過去の放送内容

「がっちりマンデー!!」毎週日曜あさ7時30分から

がっちりマンデー!!

過去の放送内容

2014年11月23日放送

特集

新企画!儲かる食べ物フェス! 巨大イベントに隠された儲けのカラクリとは!?

ゲスト

森永卓郎さん、柳原可奈子さん

番組内容

がっちりマンデー!今日は、儲かる「食べ物フェス」!
今、なぜかあちこちで開かれているのが、いろんなタイプの食べ物フェス!
どこも大盛況!人が集まるからには、絶対儲かりのヒミツがあるはず!
つけ麺フェスでは、なぜかアイドルファンが大盛り上がり!そこには知られざる密接な関係が!?パン屋さんのフェスがなぜかコスプレ合戦に!?
今日は儲かる食べ物フェス。そこのあなた、よだれにご注意を!

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■儲かる食べものフェス!「まんパク」!!

儲かる食べ物フェスを求めて、まず、最初にやってきたのは、大阪府吹田市・万博記念公園。こちらで行われているフェスは「まんパク」。
万博を間違えたのではなく「満腹博覧会」の略らしい。入ってみると、お客さんがすごい事に!一日の最高来場者数、なんと、2万8千人!

お客さん:めっちゃ楽しいです!いろんな種類の食べ物が食べられるし!

そう、「まんパク」には、様々な種類のお店があります。本格釜焼きの熱々ピザや、たっぷりのラードでカリッカリに焼き揚げた餃子に、今話題、熟成肉の分厚いステーキ!

他にも唐揚げや、スイーツまで。84店舗が出店して、5日間、朝10時から夕方6時まで楽しめるってことで、とにかく大盛況なのです。その「まんパク」を運営しているのが、「株式会社ロッキング・オン・ジャパン」の加藤さん。
ん?この会社、どっかで聞いた事あるような…。

加藤さん:もともとはロックインジャパンフェスティバルという夏のロックフェスティバルや冬のカウントダウンジャパンという音楽フェスを企画制作していまして。

そう、ロッキング・オン・ジャパンは、音楽フェスを企画、運営している会社。長時間におよぶ音楽フェスに、お腹がすくってことで、食べ物エリアをつくったところ、段々、そのお店自体が人気に。そこで加藤さん、"だったら、そのお店だけのフェスをすればイケるんじゃない!?"と、3年前から、「まんパク」の開催をスタートさせたってわけ。
「まんパク」側は、お客さんからの入場料500円と、お店からの出店料が収入。なので、なるべくたくさんのお客さんとお店が集まればがっちり!そのために、音楽フェス時代からつちかった、さまざまな儲かりノウハウがあるとのこと!

その1「お客さんの移動をスムーズに!」

加藤さん:この店は、行列が出来そうだという予測を立てて、端に配置することで列を伸ばせるようにというレイアウトを今年は考えてやっています。

そう、人気の証である行列は、お客さんの動きを止めるマイナス効果もある。そこで、加藤さんたちは、あらかじめ行列ができそうなお店は、はじっこに配置。こうすることで、お客さんが移動しやすい。

その2「メニューはサクサクに!」

人気店のひとつ、「高円寺アボカド食堂の島田社長に、「まんパク」での売れ行きを聞いてみると…

島田社長:最初の1年半は赤字続きで、店の経営をかなり圧迫していまして、従業員からブーイングでした。

音楽フェスはライブがメイン。だから、ちょっとした休憩時間にすぐにお腹いっぱいになる、どんぶりやハンバーガーなどが人気。島田社長も、お店の人気メニューであるタコライスを売っていました。でも、食べ物フェスとなると、いろんなメニューをちょっとずつ、いっぱい食べたい。だから、小さくてサクサク食べやすいというのがキーワードになる!そこで島田社長、タコライスを売るのをやめ、新メニュー、アボカドチーズコロッケで勝負。すると、大人気に!

スタッフ:儲かってますか?
島田社長:儲かってます!

さらに、「まんパク」で、1、2を争う儲かり店舗が「和食処 かに船」。売っているメニューは1つだけ。貝殻にうにをたっぷりのせた、うに貝焼き700円!

加藤さん:ウニを蒸して、お皿に載せて出すだけで、オペレーションがすごくシンプルなんです。

そう、調理がサクサク簡単で、どんどん作って売れるっていうのが、食べ物フェスには重要な儲かり要素!行列待ちは、時間が経ってお腹が膨らんでしまい、結局売上が落ちる。なので、加藤さんたちもお店に、厨房のレイアウトや、店員の数などもアドバイスするのだとか。うに貝焼き、1日の販売数は、なんと3000個!
こりゃ、まだまだ、売上伸びそうです!

▼スタジオでお話を伺いました。

加藤:まんパクも、いろいろ工夫されていましたね。
森永さん:普通、すごい行列があると、儲かっているように見えますが、実はあれは、経営から見ると、売上が止まっている状態なんですよね。待っている間にお客さんの満腹度も上がるし。
加藤:行列がなく、人がひっきりなしに来ている状態が一番いいわけですね。
柳原さん:まんパクのメニューって、軽く食べられるから、スイーツ感覚でどんどん入っちゃいそうですね(笑)

■儲かる食べものフェス!「肉フェス」!!

