過去の放送内容

「がっちりマンデー!!」毎週日曜あさ7時30分から

がっちりマンデー!!

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2014年5月18日放送

特集

ついに登場!セブン-イレブン・ジャパン!コンビニのカリスマ鈴木会長VS加藤浩次

ゲスト

株式会社セブン-イレブン・ジャパン 代表取締役会長兼CEO 鈴木敏文さん

番組内容

がっちりマンデー!今回のテーマは「セブン-イレブン」。
言わずと知れた日本No.1コンビニエンスストア!
1974年のオープン以来、どんどん増え続け、その店舗数はなんと!国内1万6000店以上!年間総売上げは3兆7800億円!
今回はそんなコンビニの王様「セブン-イレブン」儲かりのヒミツに迫ります!

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◎売上げ日本一を誇るコンビニの強さのヒミツ"変化"とは?

コンビニ業界のトップを走り続けるセブン-イレブン。
人気の秘密を広報センターの福田愛さんにお聞きしました。

福田さん:お客様のニーズは日々変化しておりますので、変化に対応した商品を常に開発しております。

変化に対応した商品?

福田さん:例えばなんですけど、原材料に何が入っているのかを気にするお客様が多いので、それに対応したパッケージとなっております。

これまで原材料ラベルはお弁当の裏側にあったのが、今年の3月から表側に変わってる!
これ、原材料やカロリーを気にするお客さんが増えていることを受けての対応。
こういう小さな変化がお店のあらゆる商品のあちこちに詰まっているんです!
中でも特に変化があり、発売から絶えず変わり続けているのが、コンビニの主役「おにぎり」。
その辺の秘密を探るべく、武蔵村山市にあるセブン-イレブンのおにぎりを作っている工場へ。
一体、どの辺を変えているのでしょうか?
商品本部 米飯・麺類 シニアマーチャンダイザーの岡田直樹さんにお話を伺いました。

岡田さん:より美味しいおにぎりにするためには、握り方をこれまでと変える必要がありました。

握り方を変えている!?
実際、どのように握っているのでしょうか?
イザ!製造ラインへ!

大量に盛られたご飯は、リフトで持ち上げられ、成型機へ投入!
すると・・・

おや?成型機から出てきているご飯の形が、三角形ではなくなぜか長方形。
すると、具材が乗った状態で、次の工程に送られてきた長方形のご飯が・・・

ムギュっと三角形のおにぎりに変身!
この「ムギュ」が新方式。
実は2007年までのおにぎりは、三角形の型に詰める方式だったのですが、これだとどうしてもご飯のふんわり感が損なわれてしまう。
そこで・・・

岡田さん:目指したのは、お母さんが家庭で作るおにぎりの美味しさです。ふんわりとした食感が楽しめるような優しい握り方をしています。

岡田さんいわく、この「ムギュ」方式ならご飯の粒と粒の間に、これまでより数%空気が多く入り、絶妙な"ふんわり"を生み出すそうなんです。
さらにもうひとつ、おにぎりならではのあの部分も何度となく変えている!

岡田さん:開封方法にいろんな工夫があります。

まず、1982年に登場した初期型が「セパレート型」。
おにぎりを右へ左へと転がしながら開封する方法。
でも、海苔を巻くのが大変で、「失敗しちゃう」というお客さんの声もありました。
そこで、その2年後、1984年に登場したのが「パラシュート型」。

上からシートを引き抜くこの方式、とても簡単で誰でも出来る!
でも、引き抜きやすくするために油を使っていたため、食感や風味が損なわれるという問題が。
そこで、さらにその2年後の1986年に登場したのが「カットテープ型」。

今度は真ん中のテープを引き、左右のフィルムを外す二段階方式。
これなら油も使わず簡単!ということで一気にスタンダードに!
しかし、今年またしてもおにぎりの包装が微妙に変わっていた!

岡田さん:今の包装形態は、さらにそれを進化させたカットテープ波型と呼んでいます。

カットテープ波型?

テープがおにぎりの底にかかる辺り、ここがこれまでだと真っ直ぐ切れていたのが、微妙に波型に広がってる!これは一体?

岡田さん:開封する所が広くなった関係で、抵抗が少なく横を引っ張る力も非常に小さくて済むので、失敗無くむける良さがあります。

色々試した結果、一番スムーズにいくのがこのポイントなんだとか。
まさに変化の塊とも言えるセブン-イレブンのおにぎり!
しかし、この春いよいよその集大成とも呼ぶべき真打ちが登場したのです!
それが・・・

金のおむすび!
名前からしてスゴそうな感じですが、今までのおにぎりとどこが違うのでしょうか?

