過去の放送内容

「がっちりマンデー!!」毎週日曜あさ7時30分から

がっちりマンデー!!

過去の放送内容

2014年1月19日放送

特集

実は通販だらけの九州通販王国!ドモホルンリンクルの超巨大な会社に潜入!

ゲスト

森永卓郎さん、博多華丸・大吉さん

番組内容

今日のがっちりマンデーは、特別企画「通販王国九州、儲かりの謎にせまる」!
毎日、テレビやネットなどで宣伝している健康食品や化粧品の数々。実はこの業界に、あまり知られていない一大王国があった。それが九州!
ドモホルンリンクルで有名な再春館製薬所は熊本!皇潤、やずや、青汁・キューサイは福岡!にんにく卵黄健康家族は鹿児島!お水の日田天領水は大分!…と九州には通販の会社が88社と、なぜかやたらと集まっている。しかも、どこも儲かっていて、100億円以上売り上げる会社がゴロゴロ!
今日は、九州通販の儲かる秘密が隅々までわかっちゃう30分です!

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通販王国九州!アナログとハイテクの融合!「(株)再春館製薬所」

通販王国九州の謎を探るべく、まずビュ〜ンと飛んでいったのは、このCMの会社!
「申し訳ありませんがお肌に悩みのない方には、ドモホルンリンクルをおすすめできません」。
そう、化粧品「ドモホルンリンクル」の「再春館製薬所」!年間売上は282億円。

本社があるのは、九州の「熊本県」というわけでスタッフは、阿蘇くまもと空港からクルマを走らせました。見えてきたのは広大な敷地。
さっそく本社の中へ。すると、行けども、行けども続く道。敷地面積は9万坪。東京ドーム6個分。すごい!そしてずっと一本道を登って辿り着いた先に現れた白い建物が「株式会社 再春館製薬所」の本拠地。お邪魔します!広報の江河さん、すごい広さですね。

江河さん:ここの建物全てで、私たちの仕事が一体になっていて、再春館ヒルトップと呼んでいます。

そう、再春館製薬所は、本社も工場も、全部ここにある。ドモホルンリンクルは、熊本県で作られ、全国各地に配送されているのです。なんだか儲かってそうですが、まずは売れ筋商品、ドモホルンリンクルについてリサーチを開始!そもそもどんなものなのでしょうか?

江河さん:ドモホルンリンクルは"Domo horn Wrinkle"という造語になっています。"Domo"はラテン語で抑制という意味。"horn"はドイツ語で角質という意味。"Wrinkle"は英語でしわという意味です。

なるほど、角質のしわを抑えるっていう意味だったのですね。その中には、何が入っているのですか?

江河さん:ハモのコラーゲンがたっぷりのクリームになります。食べるハモの皮の部分にコラーゲンがたっぷり含まれているんです。

そう、ドホルンリンクルは、ハモの皮から摂れるコラーゲンがメイン。

今から40年前、もともと、火傷などの傷を治すのに使われていたコラーゲンを日本で初めて基礎化粧品に配合したのがドモホルンリンクルの始まり。お肌がつやつや、プルプルになるってことで、全国的に大ブレイクしたのです。そんなドモホルンリンクルの儲かる秘密を探るべく、本社の中枢へ!建物の2階からスロープを下っていくとそこにはズドーンとでっかいフロアが!

1階のオフィスフロアーは、テニスコート約15面分。およそ800人もの社員が、壁のないスコーンと吹き抜けのフロアではたらいている。広報から経理まで、様々な部署が机を寄せ合い、社長さんのデスクもここにあります。そこでスタッフが気になったのは、フロアの中で、のぼりのようなものが立っているセクション。

江河さん:お客様からのお電話お問い合わせを受けるコールセンターです。

そう、ここはコールセンター。働く人の数はおよそ500人。お客様プリーザーというオペレーターがCMを観たお客さんからの電話注文を大量に受ける会社の心臓部です。

そして、ここでは、通信販売にありがちなある事をしないようにしている。それは、お客さんへの飛び込み営業の電話。そんなコールセンターには、随所に、考えぬかれたアイデアが詰まっています。例えば、オペレーターさんの手元に必ずある、青色っぽい「しおり」という紙。

これ、単なる紙ではなく、超ハイテク!お客さんの名前や住所、お肌の悩みを書くのですが、記入するペンには小さなカメラがついています。このカメラが感知し、手書きがそのままパソコン画面上に表示されるようになるのです!

