過去の放送内容

「がっちりマンデー!!」毎週日曜あさ7時30分から

がっちりマンデー!!

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2016年9月4日放送

特集

あなたの足元にも儲かりの種が!?「儲かる地面ビジネス」青森に宝の"砂"山が!道路の横の「グレーチング」って何だ?

ゲスト

森永卓郎さん、田中卓志さん(アンガールズ)

番組内容

今回のがっちりマンデーは、儲かる「地面」ビジネス!
海や宇宙のビジネスチャンスが広がっている今、あえて「地面」に注目!
地に足つけたビジネスを日本各地で徹底調査!儲かり地面ビジネスに迫ります!

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◎コケを敷き詰めてがっちり!

まずやってきたのは、山形県山形市。
どうやら農家さんのようですが…

社長:地面ビジネスでがっつり!

出迎えてくれたのは、なまっているのか噛んじゃったのか、とにかく「がっつり!」の山本社長。
年商をお聞きすると

山本社長:年商はいいときで2億円

山本社長の会社、「モス山形」は、社員わずか10名ほどで、なんと年商2億円!
いったいどんな「地面ビジネス」なのでしょうか?
自らハンドルを握る社長に付いて、どんどん山の中へ進んでいくと…
たどりついたのは、何やら畑のような場所。

山本社長:黒い遮光ネット張っているところが、がっつりのビジネスですね

それでは、黒いベールに隠された、社長の儲かりアイテム、オ〜プン!!

ん?これは芝生ですか?

山本社長:いやいや芝じゃないです。苔なんです。地球温暖化ということで…都会のアスファルトとかを緑化する手立てがないので。

そう、山本社長の儲かりビジネスとは 「苔」!
今、都市部では、ヒートアイランド対策の屋上緑化が大注目!
そこで社長は、工場の屋根やビルの壁面を手軽に緑化できる、「苔ボード」や「苔マット」を製作販売しているんです!

お値段はどれくらいなんですか?

山本社長:1平米で6500円。加工すると13000円。

屋上を始め、ビル周りを緑化するには、「芝生」を使うのが一般的と思いがちですが、社長曰く、「コケ」は、芝生よりも、いいことがたくさん!

まず、芝生だと毎日の水やりが欠かせないけれど、苔はその必要がない!
特に、社長が主に栽培している「すなごけ」なら、空気中の水分だけでOKなんだとか!
さらに、芝生を育てるには、「土」がいるため、重くなってしまうけど、コケは、根がないので土いらずで軽い!
なんと、発泡スチロールのマットに、貼り付けるだけ!

山本社長:軽いから、色んな建物の上に載せることができる
  
工事も簡単で、手間もかからない「苔」は、まさに緑化にうってつけ!なんですが、ある程度まで育てる、「栽培」の方がなかなか大変なんだとか。

山本社長:病気にかかった時の対処法とか、栽培する場合でも、こういう場所はこれくらいの遮光をしたほうがいいとか、色んなノウハウがあるんですね

社長が苔のビジネスにひらめいたのは19年前。
当時、社長は山形で酒屋さんを営んでいたそうなのですが、ある日、「京都議定書」のニュースを見て、「これから先は緑化ビジネスだ!」と、苔の研究をスタート!
苗と一緒にまく水の量や苔にあてる陽の光の時間などのリサーチをかさね、誰にも真似できない苔の栽培ノウハウ手にいれたんだとか!

山奥で育てた苔は、いったん地面からはがして、ふもとの工場へ!

工場で地元のおばさまたちが、発泡スチロールのパネルにぬいつけるんですが、この縫い方にも企業秘密が!

山本社長:こういう加工はほどんどやれる技術を持ってる会社が無い。簡単に縫ってるみたいだけど、普通の人が乗ったら糸がバチバチ切れてしまう。

そして、苔を栽培している場所もまた、儲かりポイント。

山本社長:安い安い!タダみたいなもんです。荒れちゃうと農地じゃなくなっちゃう。先祖代々の土地がこうなったら、もうお終いなので「守ってくれ」と。

昨今、地方の山間部などで急増中の、担い手のいない「耕作放棄地」。

これを苔栽培で使ってくれれば土地が荒れないで済む!と、タダ同然!年間5000円で貸してくれるんだとか。

山本社長:こういう農地を使った新たなビジネスを、全国各地で広がったらいいなと思う。そしたら里地が蘇ってくるじゃないですか。それが夢ですね。

土地さえあれば、どこでも栽培可能な、苔ビジネス。
社長の目標は、全国展開!

◎グレーチングの最大手でがっちり!

次にやってきたのは広島カープも絶好調の広島県は呉市!
株式会社ダイクレ。
どんな地面ビジネスなのか、総務人事部の濱崎さんに伺いました。

濱崎さん:皆さん毎日目にしてると思います。日本全国どこに行っても使われています。

よく目にするものとは一体?

濱崎さん:これです!グレーチングって言います!

道路の排水溝にかかってる、金属のアミ!これ、グレーチングっていうんですね!
ダイクレは、このグレーチングで、日本国内4割のシェアを誇るトップメーカー。
年商は、なんと177億円!
他のメーカーとは何が違うのでしょうか?

濱崎さん:見た目はほとんど変わらないと思うんですけど、これを作る技術力ですね。創業以来、グレーチングを作る設備は自社で開発して作っています。

そう、日本で初めてグレーチングを作ったのがダイクレ。
創業者の山本茂氏は、あの戦艦大和を作った技術者のひとりで、船の中で使われるグレーチングを考案したのが、そもそもの始まり。
だから、昔の日本海軍の港があった、広島の呉にこの会社があるってわけ。

それでは、製造の秘密を探るべく、グレーチング工場を案内してもらいましょう。
工場長の田所さん、お願いします!