さあ、続いての儲かる食べ物フェスは、東京・立川市の国営昭和記念公園で開催の「肉フェス」!こちらもすごい人が集まっています。1日の最高来場者数は、なんと、8万1千人。ちょっとした町の人口並み。

皆さんのお目当てはやっぱり、肉、肉、肉!日本各地の肉料理の名店50店舗が大集合。「肉フェス」は、その名の通り、とにかく色んなジャンルの肉が食べられる、肉好きのためのフェスなのです。そんな大好評の「肉フェス」を主催しているのが「AATJ株式会社」。担当の境さんによると、こちらの会社、「肉フェス」は、今年の春に始めたばっかりで、食べ物フェスについては、正直素人だったとのこと。
もともとは、ヨーロッパなどで、日本のファッションやアニメなどを紹介する「東京クレイジーカワイイ」というイベントを主催していたのですが、昨今の食べ物フェスブームをみて、"これはうちもやらなくちゃ"ってことで乗り込んできた、いわば、後発組なのです。でも、後から始めただけあって、イベントのあちこちに、運営の工夫が。例えば…

境さん:支払方法に、電子マネーを導入しています。

そう、交通系やコンビニ系の電子マネーシステムを導入!

基本、「肉フェス」の会計は現金で買う食券制なのですが、電子マネーに、お金をチャージしておけば、食券を買わなくても、お店ごとにピピッっとかざすだけで、お会計が済んじゃう。これなら券売機に並ばなくていいのでお客さんも楽ちん!

お客さん:財布持ってなくてもいいですし、すごく楽ですね。
お客さん:1万円チャージしてきたから、いくらでも食べられます。

という具合に、ついつい食べちゃうというプラスアルファの効果も。更に…

境さん:前売り券というのをローソンチケットさんの方で販売していまして、事前にコンビニで買える4000円の前売り券があります。

ポイントは、3500円の食券と一緒についてくる、500円の「プライオリティパス」の権利!このパスを使えば、たとえどんなに行列が出来ているお店でも、優先的に案内してもらえる。このパス、使えるのは1回だけですが、優越感にひたれる夢の券。「肉フェス」側の収入は、出店料と、お店の売上げの数%、そしてプライオリティパスの500円分。

うまいこと考えましたね。「AATJ」さん!

▼スタジオでお話を伺いました。

加藤:あの、"プライオリティで"って言いたいですね。
森永さん:電子マネーは、支払いやお客さんの回転も早いんですよ。
加藤:確かに、券売機で並んでせっかく券を買えても、今度は店に並ばなくちゃいけないっていう、2重で並ぶのは面倒なんですよね。
森永さん:あと電子マネーだと、あまりお金が減った気がしないんですよね。
柳原さん:無敵ですよね。
加藤:だから太るんだよ(笑)。

■儲かる食べものフェス!「大つけ麺博」!!

続いての儲かる食べ物フェスは、東京、新宿の大久保公園で毎年開催する「大つけ麺博」。こちらもお客さんがいっぱい。熱気ムンムンです!

事前にネットでアンケートを実施し、出店して欲しいお店を調査。その結果、みんなが選んだ全国の上位24店舗が大集結するという、つけ麺界のオールスター戦!

お客さん:夜勤明けでも来たいですね。昨日も寝てないです。

気合の入ったつけ麺ファンたちが大挙して押し寄せる。熱々の大つけ麺博。その主催者が「株式会社ブルースモービル」の井上社長。しかし、この人、経歴がちょっと変わっている。

井上さん:僕、実は、テレビのディレクターなんです。

なんと、本業はテレビのディレクター。8年前に、とあるつけ麺屋に取材にいったところ、お店のご主人と意気投合。それで、いろんなつけ麺が食べられるフェスをやったらけっこう人が集まるんじゃないかと盛り上がり、6年前、本当につけ麺フェスを始めちゃったのです!

スタッフ:儲かってますか?
井上さん:特番のギャラの20本分位、儲かっています。

けっこうがっちり儲かっている感じの井上社長ですが、この大つけ麺博の大盛況にも、テレビディレクターならではのこだわりがあるとのこと。

井上さん:例えば、あそこにある、写メブースです。より、つけ麺の写真が美味しそうに映るようにしたブースです。ツイッターやフェイスブックに、美しくない写真がアップされていくことがディレクターとして許せないんです。

つけ麺の写真を撮るお客さんのために、わざわざ左右2つのライトがある写メブースを設置。誰でも簡単に、キレイな写真が撮れるという心憎い趣向が。

確かに写メブースなら麺とスープの色がはっきりとして美味しそう!

