過去の放送内容

「がっちりマンデー!!」毎週日曜あさ7時30分から

がっちりマンデー!!

過去の放送内容

2016年10月16日放送

特集

デジタルの影に超アナログが!「隠れ人力ビジネス」ITビジネスの裏で…32万人の主婦が大活躍!

ゲスト

森永卓郎さん、ディーン・フジオカさん

番組内容

本日のがっちりマンデーは「隠れた所で人力発見!」
めざましい進化を遂げる、デジタル技術!
10年から20年後には、仕事の5割は人工知能やロボットに置き換わっちゃう…なんてニュースまで。
確かに、どんどん、コンピュータ化が進んでる!
しかし!一見そうは見えないものの、人の力が大いに活用されてるビジネスって、まだまだけっこうあるんです!!
やっぱり額に汗して働くって大事だな〜と思っちゃう30分です!

■放送内容をシェアする

◎株式会社うるる

まず最初に尋ねたのは…東京・中央区。 
とってもファッショナブルな入り口の「うるる」って会社。

なんともイマっぽい雰囲気のオフィスですが、やっているお仕事というとは、それとは真逆のオカタさ。
「入札」!
国内最大級の入札情報サイトNJSS(入札情報速報サービス)なるものを運営してるんです!

入札情報というのは、全国の官公庁、地方の自治体が、「こんなお仕事ありますけど、どなたかやりませんか?」という、発注の概要。

でもこの入札情報、それぞれのお役所で、告知の張り紙をみたり、各サイトにひとつひとつアクセスして探す!ってなるとけっこう大変。
しかし、このNJSSなら、美味しいレストランを探すように地域で検索したり、お仕事の内容で検索したりと簡単に探せちゃう!

現在、提供してる案件は、5万件以上!
毎日、6000以上の入札情報を集めてるってことで、大評判なんです!
これだけの情報収集には、きっと最新のIT技術が駆使されてるはず…と思ったら!
実は、隠れた所で「人力」が大活躍してがっちり、らしい!

こちらがヘアスタイルも決まってる、事業部長の渡辺さん。
いかにもIT系って感じ!結構ニーズがあるんですか?

建設業やサービス業、設備設置業などの10万社が、会費を払って、このサイトを使ってる!
でも、あれだけの情報は、どうやって?

入札情報速報サービスの膨大な情報は、全国の「主婦のみなさん」が集めてるらしい…。
ならばと、都内にお住まいの奥様を訪ねました!

で、奥さん…実際にはどんな感じで?

中田さん:違います。担当してる役所が決まってるので決めれらたページを見ていく
スタッフ:簡単じゃないですか!
中田さん:簡単なんです〜!

中田さんが担当してるのは、東京航空局や近畿運輸局など5つ。
それぞれのお役所のウェブサイトで、週3回の入札情報の更新をチェック!
新規の案件があったら、公示日(こうじび)、案件名、サイトのアドレスなどを打ち込むだけ!

という中田さんの収入は、週3回、数時間の作業で月5万円ほど。
見つけた情報数にもよりますが、中には、30万円近く稼ぐ方も。
で、32万人の主婦の力を使ったこのビジネス!
考えた社長というのが…

ラフな登場でございましたが、れっきとした代表取締役。
当年とって40歳!星社長!
なんでまた、こんな人力ビジネスを?

さらにこんな新しい人力ビジネスも!
それが、全国の空き家が分かる情報サイト、「空き家活用ポータル」
これまた、人力で空き家を探してる!

全国のスタッフが、近所の空き家を発見したら、写真を撮って専用のアプリで登録!
で、その情報を、空き家を売買したい不動産や建築関係の会社が購入するシステム!

主婦のみなさんなら、ママ友などのコミュニティを利用して、もっと簡単に探せるはず。
全国の主婦の力で、年商は14億円!
こりゃますます今後も…

◎ドゥクラッセ

続いて注目したのは…
ファッションカタログ通販の会社、ドゥクラッセ。
こちらは、40代50代、大人の女性向けファッションを中心に、ただいま急成長中。
人気のヒミツが、電話の受け答えがとってもいいらしいが、さて?
そこで、新人ADの由良ちゃんがこちらのニットカーディガンを購入する設定で、問い合わせの電話をすることに!

身長155センチ。やっぱり気になるのは、肩幅やウエストなど、着た時のサイズ感ですよね…すると〜!

どういった感じになるか確認する?