田所工場長:こちらの機械がグレーチングの溶接機でございます!

細い金棒が…ビシュンと溶接機に!
何本も横に並んでる金属の板に、一本一本 電気で加熱し、ぎゅっーと押し込みながら溶接。

こうして、あの美しい金属の格子が出来上がる!実はこの美しさに、ダイクレの画期的な発明が!

田所工場長:私どものは、ツイスト型グレーチングと言いまして、ねじった棒を溶接して、グレーチングしています。

確かに、よ〜くみると捻れてる!

捻ってあると、歩いた時にすべりにくい!
しかも、捻ってあることで、金属と金属が点で接するので、電気の力が集中して伝わり、素早く溶接できる!

ダイクレの発明は他にも!

田所工場長:もともとの当社のグレーチングは、クロスバーが10cmだったんです。それをこの間の真ん中の5cmにしました。

10センチの幅を5センチにしてベビーカーや自転車も通れるようにしたのもダイクレが最初!
でも、これってそんなに難しいようには見えませんが…

田所工場長:これ長さが6mあるんですけど、10cm間隔だと60本なのが、5cmにすると倍になりますので、120本必要になります。なので、生産性が倍かかってしまう。

単純に倍にしたら、生産性が落ちてしまうので、同じ時間で倍の数を溶接できるように設備から開発!

他にも、ダイクレは常に、さまざまなタイプのグレーチングを開発!
ハイヒールでもひっかからないようにグーッと目を細くした、「細目グレーチング」や、繊維強化プラスチックを使ってとにかく軽量にした、ファイバーグレーチングなど。
更に、こちらは、ちょっと変わった形状のタイプの「テキサスゲートグレーチング」。

実はこれ、畑に鹿を近づけないようにするためのグレーチングで、踏むと、ひずめに違和感を覚えるようになっているんだとか!

ダイクレはグレーチングで、がっちり!

◎色んな所の砂でがっちり!

やってきたのは港区元赤坂。ルナサンドという会社。
出迎えてくれたのは、原田社長!
一体どんな地面ビジネスを手がけけているんですか?

原田社長:私が手がけているビジネスは、砂のビジネスです

砂?ってあんまり儲からなさそうだけど…
ところがどっこい!社長は砂で、なんと年商30億円!
いったい、どんな砂ビジネスなのか?
今回は、社長手作りのフリップで説明してくださるという。

原田社長:砂は、皆さんが全然知らないところでも使われておりまして、例えば、

鈴木社長:全国のゴルフ場に、砂を納めさせていただいています

さらに!

原田社長:競馬場にも。

そう、ルナサンドは、ゴルフ場の芝を育てる砂や競馬場のダート用の砂で儲けてる!
それって、普通の砂とは違うんですか?

原田社長:砂には、とっておきの秘密がありまして、青森に宝の山があります!
スタッフ:青森に宝の山!?青森に行けばその砂があるということですか?
原田社長:はい!

ということで、はるばる青森県は六ケ所村へ!

出迎えてくれたのは…

原田さん:おはようございます!ルナサンドの原田でございます。
スタッフ:あれ?ルナサンドって社長も原田さん。
原田さん:はい、私の姉が社長になっていまして、私が弟です。

社長の弟、取締役の原田育郎(いくろう)さん。
この六ケ所村採取場で、超プレミアムな儲かる砂が採れるらしいのですが。

原田さん:これが我が社の宝の砂、"プレミアムサンド"です。

他の砂と何が違うのかというと、青森で取れる砂はとにかく粒が丸くて、大きさが揃ってる。
普通の砂と比べても、きめ細かくてサラサラ!

実際にルナサンドをゴルフ場で使っているグリーンキーパー深田さんに聞いてみると。

深田さん:大きな違いは、粒子の丸か角かっていうこと。角だとものすごくグリーンが締まってしまったりするので、丸めの粒径の揃った砂を入れることで、水がはけるようにする。
また、お客さんがよくプレスされるので、固まらない、そういうことで青森砂を使っています。

普通の砂は形が揃ってないので、水はけが悪く、ふみ固まる。
ところが、この青森の砂は粒が丸くて揃っているので、水はけが良く、ふみ固まらない!
六ケ所村採取場は、大昔海だった所が隆起して出来た土地なので、海水で洗われて丸くなった貴重な砂が取れるんだとか。

採取した砂は船で運ばれますが…儲かる砂作りには、更に続きが!

原田社長:弊社、千葉に工場がありまして、完全な製品にしています。

ということで、今度は千葉・船橋の工場へ。
案内してくれたのは、工場の小野塚さん。
ここでは何をしているんですか?

小野塚さん:ここで砂を焼いています。

砂を焼くことで殺菌ができ、さらに余分な大きさの粒を取り除くことができるんだとか!

小野塚さん:この中で、火を噴きつけて、前へ前へと砂をスクリューで押しているイメージですね。

実際、中はこんな感じ!

押し出された砂は炎で焼かれ小さい粒は蒸気と一緒に排出!
一方、大きい粒は熱で膨張させてアミに引っかける。
そして、ちょうどいいサラサラの砂だけを作り上げるって仕組み!

でも、どうしてわざわざこんなことを?

小野塚さん:例えば競馬場とかに持って行った場合、1コーナーから4コーナーまで同じような砂が必要になるんですね。
そのために、安定したもの、砂の物質が条件によってなるべく変わらないものを作ってるんです。

手間ひまかけた砂に、使う側も大喜び。
導入件数も右肩上がり!

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