過去の放送内容

「がっちりマンデー!!」毎週日曜あさ7時30分から

がっちりマンデー!!

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2015年7月12日放送

特集

業界新聞の記者が選ぶ!儲かる最先端ニュース・・・はまだあった!

ゲスト

石塚英彦さん、伊集院光さん、小島瑠璃子さん、白鳥久美子さん、北斗晶さん、森永卓郎さん

番組内容

今回のがっちりマンデーは、「業界新聞儲かる最先端ニュース2015!」番外編!
全国2000紙の記者さん達に、それぞれの業界だけで超話題になった最先端ニュースを教えていただきました!

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◎山梨研磨宝飾新聞が選ぶ最先端ニュース!『宝石王国山梨で誕生!「踊る宝石」』

業界新聞の記者が選ぶ、儲かる最先端ニュース!
まずは「山梨研磨宝飾新聞」。
マンションの1室にあるという編集部へ!
出迎えてくださったのは、朝日彰弘編集長。
8畳ほどのワンルームで、たった一人、宝石スクープに目を光らせる朝日編集長。
でもなぜ山梨で宝石なのでしょうか?

朝日さん:昔から山梨は水晶の産地として有名で、いろんな宝石の加工とか販売の方に力を入れて、今 全国の3分の1の出荷量を山梨がしている状態です。

そう!山梨は日本で一番宝石加工を手がける県。
街の至るところに宝石メーカーや工房が集まる一大ジュエリー王国なのです。
そして、新聞の内容は、第26回 国際宝飾展の模様や、元ミス宝石の本田さんがミス日本グランプリを逃したことなど、宝石に関する情報が満載!
それではとっておきのニュースを教えていただきましょう!

朝日さん:こちらです。ダンシングストーンと言ってダイヤがまさにダンシングしてるという!

朝日編集長が選ぶ、儲かる最先端ニュースは・・・

『宝石王国 山梨で誕生!「踊る宝石」ダンシングストーンが世界的大ヒット!』

朝日さん:コロコロコロって動き回ってます。音は出ませんけど。

果たして、その真相は?
ということで、甲府市にある製造元の株式会社クロスフォーを直撃!
出迎えてくださったのは土橋秀位社長。
では、早速見せて頂きましょう!

土橋社長:こちらの商品でございます。ダンシングストーンと言いまして1つ1つの石がまさに踊っています!

キラキラ輝くネックレス。
何もしていないのに小刻みに動いてる!

土橋社長:ずっと振動するように石が動いてたら当然キラキラしますよね?それを実現化するにはどうしたらいいかを真剣に考えたらこんな風なカタチになりました。

このダンシングストーン、4年前に土橋社長自らが開発。
ひとたび身にまとえば、胸元がキラリ!ちょっと目立ちたい世界中の女性たちに大ウケ!
今やワールドワイドに月35万個ペースで売れる、大ヒット商品になったダンシングストーン。
でも、どうして何もしていないのに宝石が動くのでしょうか?

土橋社長:後ろを見て頂くとわかるんですが、両脇から輪が出てるんですね。その輪と輪でぶら下げてるんです。

どうやら外枠の内側から輪っか状の金具で宝石をぶら下げているらしい。
この輪っかに宝石を動かすヒミツが隠されているのです。

ダイヤを支える輪っかの内側を尖らせている!
丸い輪っかだと、組み合わせた時に安定しますが、内側が尖った輪っかならバランスが悪くフラフラと限りなく不安定!
その結果、極小さな振動だけで揺れるのです。
たとえば、空気の揺れや心臓の鼓動だけでも、宝石が動いてキラキラ輝くってワケ。 
そんなクロスフォーはダンシングストーンでがっちり!

◎朝雲新聞が選ぶ最先端ニュース!『真っ暗なのに色がわかる!カラーの暗視カメラが誕生』

続いてやってきたのは、新宿区市ヶ谷にある朝雲新聞。
出迎えてくださったのは、朝雲新聞の記者 薗田嘉寛さん。
朝雲新聞は国防に関する情報や自衛隊の活動などをお知らせする専門紙。
そんな朝雲新聞のとっておきニュースとは?

