過去の放送内容

「がっちりマンデー!!」毎週日曜あさ7時30分から

がっちりマンデー!!

過去の放送内容

2014年5月4日放送

特集

愛知県が生んだ儲かり薬局「スギ薬局」登場!ブツブツつぶやく薬剤師・・・謎のヒミツ道具とは!?

ゲスト

スギホールディングス株式会社 代表取締役会長 杉浦広一さんスギホールディングス株式会社 代表取締役副社長 杉浦昭子さん

番組内容

がっちりマンデー!今回のテーマは「スギ薬局」。
愛知県生まれのスギ薬局が、現在全国に勢力を拡大中!
スギホールディングスは業界第3位!その年間売上は、なんと!3652億円!
今回は大人気ドラッグストア「スギ薬局」人気のヒミツに迫ります!

■放送内容をシェアする

◎愛知県発!スギ薬局の儲かり戦略とは?

全国に915店舗を展開中で、その売上高は3652億円!
そんなスギ薬局の儲かりのヒミツを求め、まずはお店へ。
すると・・・

スギ薬局を発見!
でも、結構のどかな場所・・・。
通常、薬局やドラッグストアは、駅前や病院のすぐ側のイメージがありますが、スギ薬局は大体どこの店舗も郊外の住宅街に、ポツンと建っていることが多い。
お店の中に入ると・・・

ドーンと"処方せん受付"!
スギ薬局はどの店舗でも入ってすぐのところに、病院からもらった処方せんでお薬を出してくれる受付がある。

のどかな郊外型で、処方せん受付がある。
これがスギ薬局の特徴。
実はここに、創業にあたってのルーツがありました。
杉浦広一・昭子夫妻がスギ薬局を始めたのは38年前の事。
元々薬剤師だった二人は、「地元の人達がお薬を取りに来やすい薬局を作りたい」という想いがありました。そのためスギ薬局は「郊外型」、そして「処方せん受付」があるドラッグストアなのです。

薬局の中で処方せんのお薬を出してくれる調剤室。
お薬を貰うまで、「時間かかってるなぁ」と感じる人も多いはず。
一体、あの奥では何が行われているのでしょうか?
今回は特別に、全国各地のお店にカメラを設置し、薬剤師のお仕事に密着させて頂きました。
愛知県共和店に早速、処方せんを持った患者さんが来店。
それを受け取った薬剤師さんは調剤室へ。

■薬剤師さんのお仕事「お薬のピックアップ」
薬剤師さんのお仕事、1つ目は「お薬のピックアップ」。
処方せんのお医者さんの指示にしたがって、お薬を集める作業。
熊味店の管理薬剤師 金谷吉恵さんを見てみると・・・

お薬の所に丸や矢印を書いたり、横線を引いて文字も書いたりしています。

金谷さん:錠剤とカプセルがある薬は同じ名前でも錠剤とカプセルがあるので、取り間違えたら過誤になります。

そう!ピックアップ作業、最大のポイントは絶対に間違わない事!
まずは処方されているのが錠剤なのか粉薬なのか。
さらにどれだけの量なのか、重要な文字には赤丸でチェック!
そして後ろに書いてあるカタカナ、クロチアゼパムという成分の入った薬が何種類かあるので、その中のリーゼというお薬を出すという意味なんだとか。
いよいよ作業はピックアップへ!
調剤室には錠剤・粉・液体の薬など、約1500種類もある。
何しろ絶対に間違えてはいけないので・・・

共和店の管理薬剤師 久保聖子さん、お薬の名前をブツブツと呟きながらお仕事しています!

ピックアップ作業が終わると再びペンを取り出し、今度は処方せんの用紙に点を打ち始めました。
するとその紙はもう一人の薬剤師さんに渡り、さらに斜線が引かれていく!

スタッフ:「・・・」と小さく付いているのは?

金谷さん:これは一番最初にピックアップした人が、自分が取ったお薬に間違いないか一文字ずつ確認している状態になります。

ピックアップ作業に本当に間違いがなかったか、作業をした薬剤師が一文字ずつチェック!
さらに別の薬剤師がチェックするダブルチェック体制!
これをスギ薬局では・・・

金谷さん:一文字監査と言います。

絶対に間違いがないように、スギ薬局ではどのお店でも一文字監査をやっている!
するとピックアップ作業中に電話で何やらやり取りを始めた金谷さん。

実はお薬をピックアップしていて、「あれ!足りない」となった時、お薬を分け合う「分譲」という仕組みで助け合うんです!

