過去の放送内容

「がっちりマンデー!!」毎週日曜あさ7時30分から

がっちりマンデー!!

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2013年1月6日放送

特集

カリスマ社長が気になる会社を大発表!2013年大予想!日経平均はいくらになる!?

ゲスト

(株)ジェイアイエヌ 代表取締役社長 田中仁さん 日本マクドナルド(株) 代表取締役会長兼社長兼CEO 原田泳幸さん (株)まんだらけ 代表取締役社長 古川益三さん ライオン(株) 代表取締役社長 濱 逸夫さん (株)リブセンス 代表取締役社長 村上太一さん ワタミ(株)取締役会長 渡邉 美樹さん

番組内容

今日のがっちりマンデーは、スゴイ社長を集めての新年会スペシャル後半戦!
先週に引き続き、熱いトークを大公開!
2013年、スゴイ社長の皆さんが密かに気になる会社とは!?
ジェイアイエヌの田中社長が気になる、アレを作って大ヒットの会社。
ライオンの濱社長が気になる新しいレンタルビジネスの会社など、面白くてスゴイ会社が続々登場。
そして毎年恒例!2013年の日経平均を大予想しちゃいます!

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(株)ジェイアイエヌの田中社長が気になるスゴイ会社とは!?

はじめのトークテーマは、2013年、スゴイ社長が気になるスゴイ会社!自分たちとは違う業種でお答えいただきました。
まずは、(株)ジェイアイエヌの田中社長が気になる会社です。
やってきたのは群馬県前橋市にある「相模屋食料株式会社」。
一体、何屋さんなのか?社長の鳥越さんに伺いました。

鳥越社長:私たちは、お豆腐を作っています。

そう、相模屋食料は、お豆腐屋さん。しかし、ただのお豆腐屋さんじゃないのです!
豆腐屋業界で売り上げナンバーワンを誇り、年商なんと126億円!!
その強さの秘密は鳥越社長自身にありました。

鳥越社長:企画もそうですし、パッケージ造り、味、何もかも私ひとりで決めてます。
  
こちらの会社のヒット商品、実はすべて鳥越社長の発案から誕生しているのです。
例えば、昨年大きな話題となったのが、アニメとのコラボレーションから誕生した豆腐。「機動戦士ガンダム」の「ザク」をモチーフにした、その名も「ザクとうふ」。

昨年3月の発売以来大ヒット!ベルトコンベアからどんどんと流れてくる「量産型ザク」が売れに売れまくっている!

通常、年間10万丁も売れればヒット商品といわれる豆腐業界において、こちらのザクとうふは150万丁の大ヒット!
でも、なぜ機動戦士ガンダムだったのですか?社長?

鳥越社長:私がただ単に大ファンだからです。100%趣味で作ってます。

社員の反対にもひるまず、自分の考えを貫き通した結果の大ヒット。そして昨年10月には、ガンダム豆腐第二弾「鍋用ズゴックとうふ」を発売。
この商品、お鍋に入れる事で、ガンダムのあの名シーンが忠実に再現されるのだとか。
お鍋を覗いてみると、水面から覗いているのは、まさに水陸両用のズゴック!!

昨年秋に販売されたばかりですが、既に58万丁の大ヒット!

鳥越社長:私達は豆腐の基本である木綿と絹に徹底的にこだわっています。基本ができているからこそ新しい商品ができるんです。

豆腐の美味しさを追求しながらも新しいアイデアで豆腐業界に旋風を巻き起こす!相模屋食料、確かに気になります!

▼スタジオでお話を伺いました。
加藤:田中社長は「相模屋食料株式会社」のどういうところが気になったのですか?

田中社長:まず、群馬県前橋市というのは地元が同じなんですよ。あと、これ以上変化が難しいと思われている業界でイノベーションを起こしているところがすごいと思います。

進藤:社員の方が反対されてもご自分で決定されたという点についてはどう思われますか?

田中社長:イノベーションが起こるときっていうのは、思い込みや強い想いが大事だと思います。

加藤:古川さんはどう思われます?

古川社長:決定するのが社長の仕事ですから、社長はそれぐらいやっていいと思います。

原田社長:時として、経験や知識は、創造や改革の壁になるんです。トップというのは、それをいかに捨てて新しい発想をするかが大事だと思います。

ライオン(株)の濱社長が気になるスゴイ会社とは!?

2013年、ライオン株式会社の濱社長が気になる会社とは!?
やってきたのは、千葉県柏市にあるKCJGROUP株式会社「オークビレッジ柏の葉」。
一体、何をしている会社なのか!?広報担当の鈴木さんに案内してもらいました。

鈴木さん:こちらの畑を使って貸農園をしています。

そう、こちらで行っているのは貸農園。東京秋葉原から電車で30分、最寄り駅から徒歩1分という好立地の場所におよそ5千平米の敷地が広がっています。そんな利便性がうけて今大人気!
しかもここ、農具のレンタル、肥料や苗まで農業に必要なものは全部揃っているため、何にも持たずに手ぶらで来られちゃう!ロッカールームやシャワールームまで完備!