岡田さん:炭火で焼いています。

製造ラインを見てみると・・・

セブンの鮭おにぎり史上初の炭火焼きに!
さらに・・・

岡田さん:温かい状態のご飯を、そのままおにぎりにするというやり方にしています。我々はホット成型と呼んでいます。

これまでのおにぎりは、型崩れしにくい冷ましたご飯を握っていた。
しかし"金のおむすび"はあえて、型崩れしやすい温かいご飯で握っているんです!

岡田さん:温かいご飯を握ることで、水分が飛びませんので、ふんわりとした食感に感じられます。

材料から製法にまでこだわった"金のおむすび"。
しかし、"金"なのはおむすびだけじゃない!
セブン-イレブンにはもう1つ忘れてはならない儲かりの"金"があるんです!
それは・・・

金の食パン!
お値段は従来の2倍以上、2枚入りで128円!
2013年の発売以来、1年で3500万袋を売上げた大ヒット商品。
では一体、何故?少々お高いパンなのにバカ売れなのでしょうか?
その秘密を探るべく製造工場へ潜入!

こちらの工場では、金の食パンの半分以上を作ってる!
でも、従来の倍以上の値段のパンを作ろうなんて、そもそも誰が考えたのでしょうか?
商品本部ベーカリー・スイーツ シニアマーチャンダイザーの高橋広隆さんにお聞きしました。

高橋さん:私どもの会社のトップの鈴木会長から、もっと美味しい食パンが作れるはずだとその指示が一番最初でした。

鈴木会長がある日、「みんな!まだ世の中には無いような美味しい食パンを作ろう!」と大号令!
そこで高橋さんたちは丸1年、地道な研究を重ねた末に金の食パンが完成。
「もちもち感がすごい」「甘みが一味違う」と話題を呼び、発売から2週間で食パンでは異例の65万袋の大ヒットを記録!
ところが・・・

高橋さん:最初の商品が出るや否や、会長からすぐにリニューアルに着手しなさいとの指示が出ました。

スタッフ:発売してどれくらいですか?

高橋さん:ほぼ発売当日ぐらいに来たと思います。

なんと鈴木会長からは「美味しいものほど飽きるんだ!好調なうちに次の手を打て!」という指示が・・・。
高橋さん、休む間もなく再び研究に追われることに!
さらに半年の試行錯誤の末、ようやくたどり着いたのが2014年最新版"金の食パン"なのです。
では、その最新版はどのように作られているのか工場の中へ。
まず最初はパン生地を練る作業。
すると・・・

ここでいきなり秘密兵器が登場!なんと!白い生クリームをドバーっと入れた!
これ、最新版の改良ポイントの目玉!

高橋さん:これまでも使っていたんですが、より深い味わいをということで!

これまで以上に生クリームの量を増やしたことで、口溶けがよくなり、深い味わいを出すことに成功しました。

よく練られたパン生地を、常温で専用のトレーに置いて、じわーっと熟成。
ここも一般的な食パンだと4時間なのを、金の食パンは3倍の12時間!
こうして長時間熟成された生地が次に運ばれるのが・・・

高橋さん:コチラになります。

小分けした先ほどの生地を、ひとつひとつ人の手でコロコロ。

高橋さん:機械では実現できない、人の手でやるからこそ、実現できる食感があるんです。

この丸め工程こそ、金の食パンの生命線!
もっちり食感を左右する超大事な工程なのです。
ポイントはどんなところに?

高橋さん:生地の表面をキレイに張ってあげることが大事なんです。それによって生地に弾力が生まれるんです。

生地の表面を、人の手で安定して張ることで生地の中の空気をパンから逃がさず、ふっくらと焼き上げることができるのです。

最後にCMでもお馴染みの螺旋タワー状になったパン専用「ブレッドクーラー」で冷ましたら完成!
手間もコストもかけ躍進を続けるセブン-イレブン!
コンビニ界トップの座は、なかなか変化しそうにありません!

▼スタジオでお聞きしました。


加藤:金のパンは会長が発案したわけですよね?

鈴木会長:色々研究してくれということでね。工場の人とか、担当者たちがですね知恵を絞って作ってくれたんですよ。

加藤:今の出来は満足されてますか?

鈴木会長:自分自身はその工程はよくわかりませんけども、何回か試食して、もうチョットどうなんだろ?もうチョットどうなんだろ?と、ただ食べて美味しいかどうかだけは反応してるんですよ。

加藤:若者の舌と自分の舌が変わっていて、お客さんのニーズに自分の舌が合わないんじゃないかという不安とかはあったりしませんか?

