過去の放送内容

「がっちりマンデー!!」毎週日曜あさ7時30分から

がっちりマンデー!!

過去の放送内容

2012年6月24日放送

特集

ラウンドワン

ゲスト

(株)ラウンドワン 代表取締役社長 杉野公彦さん

番組内容

今日のがっちりマンデーは、「ラウンドワン」!
今や日本中に111店舗!年間売上、895億円以上!
ボウリング場、ゲームセンター、カラオケ、バレーコートまで!いろんな遊び場がたくさん!
今回は、そんな遊びの詰め合わせデパート「ラウンドワン」の儲かりのヒミツに迫ります!

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ラウンドワンって一体どんなところ!?

儲かりスポット、ラウンドワンって、一体どんなところなのか?
ラウンドワン全111店舗の中でもかなりの人気を誇る、大阪千日前店に潜入しました!

広報の平松さんが、まず案内してくれたのは10階。そこには、ボウリング場が!

続いて4階に移動すると、そこはカラオケ!

1階には、巨大なゲームセンター!

さらに7階には、スポッチャ!ここは、バスケに、バトミントン、バレーボールなどなど、40種類以上のスポーツが楽しめるエリアです!

そう、ラウンドワンは、ひとつの建物に、ありとあらゆる遊びを詰め込んだ、遊びの詰め合わせデパートなのです!スポッチャ、ボウリング、カラオケなど、いろんな選択肢があり、ここにくればとにかく遊べる!そんな「なんでもある」感が、ラウンドワンの人気のヒミツなのです。
しかし、なんでこんなやり方を思いついたのか?

それは、今をさかのぼる事32年前のこと。杉野社長のお父さんがローラースケート場をオープンしました。当時、まだ大学生の杉野社長がその受付をすることに。
ところが、お客さんが全然来ない。と、ここで杉野社長はここで考えました。
「いっそ受付じゃなく経営をやってみたい!」
そこで思いついたのがこんな作戦!
「ローラースケート場に、他の遊びをくっつける!」
そして、お店の空きスペースに、ボウリングやビリヤード、ゲーム機など、当時人気だった遊びを導入しました!

すると、お客さんがどんどん集まり出した!そして、近所に同じスタイルのお店を作って続々オープン!これがどこも大ヒット!こうして、今のラウンドワンの原型が出来上がったのです!

そんなラウンドワンの、もうひとつの儲かりのヒミツが料金システム!

一般3時間1880円。例えば「スポッチャ」は、どのスポーツを何回やっても、時間内であれば、お値段同じの定額制。これ、何がいいのかというと…

お客さんの声
「時間制の方がいい、一回ずつお金を払ってたら気になる」
「遊びに集中できるからいい」

1回お金を払ったら、後は気にせず遊び放題。だからついつい長居しちゃう!
さらに、ラウンドワンの施設には、こんな特徴も!

お客さんの声
「楽しいですね!イベントとかあるんで」
「イベントがあるんでみんなで盛り上がれる」
「あれはテンションがいつも上がりますね!」

そう、ラウンドワンではやたらと盛り上がるイベントや企画を、しょっちゅうやっているのです!
たとえば、ボウリング場でのイベント。マイクを持った店員さんが登場し、突然場内が暗くなります!そして、店員さんの合図で全レーンのお客さんが、一斉にボールを投げます!

これは、約1時間に一回のペースで行われる「ムーンライトストライクゲーム」というイベントです。この一投で見事ストライクを取るときれいなレイがプレゼントされます!
記念写真を撮ったら、フォトフレームに入れてこれもプレゼント!

他にも、ゲームである点数以上を取るとプレゼントがもらえるゲリライベントがあったり、ポケバイレースをスタッフが実況してくれたりと、あちこちでいろんなことをやっています!イベントで盛り上がれば、お客さんは時間を忘れてついつい長居しちゃう!
結果、ラウンドワンも儲かっちゃうのです!

イベント連発のウラ側とは!?

こんなにたくさんのいろんな企画をどうやって生み出しているのか?ボウリング企画部の会議で、そのカラクリを聞いてみると…

平松さん:イベントの企画会議はないです。

イベントの企画会議がない!?ではどうやってイベントを生み出しているのですか?

平松さん:企画はいつも急に思いつかれるんですよ、社長が!

ここで、社員の皆さんの証言に基づく、ラウンドワン、企画成立の流れをご説明致します。

まず突然、企画部の担当者の内線に、社長から今すぐ社長室に来るように電話が掛かってきます。
何事かと思い社長室に行ってみると、その場でイベントのアイデアを怒濤のごとく説明し始める杉野社長。ホワイトボードをフル活用し、書きまくる!叩きまくる!

そう、ラウンドワンの企画のほとんどは、杉野社長のひらめきが出発点!
そしてやると決まったら猛スピード!社員が一斉に走り出す。このスピード感が命なのです。

そんな杉野社長のひらめきと豪腕を見るチャンスがあるとのことで、とある会議にお邪魔させていただくことに。会議の内容は、ラウンドワン、新CMのプレゼン会。大手広告代理店の社員さんが社長に、OKをもらいにCMの基本プランを見せに来ていました。

CMのテーマは、「駅から遠いラウンドワンが、無料送迎バスを始める」ということをどう伝えるか。提示されたCM内容は、「アイドルのNMB48が、送迎バスの中で踊る」というもの。あとは、社長のOKをもらうだけ、と、思ったら!?
いきなり席を立つ杉野社長。

杉野社長:バスはリアルなやつを使うべき…バスの中のシーンというよりも、外で歌ったり、踊らせるっていうのをやらせて欲しい…バスの中でというのは狭いし、つまんないし、表現しづらいし…だから外で見せる方がはるかにバスだということが一目瞭然でわかる!

