過去の放送内容

「がっちりマンデー!!」毎週日曜あさ7時30分から

がっちりマンデー!!

過去の放送内容

2013年9月1日放送

特集

男のオシャレを考え続ける「マンダム」男のワキの下のニオイを嗅ぐのもお仕事です!

ゲスト

株式会社マンダム 代表取締役社長 西村元延さん

番組内容

がっちりマンデー!!今日のテーマは、ユニークなCMでもおなじみ「マンダム」!
この会社、男をオシャレにするのが大得意!
あの「ギャツビー」や「ルシード」をはじめ、整髪料から香水まで、とにかく男をかっこよくする商品を作って、年間売上げ604億円とがっちり!
その社内では、男のオシャレを追求するためのあまりにフシギすぎる光景が続々!社内はやたらオシャレ社員だらけ!
今回は、そんなマンダムの儲かりのヒミツに迫ります!

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男のオシャレのプロ!「マンダム」のヒミツとは?

男のオシャレのプロ集団、マンダム。
一体どんな会社なのか、大阪にある本社のオフィスの中に入っていくと、皆さん私服。デスクにいる男性社員の皆さんもオシャレ。さすがは男のオシャレを追求している会社です。

ではさらに会社の奥へ…ん!?そこには、かなりフシギな光景が!
上半身ハダカの男の人の脇の下を、男の人が嗅いでいる!?

スタッフ:すみません、何をされているのですか?
原さん:臭気判定をしていたんです。実際に人の鼻を使って匂いの種類や強さの測定をするんです。

熱心に脇の下を嗅いでいたのは、研究員の原さん。マンダムでは、男の汗のにおいがどうなっているのか、独自に研究をしているのです。それにしても脇の匂いに種類なんてあるの?

原さん:はい、脇の臭いでだいたい7種類くらいあるかなと。大きく分けてM型といわれるミルクっぽい匂い、もう一つはA型といわれる酸っぱい匂い、もう一つはC型と呼ばれるカレーのスパイスの様な匂い。この3つが日本人男性で主に占めています。

原さんによれば男性の脇の下の匂いはミルクっぽいものからカビっぽいもの、水っぽいのからサビっぽいものまで7種類に分類できるとのこと!

中でも日本人男性の約91%を占めるのが、M型、A型、C型の3種類なのだとか。ニオイは、種類によってその抑え方が変わる。どんなニオイでも抑えられるように、こうした研究がかかせないのだそうです。
男のニオイの研究は、世界的にもあまり例がないため、マンダムではこうして、実際にデータを集めている。もちろん、原さんはそんなマンダムの中でもニオイのプロで、厳しい筆記試験と実技試験に合格しないととれない国家資格『臭気判定士』の免状を取得しています。さらに常に嗅覚を鋭く保つ努力も欠かさないそうで、香辛料とか匂いが強い食べ物は控えるようにして自分の鼻を敏感にしておくそうです。
そんな原さん、この仕事をしていて困ったことがあるそうですが?

原さん:バルサミコ酢という酢を使ったサラダっていうのが食べられなくなりました。脇の臭いとか足の臭いって結構酸っぱい匂いのする方が多いんですね。その匂いを嗅いだ後にそういうサラダを食べようとした時は、さすがにちょっと脇や足を連想して、箸が進まなかったっていう経験はありますね。

そりゃ大変だ!そして、調査をすすめるうちに、いろんな男の体臭の秘密がわかってきたという。

原さん:一つトリビアとしては耳垢が湿っている方っていうのは基本的に脇の臭いが強い方が多いですね。

なるほど。他にも、こうした臭気判定士の方々の研究の結果、最近分かったことが。それは体のニオイの原因が体の中ではなく表面に棲む微生物にあるという事。

そこで、マンダムでは、殺菌することでニオイをおさえる『ギャツビー・バイオコア』シリーズを開発!そして制汗剤のシェアはナンバーワンに!マンダム製品は男の体を徹底的に調べて作られていたのですね。