さて、調剤室の中を見てみると、何やら見慣れない道具が。
これは「軟膏板」という道具で、活躍するのは処方せんの中に「混合」という文字があった時。
チューブに入った軟膏を"チューブ絞り"という道具で板の上に絞り出し、そこに別の軟膏のお薬を加えて練る!

塗る量の違うお薬が処方された場合、患者さんに任せると量を間違って塗っちゃう事が。
そんなことが無いように、混ぜてお薬を作るのです。
薬の準備ができたら次の段階、お薬のお渡し。
そこで、共和店の久保さんの接客を見せていただきました。

お客さん:毎年こんな症状になるのかしらね?

久保さん:でも珍しいですね!定期で風邪薬って・・・

お客さん:風邪薬というか咳で・・・

久保さん:咳ってね〜、うん。前回が初めてで今回2回目ですもんね〜。

そう!スギ薬局のお渡しのポイントは「お客さんとスゴいしゃべる」そしてそれをインプットする!
なんと久保さん、今までのお客さんを完全にインプット!
先ほどの女性は?

久保さん:心臓のお薬はずっと飲まれてたんですけれど、風邪でお薬を出したのは前回が初めてで、その時に「どうしたんですか?珍しいですね」とお話をしたんです。「風邪なんかかかることがないじゃないですか」とお話をして、それがスゴく印象にあったんです。

お薬をお渡しする会話の中で、これは大事だなと思ったらメモしておく!
親身になってくれるからお客さんも安心。
信頼関係ができると・・・

お客さん:遠くの医療機関で処方せんをもらっても、わざわざここに来てお薬をもらうようにしている。

そう!あっちこっちのお医者さんにかかっていても、薬局だけはスギ薬局というお客さんが多い。
スギ薬局は、「かかりつけ薬局」になることを目指しているのです!
この、お客さんの情報を覚えるという作業は、会長夫妻が創業当時からやっていたこと。
なんと、3000ものお客さんの情報を頭にインプットしていたそうなんです!

▼スタジオでお聞きしました。

加藤:お客さんの情報をちゃんと入れているってことなんですか?

杉浦会長:やはりお客さま、患者さんにとっては、自分の名前とか容態とかやっぱり知っていて欲しいですよね。そこに信頼関係が寄せられるということで、ある意味商売にもなるわけですね。

加藤:いつも処方せん持って薬局行った時に、時間かかるじゃないですか?何をのんびりしてるんだと!

杉浦会長:やはり薬の事故を防ぎたいですから、何重にもチェックして間違えのないお薬を渡す。

加藤:あそこまでチェックしてるんだったら致し方ないですね。

杉浦会長:ただ、そうは言ってもそんなにウチは時間がかからないんですよ。その間に店内の買い物も出来ますでしょ?だから待つという苦痛がないわけなんです。

加藤:そこでしょ〜狙いは?普通だったら小さいところだと処方せんだけみたいな所結構多いですよね。でもスギ薬局さんは処方せん+ドラッグストアになっているから買い物もしようかって、会長そこですよね!?

杉浦会長:はい、そこです!

◎スギ薬局の儲かり戦略は化粧品売り場にもあった!

街のかかりつけ薬局として、薬剤師が活躍するスギ薬局には、お薬と双璧をなすもうひとつの儲かりの柱がある!
それが・・・「化粧品」!
この化粧品部門を支えるのはビューティアドバイザー、いわゆる美容部員さん。
名古屋駅前店のビューティアドバイザー 金谷通子さんにお話をお聞きしました。

スタッフ:どこかのメーカーの方ですか?

金谷さん:メーカーではなくて、スギ薬局のビューティアドバイザーです。

そう!デパートの化粧品売場でビューティアドバイザーといえば、メーカーのスタッフが担当するのが一般的。
ところがスギ薬局の場合は、社員がビューティアドバイザー。
一体、どうしてなのでしょうか?