こうして、お客さん一人ひとりの細かい情報が全てデータ化。だから…

オペレーターさん:どの社員が出てもすぐにお客さまの対応ができるようになっています。

そう、次にお客さんに対応するとき、どのオペレーターでも対応できるようにしているのです。ペンで書かなくてもキーボードで入力すればいいのではと思ったあなた。甘〜い!コンピューターの文字だと、どうしても情報の細かいニュアンスや温度感が伝えにくい。だからあえて、手書きをそのまま残すことにこだわっているのです。
そして、コールセンターには、売上げを支える、とっても大事な人物が!それが、一番
目立つ主任台という場所から全体を見渡すスピンザーと呼ばれる司令塔。
何をやっているのか、様子を伺っていると、午後1時30分ころ、フロアにあるモニターで TBSの番組放送中にドモホルンリンクルのテレビCMが流れた。すると…

スピンザーさん:提供入りました〜!

すると、あちこちで競うように慌ただしく電話が鳴り出しました。そして、主任の目の前の画面が赤くなっていく。これ、コールセンターの座席配置を表していて、いくつかに、色分けされている。例えば、赤は電話対応中って事。

指令を出す主任は、それを見ながら「直折り」と書いたポールの上に「20分以内」という帽子をかぶせました!これは、主任がオペレーターの受ける電話注文を、この後いっぱいになってしまうと予想し、今から受ける電話は全部「20分以内に折り返します」という対応にと指示したのです。スピンザーは、1日の電話のかかり具合なども予測。日本中のテレビ局で、いつCMが流れるかも完全に把握しているのです。

スタッフ:提供入るタイミングはどうやって覚えているのですか?
スピンザーさん:時間で覚えています。ひるおびの場合は13時36分です。

そして…

スピンザーさん:確認分お願いします!

指示を出すと周りの社員さんが走り出す。そう、主任はお待たせしている電話をどんどん振り分けていくのです。座席表の電話注文の処理状況をみながら瞬時に判断してテキパキと。指示を出すと、スピンザーのアシストの方がダッシュで、手書きのお客さんの情報を、引き継ぎ役のところへ持って行き、お待たせしているお客さんに速攻、電話をします!コールセンター全体を見渡し、いかに効率よく注文をさばくかが、スピンザーの腕の見せどころ!諸葛孔明も真っ青!

とここで…ドンドン!!
いきなり社内に太鼓の音が!実はこれ、重要な連絡がある場合、各部署の責任者を一斉に集めるための宣陣太鼓!会社全体の連絡事項をはじめ、取り扱う商品に関する問い合わせなど緊急を要する場面で大活躍!

アナログだけど、効果バツグン!アナログとハイテクみごとな融合、熊本の儲かり通販会社、再春館製薬所。こりゃまだまだ、売れそうです!

▼スタジオでお話を伺いました。
加藤:すごいなあ!圧倒されましたよ。敷地の広さもすごいね。あのスピンザーさんは、管制塔みたいなものなんだね。

華丸さん:あのスピンザーさんは、ドラマなら篠原涼子さんに演じてほしいですね。

大吉さん:個人的な好みは、それぞれあると思いますよ。

加藤:フロアには、どうして仕切りがないんですかね?

森永さん:ああすることで、どの場所で何が起こっているかすぐ分かりますから。あと、あの手書きのメモに関しては、本当なら効率は悪いはずなんですけど、キーボードで打ち込むと、どうしても機械的になっちゃう感じがするからだと思います。

通販王国九州の元祖!「(株)ふくや」

通販王国九州の謎!
そもそもなんで九州には通販会社が多いのか。日本通信販売協会の柿尾さんによると、どうも、福岡のとある会社が、カギを握っているらしい。

柿尾さん:いろいろ理由はありますが、ふくやがポイントですね。

どうやら「ふくや」が九州通販の元祖と言われているそう。どんな会社なのか。さっそく福岡の博多にある「ふくや」さんへ!実は「ふくや」は日本で初めて辛子明太子を作った会社。

でも、九州が通販王国になった事とどんな関わりが?

西川部長:博多に新幹線が通ったときに、新幹線でビジネスマンがいっぱい乗って来て、帰りのお土産に明太子を買って行ったんです。

そう、昭和50年に新幹線が博多まで開通し、東京や大阪のサラリーマンたちがふくやの明太子をお土産としてお持ち帰り。そのあまりのおいしさに、また家でも食べたいと電話が殺到!そこで明太子を電話で注文し、それを直接お客さんに届けるというしくみを自ら開発したのです。まさに、今の「通信販売」の原型!

