過去の放送内容

「がっちりマンデー!!」毎週日曜あさ7時30分から

がっちりマンデー!!

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2016年5月15日放送

特集

売上げ4兆円企業「デンソー」!って何の会社?よく見る「あのマーク」の秘密!すごい職員室が!?

ゲスト

株式会社デンソー 取締役社長 有馬浩二さん

番組内容

今回のがっちりマンデーは「デンソー」!
デンソー・・・ってなにをしている会社かわかりますか?
いまいちピンと来ていない人が多いと思います。
でも、その正体は誰もが知っているアレを作っている会社なんです。
その儲かりのヒミツに迫ります。

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◎デンソーのヒミツを大公開!

売上高 4兆3000億円!
超儲かり会社 デンソーの本拠地があるのは、愛知県 刈谷市(かりやし)! 
市内を車で走っていると・・・

市の中心部に、ど〜んとそびえ立つ、デンソー本社!
働く社員さんだけで、その数1万3000人!
企業城下町だけあって、朝の通勤時ともなると、ご覧の通り

で、そんなデンソーの主力製品といえば、数々の自動車パーツ。
クルマの中だと・・・(ぴ!)この部分!
エンジンまわりでいうと・・・(ぴ!)
ここがデンソー!
おお、確かに会社のロゴが、ありますな!

で、これらのパーツの中でも、カーナビ液晶メーターなど、電気でうごくものを「電装品」と呼ぶんですが、元々デンソーは、トヨタ自動車において、こうしたパーツをつくる、「電装部(でんそうぶ)」っていう、開発部門のひとつだったのです。

今から67年前に独立。
当時はエンジンをかけるスターターを作っていたんですが、電動パーツは、その後、どんどん増え続け、今や4兆円を超えるビックな会社に成長したってわけ

そんな「電装品」のなかでも、今や売り上げの3分の1を占める儲かり製品を作ってるのが 愛知県西尾市の工場。

稲垣さん、ここで何を?

稲垣さん:車のエアコンを作っています。

主力製品が、これ!国内シェアは、驚くなかれ、60%!
トヨタをはじめとして、11社に供給しているんです。
ところでみなさん、カーエアコンって見たことあります?
クルマに乗ると、吹き出し口しか見えませんけど、その本体とは?

これが、運転席と助手席の前、ダッシュボードのあたりにこーんな感じで埋め込まれてる。

そしていよいよ、カーエアコンづくりの本丸へ。そこは、まるで映画「ターミネーター」!

稲垣さん:こちらがカーエアコンの製造ラインです!

カーエアコン組み立て製造ライン!そこで働いてるのは、ロボット!また、ロボット!なんと、100%ロボットで作ってる

ねじを締めるのも、ストッパーをはめるのも、大きな組立も、お上手!
ロボットが組み立てる「部品」もまた、ロボットが運んで、棚にスタンバイ!

1つの製造ラインで働く作業員は、たったのひとり!
それに対して、ロボットは、24台稼働。1日、2万台ものカーエアコンをつくりまくってる。
ぜーんぶ自社で開発してるってんだから、さすが業界のトップランナー!

こちらは、バーコードリーダーづくり!
シールを張る作業もロボットが担当。やさしく貼り付けて、トントン!
カバーを取り付ける時も、まるで人の手のような動き!お見事!

まるで熟練の職人さんのような、デンソーのロボットたち。
一体なんで、こんな動きができるの?

実はデンソーのロボットの動きは、職人さんの完全コピー。
実際に作業をやってもらってエンジニアがチェック!
同じ仕上がりになるように、強さ、速さ、回数などを何度も微調整…。

最先端ロボットで組み立てられるカーエアコン!
その機能は、細部にわたって、日々進化しているそうなんです。
エアコンの開発者 六嶋さんに、うかがうと?

六嶋さん:最近の車はアイドリングストップする車が増えてきました

最近の自動車は、信号待ちなどで、自動的にエンジンを停止させる「アイドリングストップ機能」が装備された車種が増えている。
でも、この機能でエンジンが停止すると、エアコンの冷暖房もストップ。
送風しかできなくなるそうなんです。
コレじゃ真夏の暑い日など困る、ってことで・・・

六嶋さん:我々は蓄冷エバポレータというものを開発いたしました

スタッフ:蓄冷エバポレータ?

エバポレータとは、エアコンガスを減圧させて気化させる装置。 
デンソーでは、これに特殊なジェルを埋め込み、保冷剤のような役割も与えたそうなんです。
で、アイドリングストップのときでも、風が、ここを通ることによって冷たくなって車内に送られるってわけ。

仕組みはシンプルなんですけど、製品化までに10年かかったそうです!

◎年間売上4兆円超えのデンソー!