金谷さん:いろんなメーカーの商品の中からよりお客様に合ったものを紹介することができます。

メーカーのスタッフだと、どうしても自社のブランドしかオススメできない。
でもスギ薬局の社員なら、いろんなメーカーの化粧品から、そのお客様にあったものをオススメすることができる!
例えば、目の下のクマを隠すコンシーラーを探しているお客さんには・・・

金谷さん:これは資生堂のペンなんですが、液体状のゆるいものの方がオススメになります。で、あまり知られていないんですが、SOFINA(花王)からアルブランという美白のスキンケアのシリーズがあるんです。KOSEから出てるチップとブラシが両方ついているものがあるんです。

メーカーが違えば、特徴・使い方も違う。
それを、ひとつずつ丁寧に説明していく!
お客さんは・・・

お客さん:いろいろ比較検討しやすいので、いろんな意見を聞けると思うので、いろいろ知っているから良いです。

そして金谷さん、お客さんが購入した際は、どのお客さんがどのメーカーのどんな商品を買ったかをちゃんと記録!
そこにはこんな工夫も・・・

金谷さん:青色のペンがKOSE化粧品、緑色のペンがSOFINA(花王)。

そう!青ならKOSE、緑ならSOFINA、黒なら資生堂、赤ならKanebo。
この色分けの仕方、スギ薬局の美容部員、全員共通なんです。
そんなスギ薬局では2か月に1回、ビューティアドバイザーの研修がある。
この日、東京渋谷に集まったのは、関東地区の美容部員のみなさん。
しかし、何故かみなさん・・・

すっぴん!

美容部員さん:研修の時はお互いにメイクを落として、お互いの顔にイチからメイクを施します。

この日、朝10時から始まった研修では、みなさんずっとすっぴん!
すっぴんの美容部員が、すっぴんの美容部員にメイクする。
お客さんにメイクをする練習!
研修のまとめ役、ビューティスーパーバイザーの間瀬加奈子さんにお話を伺いました。

間瀬さん:シミを消したいとか、小さな目を大きくしたいとか、お客様のいろいろなご要望にお応えするために、今回はたくさんのお化粧品を使ってトレーニングを行っています。

ブランドごとに特徴が全然違い、それを全部覚えるのは大変!
さて、そんなスギ薬局には、お客さんに大人気のシステムがある。
それがポイントカード!
今や色んなお店で見かけるポイントカードですが、スギ薬局のはちょっと違うらしい。
レジの後ろには・・・

「ポイントを集めて景品を貰おう!」
そう!スギ薬局のポイントは、「貯まると値引き」ではなく、昔ながらの景品が交換方式。
景品の掲載冊子には約800ものアイテムが!
100円につき1ポイントたまる仕組みで、スポンジにフライパン、置時計に健康器具、おもちゃまであるんです!
ちなみに人気ナンバーワンはダントツでオーブントースター! 
意外と長持ちするトコが人気の理由なんだとか。
この今では珍しいポイントで景品を交換できる仕組み、実はここにも杉浦夫妻の想いが凝縮していたのです。
創業当時、お客さん3000人もの情報を1つ1つ紙に書いて残していた杉浦夫妻。
しかし、「もっとお客さんとの距離を縮めたい!」と景品と交換できるポイント制を考案。
お客さんが来店したときに「480ポイント貯まってますよ!もう少しで鍋と交換できますね!」とお知らせ。
すると、お客さんは、また買い物に来たくなる!

スタッフ:何を景品でもらったことがあるんですか?

お客さん:空気清浄機!ポイントが多く付く日もあるので、狙って買いに行ったりします。

薬剤師に美容部員、そしてポイント景品交換と創業者の想いが詰まったスギ薬局!

▼スタジオでお聞きしました。

加藤:ポイントは値引きではなく商品と替えるんですね?

杉浦副社長:値引きですと直ぐ換金されますよね。でもポイントって貯める楽しみがあるんです!「1000ポイント貯まった!10000ポイント貯まった!」とか言って、本当にオマケで何か自分のもらいたい物を貰うと!

加藤:副社長から見てどんな会長ですか?

杉浦副社長:本当にブレないんですよ!どんな出来事が起こっても「私たちの考え方はこうだよね」って言ったら社員もみんな納得してくれる。

加藤:会長から見て副社長はどんな方ですか?

杉浦会長:すばり言いますと、創業当初は非常に優しくて献身的で、良い奥様であり良い副社長でした。でも最近は非常に自分の意見を主張するし、非常に強くなりましたね。

加藤:端的に言いますと会長にとってやりづらくなったと考えてよろしいでしょうか?

杉浦会長:おっしゃる通りです!

■放送内容をシェアする

このページの先頭へ戻る

Copyright© 1995-2020, Tokyo Broadcasting System Television, Inc. All Rights Reserved.