CMの設定がバスの中ではつまらない、ということで設定を外に変更!つまり、いきなりの全直し!さらに注文は続く!

杉野社長:彼女が野球の格好してるとか、ボウリングのピンの着ぐるみを着てるとか、そういう形であると、ラウンドワンやスポッチャというのがイメージしやすいんかなと!

ひとりひとりの衣装もこまかく指定!他にもナレーションからカットの秒数まで、アタマに浮かんだイメージを、ホワイトボードに書き連ねながら、矢継ぎ早にしゃべる!しゃべる!しゃべりまくる!

そして、プレゼン開始から2時間後。ひとまず会議は終了し、CMの作り直しが決定。
この、クリエイター泣かせのこだわりとひらめきが儲かりのヒミツなのです!

▼スタジオで杉野社長にお話を伺いました。
加藤さん:杉野社長が考えて、うまくいったイベントがたくさんあると思いますが、失敗したイベントもあるんですか?

杉野社長:いっぱいありますよ。イベントの成功率は1勝9敗ですね。

加藤さん:みんなで考えた方が勝率は上がりませんか?

杉野社長:合議制で決めていくと、なかなか決まらないんです。あと、みんなの意見の公約数をとっても今のお客さんはなかなか喜ばないんですよ。

加藤さん:社長が1人で考えて、失敗したときは社員の方になんて言うんですか?

杉野社長:「すみません」と心の中で謝ります(笑)

加藤さん:スタジオにいる社員の方が爆笑してますよ(笑)

ラウンドワンが新店舗を増やせるワケとは!?

もうひとつの、ラウンドワンの儲かりのヒミツを求めてやって来たのは東京のオフィス。電話をされていた山口さん、何のお話しだったのですか?

山口さん:今の方は不動産業をやってらっしゃる方で、新規出店の案内の電話です。

山口さんのお仕事は、新しいラウンドワンを作るための物件探し。どんな物件をお探しなのか話を伺ってみると…

山口さん:居抜きの物件だと建築コストがかからないんです。

そう、ラウンドワンが大好きなのは、「居抜き」という物件。居抜きとは、一から建物を建てるのではなく、もう既に建って引っ越しちゃったお店に入る、というやり方。

ラウンドワンは、なるべく居抜きの物件を借りる事で、激安での出店を狙う作戦なのです。
そして、いい居抜き物件が見つかると、山口さんは、「あること」を必ず調べます。
それは、出店候補地を真ん中にしたときの、半径3キロ7キロ10キロの中での、他の競合店の名前とレーン数。

例えば、ラウンドワン足立江北店の周辺には、半径10キロ以内にライバルのボウリング場が10店舗も!これって結構多いのでは?

山口さん:店舗数ではなく、合計何レーンまでいけるかということを考えます。例えば200レーンまであっても大丈夫だろうとか。今は160レーンしかないのでラウンドワンが出店して40レーン作っても出店は可能だとか、そういうことを考えます。

ラウンドワンが新規出店を狙う基準は、周辺にあるライバルのボウリング場が持つレーン数の合計。やっぱり、ボウリング場が基準なのですね!

ラウンドワンのスゴ腕社員!

さて、次にやって来たのは、埼玉にあるラウンドワン草加店。ここに、ラウンドワンの儲かりに欠かせないスゴ腕社員がいるということなのですが、支配人の方に紹介して頂きました。

案内されたのはゲームフロアー。そこにいたのはクレーンゲームのスペシャリスト安蒜さん!安蒜さんは、クレーンゲームで景品を取る、ほうではなく、景品を置くほうのスペシャリスト。いったい、どのへんがすごいのか?
  
安蒜さんがぬいぐるみを置いたのがこちらのクレーンゲーム。

今にも落ちそうで、簡単に取れそうに見えます!取れやすそうに置くのがポイントなのでしょうか?

安蒜さん:仕掛けのポイントとしては、見た目で取れるか取れないかになってきます。景品が埋まってたりすると取れそうに見えません。それを落とし口の方へ置き、取れそうに見える感を演出しています。

すぐ取れちゃっていいのですか?

安蒜さん:実はすぐに取れない様になってまして何回かやって頂いて取れる様なかたちになってます。1回プレーするとこういうように…

確かに、ぬいぐるみの頭がひっかかってしまいました!

安蒜さん:ここでお客様が盛り上がるんです。これ以降はクレーンのアームでぬいぐるみを下に押して頂くと落ちますが、一回では取れないようになってます。

そう、クレーンゲームの景品のベストな置き方は、一見簡単にとれそうだが、実は1回ではとれないようになっていて、何回かチャレンジすると必ず取れる!という置き方なのです!
簡単に取れるとお店が損。かといって難しいとお客さんが遊んでくれなくなる。ほどほどにお金を使って、ゲットできる、その絶妙のバランスが、クレーンゲーム置き師に求められる、匠の技なのです!

他にも、何度やってもなかなか取れないというお客さんには狙うポイントをアドバイス!するとお客さんもまたチャレンジしてくれる。
それでも失敗しちゃった場合は、景品を取りやすい位置に置き直してあげちゃうサービスも!

そしてついに景品をゲット!そして、すかさずお客さんを思いっきり盛り上げる!
これでお客さんも大満足!
このような細かい演出が、ラウンドワンの儲かりを支えているのです!

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