薗田さん:赤外線による暗視カメラなんですけど、通常、白黒でしか撮れなかった物がカラー化されたという事で軍事作戦でも非常に有用な技術であると思います。

薗田記者が選ぶ儲かる最先端ニュースは・・・

『真っ暗なのに色がわかる!カラーの暗視カメラが誕生』
記事には、「夜戦を支配するツールに」「敵味方を瞬時に識別」との見出しで掲載されている。
でも、ホントにそんなものが開発されたのでしょうか!?
真相を確かめるべく、やって来たのは東京都港区にあるシャープ株式会社。
暗視カメラ開発担当、電子デバイス事業本部 副部長の本道昇宏さんにお聞きしました。

本道さん:これが暗い所でもカラーで見えるカメラでございます。

シャープが防犯用カメラとして開発した、赤外線カラー暗視カメラ「LZ0P420A」。
本当に真っ暗闇でもカラーで撮影できるのか試してみることに!
従来の暗視カメラとカラー暗視カメラの両方を設置。
部屋のライトを消し、まずは従来の暗視カメラで撮影。
すると・・・

やはり白黒でどんな色なのか全くわからない。
続いて、最新カラー暗視カメラで撮影すると・・・

ご覧の通りカラーに!
防犯カメラにしたらドロボーの特徴もシッカリわかるハズ。
でも、どうして真っ暗なのにカラーなのでしょうか?

本道さん:今までは暗い所では私達の目に見えない近赤外線という光を使いまして、それを物に当てて返ってくる光を見てたんですけど、これは光の強弱だけで見ておりましたので、白黒でしか撮れてなかったんです。ただこの中に色の情報も入っているというのもわかりましたので、それから色の情報を取り出すことによってカラーで見ることが出来るようになりました。

そう!今までは、色の識別はできないといわれていた近赤外線の反射光に、色の情報がまじっていることを発見!
その情報を取り出して画面に色をつけて表示。
結果、カラーの暗視カメラの映像になるってワケ。
すると、防犯用の監視カメラとして開発したにもかかわらず意外な所からオファーが!

本道さん:動物の夜の行動を撮るとか、今まで私達が応用用途として考えていなかったお客さんからの引き合いも結構来ております。

これからは今まで見たことのなかった夜行性動物の色鮮やかな世界がわかるかも!
そんなシャープはカラー暗視カメラでがっちり!

▼スタジオでお聞きしました。


加藤:これはスゴいですね!

森永さん:シャープっていう会社はこれが本来の姿なんです。今まで世の中に存在していなかった物を次々に出してきて成長してきたんですけど、ここのところ液晶テレビに依存しすぎたので経営悪くなったんですけど、これでまた復活していくと思いますよ。

◎サッシタイムスが選ぶ最先端ニュース!『自動ドア最大の弱点を解消!次世代型スゴイ自動ドア誕生!』

続いてやって来たのは秋葉原にあるサッシタイムス!
出迎えてくださったのは日本のサッシを眺め続けて34年の山根隆久編集長。
こちらでは、「網戸特集!出入り口の網戸に脚光」や「新型!大人カワイイ引戸登場!」といった建物の中でもサッシだけの情報を34年に渡ってお届けしています。
それでは、一文字一文字、魂を込めて記事を書き上げるサッシタイムス・山根編集長にとっておきのニュースを教えていただきましょう!

山根さん:これがうちで取り上げた次世代型の自動ドア、画期的ではあると思います。これまでにない次世代型の自動ドアっていう風に表現してもいいかと思います。

サッシタイムス、山根編集長が選んだ儲かる最先端ニュースは・・・

『自動ドア最大の弱点を解消!次世代型スゴイ自動ドア誕生!』
というわけでやって来たのは、北海道札幌市にある寺岡ファシリティーズ株式会社。
出迎えてくださったのは、高杉義幸技術部長。
どんな最先端自動ドアを開発したのでしょうか?

高杉さん:e-セービングドアです。一般の自動ドアというのは自動ドアの近くを通るだけでムダに開いてしまう弱点があるんですが、ムダ開きと私たちは呼んでおります。

確かにドアの前に立つと自動に開く仕組みなので、便利なのですが通り過ぎるだけでも開いてしまうという弱点がある。
これだと、せっかくエアコンで冷やしたビルの空気が外に出てしまうなんてことが結構多かった!
それがe-セービングドアなら・・・

開かない!
ただの故障かと思いきやドアに向かって行くと開くんです!
一体どういうことなのでしょうか?

