過去の放送内容

「がっちりマンデー!!」毎週日曜あさ7時30分から

がっちりマンデー!!

過去の放送内容

2011年11月20日放送

特集

千趣会

ゲスト

(株)千趣会代表取締役社長 田邉道夫さん

番組内容

今日のがっちりマンデーは、「千趣会」!
女性向け通販カタログ「ベルメゾン」で大人気!その年商はナント1300億円超え!
今回は、「千趣会」の儲かりのヒミツに迫ります。

■放送内容をシェアする

ベルメゾンの千趣会!モニター会に潜入!

女性向け通販カタログ「ベルメゾン」で大人気の千趣会。
その売上げは1300億円以上!
でも、「千趣会」ってちょっと変わった社名ですが、一体、どういう意味なのでしょうか?
お答え頂いたのは、創業メンバーでもある、行待裕弘会長、御年79歳!

行待会長:ずいぶん古い話なんだけどね…。元々は、こけしを売ってた会社なんです。

さかのぼる事56年。
OL向けに、デスクに飾るかわいいお人形として、「こけし」を売る会社をスタートさせました。

行待会長:「こけし千体趣味蒐集の会」という会社だったのを、"千"と"趣"と"会"をとって、「千趣会」にしたらどうだ?ということで、こけしの通販をやりだしたんです。

こけし千体趣味蒐集の会、略して「千趣会」のこけしは、当時のOLたちに大ヒット!
現在の価値に換算して月1億円もの売上げがあったんだとか。
さらに、料理カード付き月刊誌「クック」を売ったところ、これまた大ヒット!
1976年には、通販カタログ「ベルメゾン」を創刊!
衣料や家具、インテリア用品と取り扱い商品をどんどん広げていった結果、1300億円以上を売り上げるまでになったのです。

行待会長:こんなに(会社が)大きくなるとは思わなかった。こけし(の通販)をやり出した頃は食うに困って、稼がなきゃいけないということでやりだしたものですから。それがたまたま調子良くいった。だから(こけしが)調子良くいった後、上手くカバーしていって、更に売れる物にスイッチしていったんです。

では、通販で売れる商品を作り続けるためのヒミツは何なのでしょうか?
そのヒミツを探るため、スタッフがやってきたのは、とある会議室。
皆さん、ずいぶん楽しそうに話していますが、一体、何をしているのでしょうか?

実は、これ、ベルメゾンが、お客さんの文句や注文を聞く、「モニター会」という会議。
ふつうの服や家具だけでなく、色んな人向けの専用カタログがあり、その数18種類。

例えば、妊婦さんがターゲットの「マタニティ」や、40〜50代の女性がターゲットの「大人の服」などがあるんです。
今回は、ぽっちゃりした女性専門の服飾カタログ「ラ・フィット」用のモニター会なので、お客さんのほうも、若干ぽっちゃり気味!
「白はあんまり着ない」「シャツが長いとお尻が大きく見える」など、ぽっちゃりさんならではの不満や意見が続出!それを徹底的にメモる千趣会の社員たち。
この「女性の不満を聞き取る」というのが、ポイント!
ベルメゾンの新商品作りはその多くが、「女性の不満を解消する」を原点に作られているんです。
実際に、ぽっちゃりさんの意見から生まれた商品はというと、例えば、「脇汗が目立って恥ずかしい!」というぽっちゃりさんのための、吸汗速乾性に優れた汗パッドをつけた「汗取りタンクトップ」!

この夏、大ヒットしたんだそう!
続いて、お邪魔したモニター会は、働く女性のための靴のカタログ「ベネビス」のモニター会。
職業別にぴったりの靴を考えるということで、この日は、ウェディングプランナーさん6人が集合。その仕事ならではの靴の不満を聞こうというわけ。
「立ち膝を着くと、かかと部分が外れる」「コツコツと歩く音が鳴る」「もう少し可愛さが欲しい」「丈夫で長持ちする靴が欲しい」など、確かに、聞いてみなきゃ分かんない、ウェディングプランナー独特の靴への要望が続々。
他にもベネビスでは、看護師さんやメイクさんなど様々な職業の人たちの意見を聞いて、新たな専用靴を開発。
このようなモニター会は雑誌ごとに月5回以上も開催するのだそうです。

マル秘!商品開発会議に潜入!

お客さんの意見と同じくらい大事なのが、社員のアイデア!
スタッフが訪ねたのは、商品開発部。
迎えてくれたのは、入社7年目の鈴木聡さん。さっそく、お話を伺ってみることに!

スタッフ:実際にはどうやって商品を作ってらっしゃるんですか?
鈴木さん:ひらめきですね!

「こんな商品あったらいいな!」というお客さんの意見に、社員のアイデアが加わり、初めて売れる商品が誕生する。
例えば、「一人分のお弁当は量も少ないし、作るのが面倒臭い!」というお客さんの意見から、社員さんが考えたのが、卵焼きもウィンナーも一人分が一気に作れるフライパン!