お客さんが、ブログやフェイスブックにおいしそうな写真を載せるのが、何よりの宣伝になる。それを見た人がどんどん会場に足を運ぶというワケなのです。さらに、井上さんは、本格的なテレビ用撮影機材一式まで用意。

井上社長は、自らこれを使って、つけ麺を美味しそうに撮影しちゃう。そして、そのテープをメディアに貸し出せば、わざわざ取材にしに来てもらわなくても放送できるので、テレビで取り上げられやすい!さらにさらに、敏腕ディレクター井上さん、イベントを盛り上げる鉄板の最終兵器まで作っちゃった!
それは…「大つけ麺博」だけのアイドルグループ、その名も、トッピングガールズ!

会場内に特設ステージを作りあげ、ライブを開催。そしてここにも緻密な計算が。

井上さん:アイドルファンと、つけ麺ファンってのは、ものすごく近くて、アイドルを追い求める姿勢と、ラーメンやつけ麺を追い求める姿勢っていうのは、同じなんですよ。

ホントに?実際にライブを見ていた方に聞いてみると…

お客さん:つけ麺と、トッピングガールズを見に来ました。
スタッフ:本命はどっちですか?
お客さん:ちょっとアイドル…一石二鳥ですね。

う〜ん、まんまと井上さんの筋書き通りに。でもみなさん、おいしそうで、楽しそう!

■儲かる食べものフェス!「日本全国ご当地パン祭り」!!

儲かる食べ物フェス、続いての会場は、兵庫県神戸市、神戸国際展示場。こちらで行われているのは「日本全国ご当地パン祭り」!おお、コチラも賑わっていますね。

このフェス、5年前から年1回開催。全国各地から集まったご当地パンのグランプリを競う大人気イベント。今年は26店舗が集結。2年前のパン祭りには、がっちりマンデーもお邪魔しました!主催しているのは全日本パン協同組合連合会、西川会長、やっぱり儲かっていますか?

西川会長:いえ、それは儲からないです。

え、じゃあ、お店が儲けているってこと?確かにあっちにもこっちにも行列が出来ていますが、儲かっているのですか?鳴門屋製パンの長江さん。

長江さん:いえ、正直儲からないです。これだけたくさんの人間を連れてきて、人件費もかかるし、設営費などが大きく掛かってくるんです。

じゃあ、なぜお店を出すの?

長江さん:入賞すると、経済効果が半端ないんです。

そう、実は長江さん、第三回大会に、カレーパン「東大阪ラグカレー」で出場し、見事2位を獲得!その後、売上げが、なんと10倍になったのだとか。

長江さん:今まで、ラグカレーで30社ぐらいのメディアに出させて頂いたので、売上げがだいぶ伸びました。

そう、ご当地パン祭りで入賞すれば、儲かり確実のパンドリームが待っている!パン業界の人間にとっては、苦労しがいのあるフェスなのです!ということで長江さん、今回は悲願の優勝を狙って、お店で一番人気の、リンゴがどっさり入った「アップルパイ」でエントリー!

制限時間内に、自分のパンを一つでも多く売り、パンの袋についている投票シールを、一枚でも多く貼ってもらったパンが優勝というルールです。しかし、このパン祭り、天下を目指して、2回3回と挑戦している、歴戦の勇者たちがあの手この手で凌ぎを削る。地元、兵庫から、三田牛すき焼きパンでエントリーの「有限会社パンプキン」は、牛のかぶり物でアピール。

長江さん:この看板とかも見て頂いたら分かるんですけど、全て手作りで、みんな仕事終わった後に、せっせせっせと作ってやってるんです。

さらに、前回の失敗をふまえて、今年はこんな秘策を…。

長江さん:秘策は増員です。前はレジに必死になっちゃったので、今回はちゃんと商品のアピールをしようと思っています。

とにかく店員を増やし、接客だけでなく、お客さんにシールを張ってもらえるよう呼びかける人員も確保!会場は、火花散る激しいPR合戦に。試食のパンもパンパン!いやいや、バンバン配りまくる!そして、午後4時。販売は終了し、ついに表彰式が。果たして優勝は!?すき焼きパンか!?アップルパイか!?

司会の方:優勝は…木村屋さん。

なんと優勝は、伏兵、初出場の兵庫の木村屋さん、ハチミツでほんのり甘い味わいのダニッシュに決定!

三田牛すき焼きパンは5位。そしてアップルパイは2位という結果に。

長江さん:残念でした。また2位です。来年は1位目指します。

全国の熱きパンが集う、ご当地パン祭り。その闘いは、これからも続く!

▼スタジオでお話を伺いました。

加藤:運営するところによって、いろいろやり方が違うんですね。
森永さん:パン祭りの目的は、全国のパン屋さんを紹介したいということですからね。
進藤:今日は、1位になったパンを用意しました。
加藤:シンプルだけどおいしいね。
柳原さん:正統派漫才のコンビがM-1グランプリ獲ったみたいですね。
加藤:この、アップルパイもおいしい!
進藤:では森永さん、これから儲かるフェスとは?
森永さん:全国ソースフェスです。全国には本当にいろいろなソースがあるんですけど、なかなか全国に流通していないんですよ。
加藤:それいいですね。あの、つけ麺博のディレクターさんに提案すればいいかもしれませんね(笑)。

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