男のオシャレで儲けるのに、男の体を調べるのと同じくらい大事なのが、オシャレの流行を捉える事。例えば、マンダムの主力商品「整髪料」。実はヘアスタイリング剤(整髪料)はだいたい世代が変わるに伴ってヘアスタイルのトレンドも変わり、周期的に流行のヘアスタイルに合ったものがどんどん出てくる。その時代のトレンド、それにあった髪型、そして、その髪型にあった整髪料をつくるのが、儲かるポイントなのです。
そもそも86年前に大阪で『金鶴香水株式会社』として創業したマンダムが大きく飛躍したキッカケは1933年に誕生した『丹頂チック』。これ、戦後から1960年代前半あたりまで流行した三船敏郎や小林旭に代表されるイケメンスタイル。ピタっとした七三の髪型を作るのにぴったり!この頃は整髪料として『ポマード』や『チック』が主流でした。

1960年代の後半になると、西城秀樹に代表される少し自由な髪型がイケメンの主流に。というわけで、整髪料も少し長めの髪を柔らかくまとめられる『ヘアリキッド』が登場!

さらに、1980年代後半。吉田栄作に代表される自然な髪の流れを活かした髪型が流行れば、ベタつかずにサラッと髪をまとめる『ヘアフォーム』が生まれ、柳葉敏郎に代表される、髪をカチッと固め毛先を立たせた髪型が流行れば、ツヤを出しやすく髪が固くまとまる『ヘアジェル』が売れる!
そして1990年代後半から現在にいたるまでは、木村拓哉に代表される毛先を遊ばせた無造作な髪型がイケメンの主流となり、髪を固めすぎず何度でも直すことができる『ヘアワックス』が売れているのです!
では、その次は?

山口さん:実はですね、新製品がありまして『ヘアジャム』といいます。

マンダムさんいわく、イケメンの新しい流れは、俳優の松坂桃李くんに代表される「新しいふわふわスタイル」!そんな流れを先読みして15年ぶりに新ジャンルの整髪料『ヘアジャム』を発売!このヘアジャム、何が画期的って今までに無く髪に馴染みまるで何もつけていないような清潔感を維持して髪型を整えられるという。

どうするのかというと、今までの整髪料は髪をジェル・ワックスなどの液体っぽいものでつつんで固めていましたが、ヘアジャムの主成分はパウダー(粉)。この粉が髪に付着すると髪の毛が、固まるのではなく引っ掛かる!

それによって、何もつけていないような自然な風合いが実現できるんだとか。
なるほど、マンダムの最新整髪料『ヘアジャム』。これは新しい流行、来ますね、社長!

▼スタジオでお話を伺いました。
加藤:ヘアジャムは、髪についた見えない粉同士が引っ掛かって、形を保ってくれるわけですね。

西村社長:はい、これのいいところは、髪の毛同士がくっつかないことで、頭皮の脂が毛先に上がってくるのを防げるんです。

加藤:サラサラ感が維持できるということですね。

進藤:匂いの他に研究されていることは何ですか?

西村社長:フェイシャルペーパーなどで、清涼感をいかに出すかを研究しています。

加藤:なるほど。なかなか家に帰れないテレビ局のスタッフにとっては欠かせないアイテムみたいですね(笑)

「マンダム」の儲かりを支えるもう一つの柱とは!?

日本の男のオシャレを追求しているマンダム!
しかしもう一つ大きな儲かりの柱があるという事で、とある部署にお邪魔しました。出迎えてくれたのは、海外事業部の永井部長。そう、マンダムもう一つの儲かり柱は「海外の男」!世界90カ国で製品を販売し、その売上げは全体の4割を占めるっていうからスゴイ!中でもアジアのメンズたちに大人気なのだとか。ではどんな商品が売れているのですか?