作ってるのは自動車部品だけじゃないんです。

その技術力を生かして、いろんな分野に進出!エアコンの冷やす技術を生かして…

へ〜ワインセラーつくってんだぁ!逆に、温める技術を生かして、

コンビニのレジ横でよく見かける保温ケースも作ってた!
さらに最近、雑誌やポスターなどで、よ〜く見かけるとある模様も、デンソーが開発!

それが、QRコード!

これ、ケータイのカメラで読み取ると文字列が現れる不思議な模様で、インターネットのアドレスを入れておけば、そのままサイトにアクセスができちゃうっていう便利なやつ!

でもなんで自動車部品メーカーのデンソーがこんなものを作ったの?
と どでかいQRコードと一緒に登場したおじさんは・・・

原さん:QRコードを開発した人です

原さん:経緯としては1994年にバブルがはじけて製造業が多品種少量生産になって多くの情報を扱うようになった。そうすると現場ではバーコードを10個くらい情報をわけて入力していた。非常に生産効率が悪いのでバーコードに代わる何かという事で開発した。

もともとデンソーの工場では、たくさんの部品を管理するのに、バーコードを使ってた。
ところが1つのバーコードに入力できる文字は、20文字まで。
部品の数が増えてくると、対応できない!

そこで考えられたのが、バーコードを、タテ・ヨコに組み合わせた、QRコードってわけ!
これ、20文字入るバーコードと同じサイズで、7000文字も入れらるってんですから、驚き!で、QRコード、一番のポイントが・・・この3つのマーク…

確かに、QRコードってこの四角が3つ、必ずついている。
これ、「ここがQRコードですよ!」ってことを知らせるためのもの。
そのためには、世の中には存在しない形が必須条件だった。

1:1:3:1:1の比率は、世界中にほとんどない比率!
原さんは、世界中の印刷物を調べまくったそうです。
ちなみに、四角いマークが 4隅ではなく3か所にしかないのは、QRコードの向きを示すため。
必ず「上に2つ、左下に1つ」がお決まり!平成11年に特許をとったものの使用をフリーにしたことで、今や世界中で大活躍!

さらに今 QRコードの新ビジネスを展開中!
それが・・・電車の切符!
切符の裏には磁気素材が塗られ、廃棄する場合、紙と分別しなければいけないのですが、QRコードなら紙に印刷しただけ、そのまま燃えるゴミにぽい!
現在、北九州高速鉄道で導入され、デンソーはその読み取り改札システムを販売。
これはまだまだ儲かりそうですな!

続いては、刈谷のおとなり安城市にあるデンソー工業学園。ここは一体何を作っている場所なのか?

松井さん:弊社デンソの若者の人材育成をしている人づくりの総本山でございます

そう、ここデンソー工業学園は、社員育成の学校!
中学または高校を卒業した若者が入学し、『社員』としてお給料をもらって、高校、短大卒の資格が取れる一般科目を勉強しながら、専門技術を学ぶのです。
あれ?でも 工場ではほとんどロボットが自動車部品を作っていたけど技術を磨く必要ってあるんですか?

モノを作るのは機械でも、その機械を開発し、チェックするのは人間。
だから、技術者の育成はやっぱりかかせない!
ここデンソー工業学園をそんなプロを育てる場所なのです。
清水ららさんはなんと16歳!中学卒業後にそのまま、デンソー学園に入学!志は高い!

こちらはデンソー学園の職員室。凄い職人を育てるトコなので、そこで教える人達も凄い!

厚生労働省が選ぶスゴい技術者『現代の名工』の受賞者が9人、技術の最高峰、黄綬褒章受賞者3人と、デンソー学園は、まさに技術者の殿堂!
さらに・・・

安部さん:実は松井も・・・

では、磨かれた技術は、いかほどのものなのか?
2007年、技能を競う大会技能オリンピック旋盤の部の銀メダリスト大竹さんに、その技をみせていただきましょう!

こちら、何の変哲もないアルミ製の円柱。
これを旋盤で少しづつ削り取っていく!機械から取り外すと・・・
ほぉ 少し形が変わった今度はドリルで穴をあける。
一体なにができあがるのか?

さらに太いドリルで穴をあけると・・・
不思議な形の物体が完成。小さな刃を装着し・・・
慎重に近づけてゆく穴の内側を削っているのか?
おっ完成した模様・・・できあがったのは、

こちらが完成品!分かりますか!?サイコロの中に空洞ができ、その中に同じ形のさらに小さい金属が2つ入ってる!
それ1つの金属を削ってできたものなんですよ!
引っ張りだしても中から出て来ない!もちろんころがしても出てこない!

日本トップレベルの技術であらゆる業界で活躍するデンソー!!
まだまだがっちりいきそうです!

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