高杉さん:3Dセンサーがスゴいんです!センサーエリアに人がいるいないの判断の他に、どちらに向かっているかって事も判断できるようになっています。

今までの自動ドアは、赤外線センサーなどで、ドアの前に何かがくると扉が開く仕組みでした。

e-セービングドアの3Dセンサーはドアの前に人が入ると、それを立体で細かくスキャン。
進んでいる方向を瞬時に判断してドアに向かって来る場合のみ開く!
だから、斜めに通過しても、途中で引き返しても開かない!  
でも、ドアに向かって進路を変更すると開くのです。
しかも、最先端自動ドアなら、何がどうやって来てるかまでも判別してくれる。
1人で来ると・・・

ほどほどにオープン!
2人で来ると・・・

全開に!
人数まで判別して、必要なだけ開く!
さらに!大きな荷物を持っている人が後ろから来たら、一人でも全開に!
e-セービングドアに代えることで、今までより9割も開閉回数を減らせるんだとか。

高杉さん:お問い合わせは、かなり頂いております。実際に取り付け台数も、少しずつ増えております。

昨年8月の発売以来、問い合わせが殺到してるんだとか!

▼スタジオでお聞きしました。


加藤:スゴい発明ですね!

サッシタイムス 山根編集長:オリンピックの2020年にですね、新しくできる建物の省エネの義務化がスタートするんですよ、あーゆータイプが登場してきたので、脚光かなとは思ってるんですよね。

森永さん:犬が来たときは開かないんですか?

サッシタイムス 山根編集長:感知する高さを調節することができます。

◎エアゾール&受託製造産業新聞が選ぶ最先端ニュース!『頑固なネジもすぐ緩む!驚異のマイナス42度スプレー!』

業界新聞の記者が選ぶ儲かる最先端ニュース!続いてはエアゾール&受託製造産業新聞!
「園芸業界でスプレー式肥料 新発売!」「ローズの香りのキンチョール新発売!」とエアゾール全般が記事。
実はこの新聞、がっちりマンデーと深い関係が・・・
いつもご登場いただいているのが小林陽明代表取締会長!
知る人ぞ知るエアゾール業界の重鎮。
何度も番組に出演していただいているのですが・・・

編集の仕方にお怒りのご様子!
でも実は小林会長、新聞のコラムにがっちりマンデーの事を書いてくれていたらしい。
それでは、エアゾール&受託製造産業新聞のとっておきのニュースを、本島鉄也副編集長に教えていただきましょう!

本島さん:すごくユニークな商品が出ておりまして、その1つが東洋化学商会というメーカーさんが発売している商品です。マイナス42度の冷却剤によってボルトが緩みやすくする。

エアゾール&受託製造産業新聞 本島副編集長が選ぶ儲かる最先端ニュースは・・・

『頑固なネジもすぐ緩む!驚異のマイナス42度スプレー!』
早速、東京都亀戸にある販売元の株式会社東洋化学商会へ。
出迎えてくださったのは村上愼吾社長。

そして、こちらがマイナス42度でボルトを取っちゃう潤滑剤「ラストブリザード」!
その威力とは?
スタッフが準備したのは、ネジ穴にボルトを装着させ1週間人工的に錆びさせたもの。
短い期間とはいえ相当力を入れてもビクともしない!
ということで実験、一般的な潤滑剤とラストブリザード、どっちが錆びついたボルトを緩めることができるか!?
まずは一般的な潤滑剤、1分間なじませてから工具を使って緩めようとしても・・・

意外と動かない!
続いてラストブリザードをひと吹き!
すると・・・

先ほどビクともしなかったボルトが簡単に緩んだ!
これは一体!?

村上社長:マイナス42度に急激に冷やすことで金属が収縮します。収縮を利用して中に潤滑剤を浸透させると簡単に取れるようになるわけですね。

ラストブリザードは、潤滑剤と冷却剤のミックス。
まず冷却剤が錆びついたボルトをマイナス42度で急速冷却。
すると、ボルトがちょっとだけ縮む!
その隙間から潤滑剤が入り込み頑固なボルトをユルユルにしちゃう仕組み!

▼スタジオでお聞きしました。


加藤:これもスゴい発明ですね!あれは思いつきそうなんですけど、なかなか思いつかなかったところなんでしょうね?

エアゾール&受託製造産業新聞 生亀編集主任:冷却スプレーをかけた後に潤滑剤で緩めるお客様をみて開発をしたそうです。

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