミュージアム、さらには、客室内はすべておしゃれなイケア家具、女性に大人気の、イケアホテル。

そう、ここエルムフルトは、まるごと、イケアタウンなのです! 
でも、なぜ小さな町に、イケアの施設が集まっているのかというと、それは…

創業者、イングヴァル・カンプラードさんが生まれた場所だから。
91歳、今もご健在のイングヴァルさんは、なんと6歳でマッチ箱を売る商売を始め、17歳にして、イケアを創業。

育った場所は『アグナリッド村』の『エルムタリッド』という農場。

そう『イケア』という会社名は、「イングヴァル、カンプラード、エルムタリッド農場 in アグナリッド村」の頭文字をとったのです。

企画など全部がエルムフルトで行われているということで、今回は、特別に許可を頂き、イケアの様々な施設の中へ!
なかなか見ることのできない商品づくりの現場を拝見させて頂くことに!

お店にあるオシャレなディスプレイが社内の通路にも。
まずお話を伺ったのが、商品開発 クリエイティブリーダー、ジェームズ・ヒュッチャーさん! 

家具から雑貨、ほとんどの新商品の指揮を執る、スゴい人です!

スタッフ:イケアの商品をつくる上で気を付けなければならないことは?
ジェームズさん:デザインを手掛けるうえで5つの要素を最重視しているよ。美しいだけではダメなんだ。

そう、イケアの商品は、『ただオシャレ』なだけじゃダメ。

優れたデザイン、機能性、頑丈さなど、バランスがとれていないと商品化には至らないのです。
中でも、重要なのが…

ジェームズさん:最も重要なのは最初に価格設定を行うこと。そうすることで低価格でも優れた商品を多くの人に提供できるんだ。

そう、価格を最初に決めてから、デザインと機能を考えるのが、イケア流。
新商品「卓上ライト」は、およそ600円での販売となる予定。
価格と、スマートなデザイン、シンプルな機能が共存している。

ジェームズさん:分解することもできるからコンパクトに梱包することができる。大きな箱に入れて出荷しなくて済むんだ。

なるほど、出荷を考えた上のスマートなパッケージ機能まで!

続いて向かったのは、商品開発の要ともいえる『試作品』制作の現場!

スタッフ:広い!

実は、テレビカメラが入るのは初めての場所!

ここ、『プロトタイプ ショップ』はデザイナーから上がってきた設計図を元に試作する工房。
イケアには15人のデザイナーが在籍し次々と新作のアイデアを出している!
それを元に、木材や、プラスチック、縫製など総勢30人の職人たちが、ひとつひとつ試作品を作っているのです!

リンダさんは『布』のプロ!クッションカバーの試作品のようですけど、さて、何の柄なんでしょうか?

リンダさん:象のデザインよ。南アフリカ出身デザイナーのデザインよ。


工房には、木材を加工する機械や、最新の3Dプリンターも導入。
でも、カタカタミシンで編んだり、ハンドル握ってドリルで穴をあけたりと、ほとんどが手作業。
細かいデザインに柔軟に対応するために『職人の腕』が必要ってことですね。

ヘンリックさん:商品作りは1つのチームだ。だからデザイナーと緊密に連携を取ることを心掛けているよ。

作って不具合が出る場合はデザイナーがもう一度図面を書き直し、また試作。
それを繰り返し、2000アイテム以上をチェックするのです。

そんな工程においてユニークなアイデアが生まれる事も。

イケアの家具の特徴は、購入後に、自分で組み立てること。
お客さんが手こずらないようにと、工房のプロ達が発明した、ナイスアイデア。

とはいえ、イケアの家具・雑貨といえば、やっぱ、おしゃれなデザイン!

エルムフルトのお店に行ってみると、エントランスが日本のお店と一緒!
店内の通路も、吊り下げられた ポップも一緒!
お店の作りや、売っているものや色が統一されているんです。

イケア・ジャパンの竹川さんによると、イケアのアイテムやカラーは、スウェーデンの人達の暮らしと深いつながりがあるそうで、

竹川さん:どんよりとした暗い時期が長いので、部屋の中を快適にという考えが生まれてきますね。

スウェーデンは冬が長くて、曇りの日も多い。
外の景色がグレーで、どんよりしてるので、せめておうちの中だけはカラフルに!ってことで、家具のカラーにこだわったり、窓辺には、キャンドルで生活を豊かにする工夫をしてるのです!