そして、「ふくや」がエライのはここから。

西川部長:他社さんが、自分のところでもやりたいということで、コールセンターの見学で訪れたのに対しては、全部フリーでお見せしていました。

そう、通販のしくみを視察にきた、他の九州の会社に、ただでそのノウハウを教えてあげたら、九州各地に通販ビジネスの会社が次々誕生!

だから、現在の「通販王国九州」の元祖だと言われているのです。いやあ、「ふくやさん」、ありがとう!

▼スタジオでお話を伺いました。
加藤:なるほど。外出せずに、その場で注文できる通販のシステムを開発したのが「ふくや」さんなんだね。

華丸さん:元々、明太子は釜山の惣菜で、それを日本で作って、博多明太子になったんです。そのレシピを「ふくや」さんが公開して、あれだけ明太子が日本に広まったんです。

通販王国九州!こだわりの素材と製法!「(株)健康家族」

続いてスタッフは鹿児島県へ!九州通販でこれまた外せない企業があった。
それが「ココハ〜ニンニク、健康家族♪」でおなじみ「株式会社健康家族」。社員数160人、年間売上高は127億円とがっちりです。

総務部の村田さん、健康家族と言えばやっぱり?

村田さん:伝統にんにく卵黄です!夏場、夏バテの時期。冬の寒い時期そういった時期にたくさん飲めば、季節を乗り越えられます。

そう、「伝統・にんにく卵黄」!1袋1344円。元気がでないってとき、スタミナをつけたいときに大人気で、累計1億1千万袋売れているそう。

ところで、何で、ここ鹿児島県でにんにく卵黄を?

村田さん:にんにく卵黄は、もともと南九州の家庭でずっと作っていた伝統食なんです。

そう、昔から薩摩地方に伝わるご当地健康食だったにんにく卵黄!江戸へ、参勤交代で赴く薩摩藩士に、道中スタミナ切れしないようにとにんにくと卵を混ぜたものを家族が作って持たせたのだとか。

健康家族のアイデアは、このにんにく卵黄をカプセルで閉じこめたところ。元々鹿児島では他の会社でもにんにく卵黄を作っていましたが、カプセルで包んでいるから匂いが気にならないって事でトップメーカーに!
では、ご自慢のにんにく卵黄の作っているところを見せて…

村田さん:いや、ちょっと作り方は…

えっ、取材NG!しかしここで簡単には引き下がれない!懸命の交渉の末、特別に音声だけならOKという事で、カプセルの中身を作る工程の1部分だけ見せて頂くことに。

スタッフ:結構ニンニクのにおいスゴイですね。
村田さん:においは強烈ですね。

香りがすごいそう。

スタッフ:かき混ぜるようにして、つぶしていくと。
村田さん:そうですね。

どうやら、スタッフが見たのはピカピカ大量のニンニクが、大きなお釜に入れられて、ローラーですりつぶされるところ。

そして、さらに1時間後…

村田さん:卵黄だけを加えていきます。
スタッフ:すごい!やっぱり黄色くなっていきますね。このかき回すときの歯が、3つ股になっていて、回っているのをちょっと戻すんですね。
村田さん:そうですね。

ニンニクと卵黄が鋭い歯でかき回される。村田さん曰はく、具材が焦げ付かないためのお釜の回転速度、歯の微妙な角度・形こそが企業秘密なのだとか。

さて、本社での取材もほぼ終了。そろそろ、おいとましましょうか。

村田さん:ちょっと待ってください。これがうちのオウ助です。

健康家族のマスコットキャラクターおう助が、ちょっと遅れて登場。地元では密かな人気らしいのですが…

スタッフ:ちなみに、おう助はいくつですか?
おう助:26です。
村田さん:中の奴の年齢言ってどうするん!おう助は10歳です!

設定も若干ゆるめのおう助クン。でも、にんにく卵黄は日々絶好調!毎日4000件の電話対応に追われるといいますから。
まさに、にんにくでがっちりですね。

▼スタジオでお話を伺いました。
進藤:卵とにんにくの両方にこだわっているみたいなんですけど、特に、にんにくは全て無農薬の有機にんにくを使っているそうです。

森永さん:食材も商品も、地元の文化があってこそですよね。

進藤:それでは、通販王国九州で他に儲かっているところがあれば教えてください。

森永さん:それは、また来週やります。

加藤:なるほど、2週に渡ってということですね。

華丸さん:九州だけに9週やってもいいですけどね。

加藤:華丸も歳取ったな(笑)

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