過去の放送内容

「がっちりマンデー!!」毎週日曜あさ7時30分から

がっちりマンデー!!

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2016年8月14日放送

特集

CMでよく見る"あの"会社の秘密に迫る!「ブランド売るなら…」売った後、どうなる?スゴい倉庫が!

ゲスト

森永卓郎さん、カンニング竹山さん

番組内容

テレビを観てると、最近やたら目にする、いくつかのCM。
なんで、謎めいたCMを流すのか?
そもそも何を売ってる会社なのか?わからないことって、けっこうある!
でもきっと儲かってるはず、ってことで、あの会社この会社が、がっちりな理由に迫ります!

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◎家庭教師のトライ

なつかしの大人気アニメ
「アルプスの少女ハイジ」のキャラクターを使った、なんともコミカルなCMでお馴染みなのが・・・『家庭教師のトライ』

しかし、一体なぜ家庭教師の会社がこんなCMを作ったのか?
その謎を探るべく、東京は千代田区にある、トライ本社へ。
びしっと、お出迎え頂いたのは、広報担当の物部(ものべ)さん。

トライがCMにハイジを使うのは、親御さん世代に子ども時代を、思い出してもらうため。
だから、なるべく当時のアニメを使うってのがポリシーなので、ストーリーにあった映像を探すのが大変!

でも、そのCMの効果となると、どうなんでしょ、物部さん?

ハイジのCMを放送した4年前から、生徒数は年々4割アップと増え続け、今では何と、10万人に到達!まさにハイジさまさま。
しかし、トライ急成長の立役者は、ハイジではなく、この人なんだとか!

CMにもたびたび登場する、スーツ姿で7・3分けのキャラクター、トライさん。
って、普通に家庭教師ってことですよね?

実は、トライさんは、家庭教師でなくて、「教育プランナー」っていう別のお仕事の人だったんです。

ホンモノは、こちらのみなさん。あら〜、しっかり服も一緒だ!
そして、教育プランナー最大のミッションは、先生と、生徒の、「マッチング」!
家庭教師や、教室を使っての個別指導の場合、1番大切なのが、生徒と先生の相性。
これがいいか悪いかで、成績にも影響!
先生を嫌い、生徒が辞めてしまう、なんてことも…。
そうなると、トライも儲からないし、評判も悪くなる。ので…

トライでは、17問の質問に答えることで、勉強に関わる性格を分析してくれる、トライ式性格診断というシステムがある。
これを使って、生徒を成功追求型や楽天家型などの9つのタイプに分類。

さらに、教育プランナーは、学期末などの節目になると必ず、家庭訪問をしているんだとか!

勉強の進み具合や、成績などを元に、必要とあらば、先生を変えるのも、プランナーのお仕事。
トライの教育プランナーは、全国でおよそ1000名!
いつも、生徒と先生の相性に気をくばってる!
さらに、トライにはもうひとつ、生徒や親御さんのハートをがっちり掴む存在がいる!

プロの教師?
そもそも、家庭教師は、優秀な大学生のアルバイトってことがけっこう多い。
しかし、トライには、家庭教師を職業とするプロの方が、なんと1万人以上も在籍しているんだとか!

こちらは、今回中学2年生の生徒さんに英語を教える、プロ教師歴13年の、山田のぶひこ先生。
どんな感じの授業なんでしょう?

実は、山田さん、17年間のアメリカ暮らしで、発音は本場仕込み。
英語能力の試験、TOEIC(トイック)も、2年連続満点なんだとか。

今度は、立ち上がって、実践スタイルの会話トレーニングも。愛ちゃん、照れくさがらないで。
こうした、学校の授業とは違うスタイルと、ツボを抑えた教え方で生徒から大人気なんです!
ちなみに、その授業料は…

それでも、半年待ちのモテモテ!
生徒を教えるスペシャリストと、生徒を支えるスペシャリストがいるから、トライはますます、

◎ブランディア

菜々緒さんの眼力が印象的なこのCM。
どうやら、不要になった中古ブランド品を買ってくれるってことなんですがそれでどうやって儲けているのかこれがイマイチわからない

大量のCMを流す裏事情を探るべく東京は大田区倉庫街の一角にあるブランディアを運営してる会社を訪ねてみると。
あらら、社内にも大量の段ボールが!オフィスか倉庫かわからない

実はこのダンボールの中身、CMを観たお客さんが、査定を依頼してきたブランド品。
まずブランディアのサービスにパソコンやスマホで申しこむと、自宅に宅配キットが送られてくる。
それに買取って欲しいブランド品を詰めて発送すると、値段が示されたメールが本人に届きそれでよければ買取成立し、査定に不満なら品物を返してもらうっていう仕組み。
そしてそのビジネス規模は・・・

CMを始めてから、依頼は3割アップ!
なんと毎日1万点品物が届くっていうからその影響力は絶大。
そうなるとますます気になるのが、買い取ったブランド品をどこでどう販売しているのかってこと。
ブランディアの商品ってどこで買えるんですか?