続いてやってきたのは、研究施設のテストラボ。
こちらで行うのが、品質チェック!

家具が、動いてる…?
これは日常生活の引き出しの開け閉めの再現!
回数はなんと50万回!

テストラボでは、何度も何度も、家具を押したり、引いたりして、壊れてしまわないかの、チェックをしている。

大きな木を転がし、ベッドでの寝返りの再現や600個のLED電球をずっとつけといて、何日間もつかのチェックなどなど、『もしも、こんな使い方をした場合』を想定し、テストを繰り返しているのです。

カタリーナさん:コラボしている商品から、人体に影響がある化学物質が検出された場合、法律よりも厳しいレベルで化学物質を排除します。

イケアには、独自の厳しい検査基準があるため、商品が企画され、店頭に並ぶまでの期間は2年と長い!

一方、スウェーデンでは、日本で見かけない商品も。
イケア製の自転車。さらに、電動キックボード。

LEDで光合成を促す水耕栽培キットなどなど、日本では未発売。

家庭菜園ブームの日本で、これ売れるかも…。

妥協を許さず、進化を続けるイケア!
スタジオのヘレン社長は、社員時代、どんなお仕事を担当されていたんですか?

▼スタジオでお話を伺いました。
ヘレン社長:ストアマネージャーも中国でやっていましたし、それからアメリカに行って3年間副社長などをやっていて、その後、日本に来ました。
進藤さん:創業者にお会いになったことは?
ヘレン社長:はい。私はまだパートタイムをやっているときに、たまたま彼がお店に訪れた時に会っています。とっても素晴らしい起業家です。
進藤さん:値段を決めてからデザインや商品を作っていくというのはビックリですね。
ヘレン社長:高いものを作るのはすごく簡単なんです。価格を抑えて作るというのは非常に大変な仕事なんです。ですから私たちは本当に素晴らしいデザイナーとしか仕事はしません。簡単な仕事ではないですから。

世界中で売られるイケアの戦略に密着!

世界28各国に展開するイケア。
いろんな国で家具や雑貨を売るために、とっても重要な作業があるらしい。

カタリーナさん:それぞれの国でモニタリングを行なっています。日本やインド、様々な国で自宅訪問を行なっているんです。

そう、イケアのお宅訪問!
一体なぜ、一般家庭への訪問が重要な作業なんでしょうか?

ということで、日本のイケアのお宅訪問に同行!
神奈川県、港北店の石田さんと山下さん。

訪ねたのは、鎌倉の一軒家、さてどんな事を?しばし拝見。

石田さん:「こうしたいなぁ」とか気になっているところは?
奥様:収納がない家なので、全部荷物が出ている状態。そこが悩み。子ども部屋が狭すぎて2段ベッドも使えない状態。

イケアの家具の使い心地を聞くのかと思いきや、そうじゃなさそう。
キッチンに移動しても…

奥様:ラップの置き場がない。
石田さん:確かにね。
奥様:外にも出しておきたくないし。

バスルームでも…

石田さん:使い勝手は?
奥様:悪いです。収納もないので。
石田さん:確かに。

『確かに〜』と、うなずきながらあちこち確認する石田さん。

スタッフ:お宅訪問をしてイケアの商品をどう使っているかという調査ではないんですか?
石田さん:日本の方々が暮らしている中で、お困りのポイントやストレスを抱えているポイントを聞く。

そう、調査のポイントは『イケアの家具・雑貨に対する不満』じゃなく『我が家そのものに対する不満』 

このお悩みが『国』によって様々…

日本の場合、「収納スペースがなくて、片付かない」というお悩みが多く、

おとなり中国では、『柄付きの中華食器だけじゃなく、シンプルな食器もそろえたい!』
という感じ。

リサーチしたイケアはお悩み解決のため、新たな商品開発に動く!

日本のように収納スペースが少ない!という国には、たっぷりモノが納まる、ソファ兼用のベッドや、壁に設置ができる収納ボックスを開発。

世界で売上4兆円も納得いきます!

▼スタジオでお話を伺いました。
加藤さん:日本は収納が少ないイメージですか?
ヘレン社長:そうですね。どのお宅に訪問しても悩みをかかえていますね。
加藤さん:(イケアの店舗には)食べる場所があって、その後、みるっていいですよね。
ヘレン社長:イングヴァルさんがイケアストアを出るときにお腹ペコペコで帰ってほしくない。子供たちがぐずってほしくないと考えました。

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