え〜っ、オペレーターさんが試着?
でも、3サイズとかなんやかんや違うのでは?
一体、どういうことなのか?

というわけで、東京は世田谷区にある会社をたずねてみました!
キュートな広報の工藤さんがお出迎え!
さっそくコールセンターに案内してもらいました。

一人のオペレーターさんがヘッドセットをはずして席を立ち…
服を一着とってきて…   
着ちゃったぞ!
本当にオペレーターが服を着て確かめてる!

そう、ファッション通販のドゥクラッセは、オペレーターさんの即応力が大評判の会社!
当のオペレーターさんはというと!

というわけで再びADの由良ちゃん!
今度は、こちらの新作ワンピースを問い合わせてみることに!
でも、ちょっと体型で気になることが…

っと、気になることを伝えて、のんびり待ってる由良ちゃんの知らぬところでは…オペレーターさんが走る!

なんと社内で、由良ちゃんと同じ155センチの女性を大捜索!
そして、身長が同じくらいのオペレーターさん発見!
大急ぎで、問い合わせのあった、ワンピースを試着して、担当のオペレーターさんの元へ。

と、丁寧な神応対の結果…サイズ感もぴったりのワンピースをゲット!
北海道のお母さんお父さん見てますか〜!
で、この大人気のドゥクラッセを立ち上げたのが…

あら〜さわやか。はつらつとした林恵子社長!

っと、還暦の常識をかえそうな林社長ですが、オペレーターの常識は変えちゃった、人力ビジネスのアイデアを思いついたのでしょう?

IT時代に逆行する、人力作戦が功を奏し、業績も、どんどんと右肩上がり!
なんと、年商は155億円!

◎モリサワ文研

続いて注目したのは…フォント!
フォントというのは、明朝やゴシックなど文字の形、デザインのこと。
テレビのテロップや本屋や雑誌、パソコン、スマホ…世の中にあふれる、あらゆるモノでフォントは使われてる!

で、そのフォントをゼロから開発する、すんごい会社が!
創業は大正年間92年を誇る、モリサワ文研。
作ったフォント、およそ1000種類!
私たちのまわりにはモリサワがあふれていて、電車内の案内板これは「タイプバンクUDゴシックB」。このカーナビには「新丸ゴシックR」。この預金通帳には「UD書体」。商品のラベル表示には「UD新ゴシック」 といった具合。

日本の印刷・出版物にいたっては、その8割がモリサワ文研のフォントなんですって!
そしてそのフォントの使用料でがっちり!
けど、これも今の時代、パソコンを使ってデジタルに作っているのでは?
と、モリサワ文研のフォント製作現場へ!

満面の笑みで迎えてくれたのはデザイナーの小田さん!
フォント作り一筋39年の大ベテラン! 主に出版物に使われているレイミンという有名なフォントを作ったすごい人!

デザインを真似されたら大事!制作の現場は、超極秘! 
今回は特別に作業の様子を見せていただくことに!

方眼用紙の上に文字を手書きしているようですが…これは?

モリサワでは一つのフォントでつくる文字数は2万3000字。
そのうちまず、500文字を先に作る。
この500文字は、「払い」や「はね」、「止め」など、文字の基本パーツがまんべんなく入ったものを、チョイス。

例えば「永」という漢字には 右払い 左払い はね 点 角ウロコ 横棒と、重要なパーツが6つも!

こちらの「街」という字も、定形文字のひとつ。
じゃあその他、基本となる498文字ってのは?

基本の500文字が出来たら、それを元に2万3000字に増やしていく。
例えば、樹木の樹って漢字なら、これだけ参考にしながら、もちろん、それも全部手書き!
そこまでやったらようやくコンピュータに入力。
でも人力による作業は、これで終わりじゃない!

熟語にしたときの文字の微妙なバランスをチェック!
例えばこちら「採用年月日」。
「月」という文字が、今度はほんの少し、左にずれてる感じがしませんか?

熟語にしたときにバランスまで考えて文字のデザインをチェックするのも人力!

2万3000文字の一つのフォントを作るのに、短くて1年!
長いものは、なんと5年もかかる気の遠くなる作業!
でもかいあって…

レイミンは、フォント一つから74万を超える文字数を生み出し、ギネス記録に認定されているのです!

■放送内容をシェアする

このページの先頭へ戻る

Copyright© 1995-2020, Tokyo Broadcasting System Television, Inc. All Rights Reserved.