これ、4万個売れる大ヒット商品!
さらに、「おにぎりを作るのは手が熱い。ラップを使うのも、もったいない!」という意見から、シリコンのカバーで簡単に握れて、そのまま容器としても使える商品を発明!

こちらも2万5千個売り上げる大ヒット商品!

鈴木さん:非常に好評でよく売れております。

でも鈴木さん、成功ばかりではなく失敗作もあるのだそう。
例えば、こちらのバスマット。

「お風呂上がり、足の甲はかがんで拭かなくてはいけない!」。それなら、「バスマットにスリッパのようなタオルを付けて、拭けるようにすればいい!」と作ったのですが…

鈴木さん:これが十数個しか売れなくて…。その内の一個は僕が買ったっていう…

ここで、どのように新商品が生まれているのか、アイデア会議に潜入してみました!

スタッフ:新しい商品を作ってるところですか?
鈴木さん:そうです。だからあんまり見せられないんですよ。

と、スタッフが見つけたのは、付箋に書かれたたくさんのメモ!

スタッフ:これ何なんですか?階段の角みたいな、靴の絵は…

こちら、玄関の段にゴム製のものを付けておいて、脱ぎにくい靴をそこにひっかけて、さっと脱げるようにするというアイデアなんだそう。
ちょっとくだらないと思うアイデアも、否定せずにまずは皆で考える!
ここからたくさんのアイデア商品が誕生!
なんとカタログに載っている商品の7割以上が千趣会オリジナルなんです!

激突!サンプルチェック現場!

倉庫のような場所に、スーツ姿のみなさん。
何やら難しい顔で行っているのは、出来上がった新商品のサンプルのチェック。
いろんな部門の担当社員が集まり、細かく触ってチェックしているんです。

安全性や使い勝手はもちろん、価格は高すぎたり安すぎたりしないか?ということまでチェックしていきます。
ちょっとでも、「あれ?」と思う事があれば何度も作り直しを指示。
時には、そのままボツになるものもあるのだそう。
キッチン用の棚の前では、何やら社員さん同士が揉めているようです。

徳永さん:このような仕様にして、スライドの棚を持ってくれば値段は下がる。
富山さん:でも、穴は開けない方がいいと思うんですよ。家電の足とかが脱落しちゃうかもしれないんで。

コストが気になる品質管理担当の徳永さんと、もしもの時が気になる家具担当の富山さんが丁々発止!
すのこ状の棚は安くなるがモノが置きにくい。一枚板はモノを置きやすいが、コストがかかる。

富山さん:せめぎ合いですね!

儲かる商品の見せ方!

厳しいチェックをクリアした商品は、ようやくカタログの誌面へ!
しかし、そこにもカタログ通販ならではの難しさが!それが商品の見せ方。
お客さんが分かりやすく、欲しくなるような誌面にしなければいけない!
例えば、洋服担当の濱本さん達は、誌面に載せる前に、モデルさんを使って、コーディネートを確認します。
商品の良さを伝えるために、写真の大きさやポーズまで、それぞれの担当社員が事細かに決めていきます!
靴下だったら足をアップした写真!
そでに特徴があるものだったらちょっと腕を上げたポーズに!
さらにこんな所まで!

濱本さん:素材の「透け感」を見せてます。

カタログ通販の弱点は、お客さんが実際に商品を手に取ることが出来ないということ。
だから、気になりそうなポイントはミニ写真で!

透けている素材を分かりやすく表現したり、生地やパーツを細かく見せたりと、ここが工夫のしどころ。
そして、何より大事にしているのが、お客さんがちょっと手が届きそうなイメージ!

濱本さん:流行にしましても、行き過ぎちゃってると、「確かにそれって流行ってるんだろうけど、私はちょっとな…」って引いてしまう方もいっぱいいらっしゃるんですけど、こういう風に着ていただいたら使えますよっていうのをあえて表現してます。

社長室に潜入!

続いてスタッフが向かったのは社長室。
就任1年目の田邉社長は、一体、どんなお部屋でお仕事をされてるのでしょうか?
お邪魔してみると、とてもキレイに片づけられていました!

ここでスタッフ、無作法にも社長のイスに座らせて頂くことに!
すると、驚くべき事を発見!

スタッフ:これ、ふんぞり返れないですよ。
田邉社長:前向いて、仕事しないといかんから、ふんぞり返りません。私は。

会長室もやっぱりそうなのか?
会長のイスにも座らせて頂くことに!すると、またまた驚くべき事を発見!!

スタッフ:ふんぞり返れますよ。

スタッフ:社長室のイスは、ふんぞり返れなかったですよ。
行待会長:(社長はまだ)ふんぞり返るには早い!(笑)

そんな行待会長に、田邉さんを社長にした理由を伺ってみました。

行待会長:自分で情熱を傾けて、仕事をしたという実績のある人間。自分で泥をかぶってもいいんだ、という風な生き方をした人間だから、彼に頼んだワケです。

■放送内容をシェアする

このページの先頭へ戻る

Copyright© 1995-2020, Tokyo Broadcasting System Television, Inc. All Rights Reserved.