過去の放送内容

「がっちりマンデー!!」毎週日曜あさ7時30分から

がっちりマンデー!!

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2011年10月9日放送

特集

好評につき第2弾!誰も知らないシェアNo.1

ゲスト

森永卓郎さん(経済アナリスト)、眞鍋かをりさん

番組内容

今日のがっちりマンデーは、「誰も知らないシェアNo.1」第2弾!
今回は、女性のお化粧に欠かせないアレや、全国の警察署、交番に必ずあるアレ、飛行機に乗れば誰もが使うアレなどの知られざるシェアNo.1が続々登場!
ニッポンの底力をがっちりと感じる30分です。

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誰も知らないけど、メイク道具でNo.1

誰も知らないシェアNo.1を探して、やってきたのは埼玉県八潮市にある、株式会社沼澤製作所。中にお邪魔してみると…

実は、このおじさんたちが一生懸命作っているあるものが、30年以上もトップシェアを独走しているんだそう。
それがこの商品!何だかわかりますか?

そう、なんとこちらの沼澤製作所、女性がまつ毛をカールさせるのに使うビューラーで、国内シェア70%の会社だったんです!
というわけで、沼澤明夫社長に話を伺ってみました。

沼澤社長:沼澤製作所の名前は全国的に誰も知りませんが、でも、メーカーの名前を言えば分かるかと…。ウチは資生堂をメインに作っています。

そう、実は資生堂のビューラーは、全て沼澤製作所が作ってるんです!
しかも、30年以上も前から作り続けています。
では、沼澤製のビューラーは何がスゴイのでしょうか?
それは、とにかく作りが細かいってこと。
100円ショップのビューラーと比べてみると、一番の違いはマルで囲っているところ。

100円のものは、支点になるところがツルンとしていますが、沼澤製は溝が掘ってあります。

そう、普通のビューラーは開け閉めするときのストッパーは矢印のところだけ。

対して、沼澤製は、支点の溝にもストッパーの役割を持たせているんです。

だから、開け閉めにちょっとくらい力を入れ過ぎても、全然平気!
長いこと使ってもグラグラしてこないってわけ。
さらに、沼澤製資生堂マキアージュのビューラーには、もうひとつ工夫が!

まつ毛をはさむ一番大事な部分が、 ちょっとだけ前に出ているんです。

沼澤社長:皮膚に(サイドの)棒があたらないように、出来るだけまぶたの根元からカールできるように、本体の棒より前に出したってわけです。

確かに、普通のビューラーだと、サイドのこの部分が肌にあたりますが…

沼澤製は、肌に当たることなく、まつ毛が根元からカール出来ます。
そんな沼澤製作所は、年間100万個のビューラーを作って、その売り上げはナント6億円にものぼります!

誰も知らないけど、警察のマークでNo.1

続いてやってきたのは、福井県福井市にある、株式会社廣部硬器。

この小さな会社にも、意外なシェアNo.1がありました。
さっそく廣部耕一社長に話を伺いました。

廣部社長:警察署だとか、駐在所、交番の建物に警察の紋章が付いてますよね。ウチが作ってるのは、警察の紋章なんですよ。

なんと、この会社が作っているのは、警察署の正門の上や、交番に掲げられている金色の紋章。

全国47都道府県の警察、全てに納品しており、そのシェアは80%!
でも、どうして全国の警察が廣部硬器の紋章を使っているのでしょうか?
実は、廣部硬器が作る紋章は、金属ではなく、セラミックス。つまり焼き物なんです。
今から63年前に採用された警察のマーク「旭日章」。
当時は、そのほとんどが金属製でした。
ところが、金属製は雨風にさらされると数年で劣化して、表面の金色がはげてしまうという問題が…。

それを見た廣部硬器の先代社長が、セラミックス製の紋章を最初に静岡県警に売り込んだところ、「こりゃいいや」と大評判に!
そして、全国の警察にどんどん広がっていったってわけ。
今では、警察だけでなく消防署の紋章も、その多くが廣部硬器製なのです。
この紋章のウリは、30年経っても黄金色に輝き続けるということ。
その訳は、ヒミツの塗料を使っているから!
というわけで、金色に塗るところを見せてほしいとお願いしましたが…

廣部社長:それだけは勘弁してください。私どもの生命線ですから。

といいながらも、今回だけ特別に、最大の企業秘密である塗料を、ちょっとだけ見せてもらいました。

もちろん、テレビ初公開!
この真っ黒いものが、焼くことによって、金色に変わるんだそう!
気になるお値段は、交番で使われるタイプが57750円。警察署用のでかいのが997500円!

30年以上もつのを考えれば、安い買い物かもしれませんね!