伊藤さん:こちらはインド向け、ドバイ、ドバイから先の輸出向けの商品になってます。

インド向け『ギャツビーKARATE』。たしかに日本じゃ売ってなさそうですね。さらにクレンジングローションの裏を見ると、アラビア語が書かれていました。
実は、海外用のマンダム製品は国内のものとはけっこう違う。パッケージはもちろん、香りもその国の好みや流行りに合わせたりしているのです。

伊藤さん:日本の男性は、最近はフェミニンな甘い香りを好む傾向にありますが、東南アジアの男性は男性的なニオイを相変わらず好む傾向にあります。

もちろん、はやりの髪型も国ごとにけっこう違う。たとえば今インドネシアの若者に人気の髪型はちょっと伸びた角刈りみたいな感じが人気とのこと。

マンダムでは各国の男性の流行はもちろん、どういう環境や生活の中で製品が使われているのかもきっちりと調査。例えば先程のインドネシア向けの整髪料は同じものを7種類のサイズで販売!

これはインドネシアの若者には整髪料にお金をかける余裕がそれほど無いため、1回分から買えるようにと工夫したもの。ちなみに、そんなマンダム製品を本当に使っているのか日本在住のインドネシアの方に聞いてみると…

ワヤンさん:そうですね、インドネシアでも結構ギャツビーとかマンダムのデオドラントとか使っている人が多いです。

バッチリ使っていました。さて、そんなマンダム製品はどうやって作っているのか。兵庫県の福崎工場へお邪魔しました。

スタッフ:ここでは特に何を作ってらっしゃるんですか?
増田さん:全部ここで作っています。

そう、実はマンダム、福崎工場たった1か箇所だけで、日本で売られている全ての製品を製造!では早速見せて頂きましょう。まずは先程も出てきた整髪料『ムービングラバーワックス』を作っている工程を見学。
きれいな工場内の『調合室』と書かれた部屋に案内されるとそこにはワックス製造に使うという大きな釜が。脇に置いてあるのがワックスの原料。透明な液体からビーズのように見える植物由来のロウまでその数30種類。これをどうするのかというと、手作業で次々窯の中へ。その姿はまるで給食のおばちゃん?

この材料を混ぜて熱して溶かしていくと90分後にはピンク色の見た事あるワックスの完成。すると再び手作業でワックスを掻きだす。これ、ワックスの粘りが強いため手作業でないと取り出せないためだとか。うーん地道!

そして、完成したワックスは容器へ詰められます。あれ?よく見ると、容器が高速で回転している。

スタッフ:容器が回っているみたいなのですが、なぜですか?
増田さん:ワックスは中身が硬いので、そのまま充曙イしちゃうとソフトクリームみたいになっちゃうんです。

そう、回転する事で、遠心力を使って平らにしているのです。ちなみにワックスの種類により粘着力も違うので回転スピードも一つずつ変えるのだとか!

続いて向かったのは、夏に人気のボディペーパーの製造現場。部屋に入るとメントールの香りが部屋に漂っていました。さらに工場を奥に進んで行くと、ボディペーパーの元が。これ一巻きで30枚入りボディペーパー2000個分なのだとか。

このペーパーがカッターで半分に切られ、続いて袋状に畳まれていき、大きいタンクに入っているメントールの液をつけられるそうなのです。つまり、液が出るローラーでペーパーを挟み上下から液を染み込ませる事でペーパー全体にまんべんなく染み渡る!

液がしみ込んだボディペーパーはこの後裁断され、包装へと向かいますが、この工程、衛生管理を徹底するため、製造から段ボールへの詰め込みまで一切人の手を介さないのです。
夏本番のこの時期、このボディペーパーの生産数は1日6万個!
マンダムは男女のオシャレを考えてがっちりです!

▼スタジオでお話を伺いました。
加藤:今年の夏は暑かったですが、ボディペーパーは相当売れたんじゃないですか?

西村社長:そうですね。気温の変化と相関関係が強いので今年は特に人気でした。

加藤:インドネシアではマンダムのワックスが相当人気みたいですね。

西村社長:おかげ様でインドネシアの若者には、認知率は100%近いと思います。
あと、南の国の方達は香りが好きなので、香りがついた商品が人気です。

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