料金は、ひと区画10平米の敷地を一か月1万5千円で借りられます。

まだオープンして9ヶ月ですが、すでに8割の敷地が契約済なのだとか。
お客さんからも、「自分で作った野菜は愛着があっておいしい」「土を触りながら日頃のストレスも発散できる」と大好評。
そして、さらに人気の秘密として、野菜を収穫したいときなど、野菜作りのプロフェッショナルが常駐しているので分からない事はなんでも聞ける。至れり尽くせりの貸農園なのです。

鈴木さん:こういうビジネスモデルが確立出来れば、他にもいろんな展開ができると思うので、もっと多くの土地を有効活用して農業の大切さを伝えていきたいです。

これからも全国で貸農園を展開する予定なのだとか。「オークビレッジ柏の葉」確かに気になります!

▼スタジオでお話を伺いました。
加藤:濱社長はどうして「オークビレッジ柏の葉」を注目されたのですか?

濱社長:ここはあの、子供がいろいろな仕事を体験できるテーマパーク「キッザニア」と同じ会社が経営しているんですけど、農業体験をしながら、作ること、働くこと、生きることの本質を勉強できるというところがいいですね。ある企業ではここで農園を借りて人材育成などをしているところもあるみたいです。

加藤:古川さんはどう思われます?

古川社長:今は、会社における教育がより重要な時代になってきていると思います。

原田社長:確かに今、アルバイトの定着率で一番重要なことは賃金じゃないんですよ。実は教育なんです。「自分はここで成長しているんだ」という実感が大事なんです。

加藤:村上社長は年上の社員も多いと思いますが、教育など社員との付き合い方はどうですか?

村上社長:あんまり年齢は気にしていません。相手のプライドは保ちつつ、言うところは言うようにしています。

渡邉社長:いろんな社長がそれぞれいて、どれが正しいというのはないと思います。ただ、一つ言えるのは、どんな社長でも自分でいろんなことに気付かないといけないと思います。

(株)リブセンスの村上社長が気になるスゴイ会社とは!?年末の日経平均を大予想!!

2013年、株式会社リブセンスの村上社長が、気になっている会社とは!?
やってきたのは東京都千代田区にある「Sansan株式会社」。
一体、何をしている会社なのでしょうか?
早速、社長の寺田さんと名刺交換。すると社長、名刺を貰うやいなやいきなりスキャン。

寺田社長:貰った名刺は全部スキャンします。私達は名刺をデータ化して管理する仕組みを提供しています。

そう、Sansan株式会社がやっているのは名刺管理サービス。
ほったらかしにしていると、すぐに山積みになったり、アルバムに整理しても、いざ使おうとすると、どこに入れたか分からなくなったりする名刺の管理。

そんな、煩わしい名刺管理を代わってやってくれるのです。
どんな仕組みかというと、お客さんからスキャンして送られてきた名刺の画像をもとに、一枚一枚、手作業で入力してデータ化します。
自分でやるとけっこう面倒な作業を代わりにやってくれるとあって、現在、およそ800社と契約。1日、1万枚のペースで名刺をデータ化しているのだとか。
しかもこちらで名刺管理をお願いすると、他にも便利な機能があります。
名刺の情報をデータベースで管理しているため、会社単位で名刺管理を行っていれば、どの社員が誰と会って、どんな人脈があるかが簡単にわかっちゃう!そこから営業チャンスが広がると大人気の機能なのです。

さらに、1度名刺交換をした二人がどちらもこの名刺管理サービスを利用していると、異動などで部署などが変わってもその情報が自動で更新されてお知らせをしてくれる。

なので、挨拶に行く絶妙なタイミングなど営業チャンスを教えてくれる!

寺田社長:名刺って世界中で使われていて、年間100億枚流通しているんです。私達がやっていることは世界中にマーケットがあるので、日本だけでなく世界中に展開していきたいですね。

ありそうでなかったビジネスに目を付け急成長のSansan株式会社。確かに気になります!

▼スタジオでお話を伺いました。
濱社長:会社の誰がどんな人脈を持っているかが分かるというのは、営業としてはとても使える機能だと思いますね。

原田社長:招待状を送るときなど、肩書を間違えると失礼になりますから、異動などの情報も更新してくれるのはいいですね。ただ、現場でのアナログ的な部分として、名刺とその持ち主の顔が一致しないことがあるんですよね。

加藤:そんなときはどうしているんですか?

原田社長:そのときは、とりあえず最初低姿勢でいきます。

加藤:なるほど、勉強になります(笑)

最後に、2013年の年末の日経平均がいくらになっているかを予想して頂きました。
(株)まんだらけ 古川社長:8,000円
(株)ジェイアイエヌ 田中社長:9,000円
(株)リブセンス 村上社長:10,500円
ライオン(株) 濱社長:10,500円
ワタミ(株) 渡邉社長:12,000円
日本マクドナルド(株) 原田社長:15,000円

田中社長:希望を持って高く予想したかったのですが、現実的にはこれくらいだろうと思います。家電メーカーなど日本の基幹産業の株価が下げ止まるかが心配です。

濱社長:今よりはよくなると思います。2014年の消費税増税を見越した需要が増える可能性があると思います。

渡邉社長:期待を込めて、今年日銀が本気で金融緩和をすると思うので12,000円にさせてもらいました。

原田社長:毎回みんなで予想した数字よりも結果が下回っているので、私が高い数字を出しておこうと思いました。あとやはり、今年は新政権に期待したいですね。ここまで引っ張ってほしいです。

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