そう、街にショップなどは持たず買い取ったブランド品を、オークションサイトで販売!
宅配による買取とネット通販に特化している。
そこで重要になってくるのが、お客さんから、ブランド品の査定。

当然ですけど、高すぎず、安すぎずというのが買取の鉄則。
安く買い叩くと、お客さんは売ってくれなくなるし、高過ぎると、ブランディアの儲けがなくなってしまう。
どちらもウィンウィンになるギリギリの値段をお客さんに提示するっていうのが儲かりのポイントなんだとか!

ふつうの中古ブランドショップなどでは、この見極めに、熟練の目利きが必要。
しかしブランディアには、企業システムになっているあるシステムが。
査定担当の高野さんに、その様子を見せていただきます。

取り出したのは、みなさんもよくご存知では?
某有名ブランドの黒財布高野さん、「ブランド」「商品名」「カラー」をパソコンに入力。さらに…

財布の場合、型くずれやメッキの剥げ具合など、状態に関する7項目を選択式でパソコンに入力。
すると!7700円の査定結果が!これ、どういうことかというと…。

そう、これぞブランディアの心臓部。査定データベース。
過去に同じような商品をいくらで買い取りいくらで売ったか、900万件以上の、いわゆるビッグデータをもとに、コンピューターが査定してくれるんだとか。
だから、膨大のブランド品を経験の無いスタッフでもどんどん査定できちゃう。
先程の高級サイフも、過去に同じような品質のものを買取り、1万数千円で販売した実績があるそうで、このデータどおりに価格を査定。

さらにこのデータベースのおかげでちょっと予想外の品物も買取っちゃってる?

刻印入りは売れないでしょ!と思いきや、過去に意外にも売れた実績があったため、買取成立。
他にも、ネーム入りのスーツや、電池切れの時計など、これまで買取りNGだった中古品もブランディアではOKなんだとか。

そして買い取りが成立したら、今度はいかにすばやく売るかが勝負。
オークションに出品する品物を撮影するのは、こちらのスタッフ。
デジカメで財布なら、選ぶときに気になる、正面や開きなどの、最低6箇所をパシャリ。

反射しやすいアクセサリーは、レンズ以外を隠したカメラで、余計のものが写りこまないようパシャリ。
写真と詳細情報を入力したら、販売サイトに即出品!
買い取り成立から出品までは、遅くても翌日ってのが、ブランディア流なんです!
そして案内されたのは

ちょうど東京ドームのグランド面積と同じ巨大倉庫に、ブランディアが買い取ったブランド品の数々が、ずらーっと並んでいる!
なんと倉庫に在る35万点のブランド品は現在インターネット上にすべて出品中。
ここにあるくらいの品物なら、3ヵ月程度で売り切ってしまう!
っていうから、半端ない!
で、ブランディアの儲かりっぷりの方ですが…

年間売上げ80億円!まさに急成長!

◎サンゲツ

カーテンの前でファッションショーを披露するCMが、

でも、このCMでサンゲツって会社名は覚えたものの、何を売っているのか、いまいち、わからない!
ってことで、東京は品川区にあるサンゲツ東京支社へ。
お出迎え頂いたのは、広報担当の高木さん。

サンゲツはカーテンや床材、壁紙などの内装材を全国規模で販売している会社。その売上げは?

サンゲツは、内装を手掛ける、インテリア業界の最大手! そしていま、一般消費者へも販路を広げてる!その戦略とは?

サンゲツは、ショールームで、お客さんの心をつかむらしい!
なら見せてもらいましょと、品川ショールームへ!

館内には、3300種類の壁紙や、4000種類のカーテン、2200種類の床材がズラリ!
ただ並んでるだけなら、よくあるショールームなんですけど、サンゲツの特徴は、ディスプレイがどれもこれもめちゃめちゃデカいってこと!

ふつう、壁紙やカーテンなどの内装材は、小さなサンプルを貼付けた、この、見本帳を使って選ぶ事が多い。
でも、プロならともかく、素人のお客さんには、全体像を想像しづらい!
ってことで、サンゲツが考えたのが、とにかく、デカくする作戦。
例えば壁紙のサンプルは、大きくて見やすいパネルサイズでご用意。
さらに…

カーテンや壁紙は、なんと実物大!
部屋型のモデルブースまで作っちゃった!確かにこれならわかりやすい!
で、このブースにも、細かいこだわりが!

よく見ると、四角いスペースに、壁は斜めに建ってる。なぜかというと
壁を斜めにしたほうが長く作れる。その結果、お客さんが広がりを持って見ることができるってわけ。
さらに、全体を、大、中、小の、3つのスペースに分けてる。
これは、大はリビング、中は書斎、小は、トイレというように、その場所にあった内装をイメージしやすくするため。

高級な素材などは、さらに20センチ高い3m20?の壁で展示。
マンションをリフォームするため、大きな壁紙を見て回ったお客さんは…

イメージがつかみやすいから、ついつい色んなところまで、変えたくなっちゃう。この方のお見積もりは…

あら、なかなかの売り上げに!

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