鈴木会長:試食をするということになると、自分の普段の味覚を超越すると言うと大袈裟ですけど、それを超えた所でやっぱり味を見ますからね。

加藤:なるほど!この味はお客さんに伝わるかどうかを見てるってことですね!

◎商品だけでなく店内で見かけるアレも次々と変化していた!

おにぎりやパンに代表されるように、様々な商品を変え続けてきたセブン-イレブン。
でも、変わっているのはそれだけじゃない!
再び広報センターの福田さんにお話を伺いました。

福田さん:例えばサービスも大きく変化しております。

そう!パッと見では気付かないうちに便利に変わっているのです!
朝7時から夜11時の営業時間だった1974年の1号店オープンから、翌75年には24時間営業が始まり、82年にはコピー機が設置され、2001年にはATMが入ってお金が下ろせるようになり、また2000年には、セブンミールと呼ばれる宅配サービスもスタート!
お得意さんだという阿部さんにお話を伺いました。

スタッフ:どのくらいのペースで利用されてますか?

阿部さん:毎日です。買い物に行かなくとも、ご馳走が食べられるんですもの。

と、評判も上々!
しかし、セブンはこれだけに留まらない。
2013年、レジの横にまたまたがっちり儲かる大変化が!

登場以来ほぼ1年で、累計4億5000万杯を売り上げた「セブンカフェ」。
商品本部 執行役員 FF・デイリー部長の和瀬田純子さんいわく、このコーヒーサービスが大成功に至るまでには40年におよぶ長いイバラの道があったらしい。

スタッフ:まず最初にセブン-イレブンが取り組んだコーヒーは?

和瀬田さん:デキャンタストーブ方式というものでした。

まず1975年に導入したのが、家庭のコーヒーメーカーのように、作ったコーヒーを保温しておくタイプ。
コンビニで熱々のコーヒーが飲める!と画期的なサービスだったのですが、ひとつ問題が・・・

和瀬田さん:欠点といたしましては、入れた直後から酸化をしてしまう。

そう!コーヒーは時間が経つにつれ味が落ちてしまう。
そこで、1998年には1杯ずつコーヒーを入れるカートリッジ式を導入!
続いて2001年にエスプレッソ式マシンを導入するなど、試行錯誤を重ね、遂に2013年「セブンカフェマシン」が誕生したのです。

これが、今までの問題を一気に解消するすごいヤツだった!
その使い方は、レジで買ったカップを機械にセット。  
サイズに合ったボタンを押したら豆を挽く音がして、しばらくしたら抽出が始まり完成。

スタッフ:コーヒー出てくるまでどれくらいですか?

和瀬田さん:45秒です。

この45秒っていう時間に、セブン-イレブンのこだわりがタップリと詰まってる!

スタッフ:ちなみに40秒だと?

和瀬田さん:薄くなってしまいます。

スタッフ:50秒だと?

和瀬田さん:ちょっと濃くなってしまいます。

この絶妙なバランスによって、美味しいコーヒーが味わえるってワケ。
こだわりは上にある豆の部分にも。

実はよくみると真ん中で仕切られていて、向かって左がアイス用、右がホット用とブレンドを変えている!

和瀬田さん:温かいものの方が香りやコクを感じやすい、冷たいとどうしても少し感じずらくなってしまうということで、より焙煎を深くして味が濃く変じられるようにしております。また氷も入りますので少し氷が溶けたことも考えて変えてます。

それではセブンカフェマシンの中で、コーヒーができる45秒の間に何が起きているのか!?
今回特別に機械の内部を見せて頂きました!
いざオープン!

和瀬田さん:こちらになります。ちょっと上の方はご遠慮頂きたい。
上の方は豆を挽く部分、かなり特殊な挽き方らしく企業秘密!
それではスイッチをON!
すると・・・

まずはヒミツの部分で豆が挽かれ、お湯と一緒にビーカーのような入れ物に落ちてくる。
するとここで何故かストップ!
お湯でコーヒーを蒸らします。
和瀬田さんいわく、この蒸らす時間の長さが一番難しく、長いと濃く苦くなり、短いと薄くなってしまうんだとか。
そして蒸らし終わると、フィルターを通して、コーヒーがコップに注がれる!
最後にフィルターを自動で交換して終了。
この様にお店の中も外も変化を続けるセブン-イレブン。

▼スタジオでお聞きしました。


加藤:セブンミールも会長が考えたとお聞きしたんですけど?社内の反応はどうでしたか?

鈴木会長:最初に言った時に、採算が合わないんじゃないかということを皆心配しておりましたが、セブン-イレブンを始める時も反対でしたし。

加藤:そういう発想ってどこから来るんですか?

鈴木会長:私は皆が反対することはやる価値があると!

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