誰も知らないけど、飛行機の化粧室でNo.1

あるものを作って世界シェア50%の会社があると聞いてやって来たのは、新潟県村上市にある株式会社新潟ジャムコ。
出迎えてくれたのは、製造部の佐藤雅浩さん。さっそく工場内へ!
広い工場内では、同じような大きな箱がいっぱい。

どっかで見たことがあるような、ないような…。というわけで、佐藤さんに伺ってみました。

佐藤さん:ジャムコは、航空機のラバトリー(化粧室)を作っている世界シェアNo.1の会社なんです。

そう、ジャムコは飛行機の化粧室を作って、世界シェア50%。
他にも、ギャレー(厨房)は、世界シェア30%というスゴイ会社。
航空機メーカーのボーイングやエアバスの他、世界100カ国の航空会社と取引をしているのです。
でも、どうしてこんなに高いシェアが獲れるのでしょうか。

佐藤さん:国際航空法には決まり事が多々あって、他の企業が参入するのは難しいんですよ。

飛行機の内装品には、厳しい法律の基準がいっぱい。
例えば、建材には、軽くて燃えにくいものを使わなければならないし、水や空気が漏れないよう隙間なく作るなど。
ジャムコは、その高い技術力で、各国の航空局が設けた超厳しい基準をクリアし、しかも、それをコンパクトに作れちゃうんです。
そう、飛行機の内装品作りには、小柄で手先の器用な日本人がぴったりなんだそう。
そして今、ジャムコで一番たくさん作っているのが、来月、日本で就航するボーイングの最新鋭機787のラバトリー(化粧室)。

中は、今までとそんなに変わりはないのですが…

佐藤さん:見た目では、分からないですけど、大きく違うのは重さ。従来の2割くらい軽くなってます。

カーボン素材で出来た外壁のパネルは、楽々と持ち上げられる!
こりゃ、787の就航もあって、がっちりです!

誰も知らないけど、おもちゃ用のゼンマイでNo.1

続いてやってきたのは、富山県黒部市にある東洋ゼンマイ株式会社。
さっそく長谷川光一社長に話を伺いました。

長谷川社長:東洋ゼンマイのシェアNo.1は、おもちゃに使われているゼンマイです。

車輪を後ろに引くことで、ゼンマイのネジを巻いて走るミニカーや、ゼンマイ仕掛けのおもちゃに使われているゼンマイで、世界シェア30%とNo.1の会社なんです。
これが、そのゼンマイ。

ねじを巻くことで、縮めた長くて薄い金属の板が、反発して戻ろうとする力で色んなものを動かします。

例えば、掃除機のコードの巻き取りや、シートベルト、ネームプレートなんかにも使われているのです。
この会社のゼンマイが使われているおもちゃの中で、一番有名なのが、チョロQ。
チョロQの中に入っているこれが、東洋ゼンマイの主力商品なんです。

でも、どうして富山のメーカーが、おもちゃのゼンマイの世界シェアNo.1なんでしょうか?
長谷川社長に話を伺いました。

長谷川社長:(腕)時計のゼンマイの技術を使って、おもちゃ用のマイクロゼンマイを作ったんです。

1960年代、東洋ゼンマイが主に作っていたのは、手巻き式時計のゼンマイ。

正確な時間を刻むために、何度巻いても同じ力で戻る、超精密なゼンマイを作っていました。しかし、次第に手巻き式の時計は売り上げが低下。
「このままじゃ危ない!」と時計用ゼンマイの技術を、おもちゃのゼンマイ作りに転用。
その抜群の性能の良さによって、世界中で大きなシェアを獲得したってわけ。
今では、マクドナルドなど、ファストフードチェーンの景品のおもちゃに入ってる、ほぼ全てのゼンマイをこの会社が作っています!

誰も知らないけど、自転車の反射板でNo.1

大阪に、国内80%、海外でも60%のシェアを誇る製品を作っている会社がありました。
それが、株式会社キャットアイ。一体、何を作ってシェアNo.1なのでしょうか?
河南工場にお邪魔しました。出迎えてくれたのは、課長の網本昌浩さん。

網本さん:キャットアイは、自転車についているリフレクター、つまり反射板で、国内でも海外でもシェアNo.1をいただいております。

こちらのシェアNo.1は、自転車の後ろのペダルや、スポークにつけるリフレクターと呼ばれる反射板で、車の運転者の目に向けて、ヘッドライトを反射させ、「ここに自転車が走ってるぞ!」っていうのを教える、なくてはならない装置。

キャットアイは、この反射板の製造販売で、国内80%、海外60%のトップシェアなのです。
その理由は、ものすごく光るから!
海外製の反射板と、キャットアイのものを並べて、光を当ててみると…

ご覧の通り、キャットアイ製は全体が光っています!

網本さん:海外から入ってくる粗悪品に比べると、2倍以上は性能が違います。

これ、ちょっとした違いのようにも見えますが、キャットアイの反射板のスゴイところは、表のツルツル面ではなく、裏側のギザギザにあります!
たくさんの三角形が、プリズムの役割をして、外から当たった光を跳ね返すという仕組みなのです。

これが、裏側に三角のギザギザを付けるマシン。

金型をプラスチックの裏側に押し当てて、ギザギザ面を付けるのですが、この金型作りがとっても重要!
棒状の金属を一本ずつ手作業で埋め込んでいく。
金属の先端は、斜めにカットされていて、

これが複雑に組み合わさることで、光を乱反射させるプリズム効果が生まれるんだとか。
というわけで、どんな角度で光が当たっても、必ず反射してくれるから、安心安全ってわけ。
そんな性能の良さで、キャットアイのリフレクターは、日本のJIS規格にあたる、海外10カ国の安全基準に合格しています!

それゆえ…

網本さん:我々の反射板を使っていただけると、自転車のメーカーさんは、どこの国にでも出せるというメリットがあります。

なるほど!それが世界シェアNO1のヒミツだったんですね!

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