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「がっちりマンデー!!」毎週日曜あさ7時30分から

がっちりマンデー!!

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2011年7月31日放送

特集

おらが県こそ輝くNo.1 第5弾!『愛媛県』

ゲスト

森永卓郎さん(経済アナリスト)、友近さん

番組内容

今日のがっちりマンデーは、おらが県こそ輝くNo.1 第5弾!「愛媛県」。
なんだか地味な印象で、凄いモノなど無さそうな県にも、実は日本一がたくさんある!
そこで!今回は、「みかんだけじゃない!」愛媛県が誇る"日本一"をご紹介いたします!

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実は愛媛県がNo.1 「紙製品」で日本一!

スタッフが最初に伺ったのは、松山市にある愛媛県庁。
詳しい情報を聞きに、産業政策課に。
迎えてくれたのは、産業政策課の門田泰広課長。
さっそく、どこに行けば日本一があるのか聞いてみました。

門田課長:四国中央市というところがあるんですけど、そこで私どもの生活に身近なある物を作っているんです。そこに日本一の企業がありますので、是非、東の方に!

というわけでやってきたのが、四国中央市にある大王製紙株式会社。
実は愛媛県のこの地方、製紙メーカーがいっぱい!
そう、愛媛県は紙製品の生産で日本一の県なのです。

特に大王製紙は、日本の製紙業界では一番広い工場敷地を持っていて、その広さ、167万平方メートルは東京ドーム42個分。
工場内の敷地に、「ドカン」と積み上げられているのが、チップの山。

このチップと呼ばれる木片から、不純物を取り除いて漂白したのが紙の元となる繊維「パルプ」。その「パルプ」から新聞用紙や漫画、雑誌用の紙、トイレットペーパーなど、ありとあらゆる紙製品が作られているのです。

そんな大王製紙が作っている愛媛県の日本一とは…?
広告宣伝課の西山竜生さんにお聞きしました。

西山さん:エリエールのティッシュ、トイレットペーパーなどの家庭用品の紙製品がシェアNo.1です。

おなじみ、エリエールブランドのティッシュとトイレットペーパーで売り上げ日本一!
他にも愛媛県のこの辺りには、日本一の紙製品を作っている会社がいっぱい!
紙おむつ、生理用品で日本一のユニチャーム本店に、あの紙製のお茶パックを作って日本一のトキワ工業、これも紙で作られることが多い、造花日本一の合鹿製紙など、紙製品を作っている会社の数195社。

紙製品製造出荷額は年間約5000億円!
では、どうして愛媛県は「紙」で日本一なのでしょうか?
それは、愛媛県のこの地方には、もともと豊富な水源があり、室町時代の昔から、四国山地に自生するコウゾ、ミツマタを原料に和紙の生産が盛んで、それがそのまんま、現在の紙産業の発展にまでつながっているんだそうです。

実は愛媛県がNo.1 「レジ袋」で日本一!

もうひとつ、四国中央市で、意外な日本一を見つけちゃいました。
スタッフが向かったのは、昨年めでたく創業100年を迎えた、福助工業株式会社。
さっそく工場長の岡崎泰弘さんに話を伺いました。

岡崎さん:わが社が日本一の生産量を誇るのは、レジ袋です。

市場シェア20%、年間50億枚のレジ袋を生産する会社が愛媛県にありました。
創業当時は、「水引」と呼ばれる紙製品を作っていたのが、戦後、ポリエチレンの製造に転換して大成功。
今では、ラミネートフィルムや食品容器などを製造する包装資材メーカーなのです。

そんな福助工業のレジ袋、何がすごいのでしょうか?

岡崎さん:今までのスーパーで使用されていたのは、一般的に厚さが22ミクロンあったわけですけど、私どもは17ミクロンにしたんです。

そう、薄ければ薄いほど、原料の石油を使わずに済む。つまり環境にやさしい!
レジ袋の薄さの限界に挑戦しているのが、福助工業なのです。
でも、薄くなると問題になるのが袋の強度。
ということで、強度の検品をする様子を見せてもらうと…
ぎゅうぎゅう袋を引っ張ったり、伸ばしたりしています。

意外とアナログなやり方で、チェックしてるんですね!
それにしてもこのご時世、レジ袋に対する風当たりはかなりキビシイ!
そこで最近!さとうきびを主原料にしたレジ袋が登場しました。
さとうきびから、レジ袋!
これ、見た目も使い心地もまったく同じですが、作るのに約2倍のコストがかかるんだとか。

でも、つい先日発売されたばかり!話題になること間違いなしです。

実は愛媛県がNo.1 「クラッカー」で日本一!

愛媛県西部にちょっと意外な日本一があると聞いてやってきました。
宇和島市にある株式会社カネコ。
こちらは何が日本一なのでしょうか?
さっそく、営業部長の佐々保仁さんに話を伺いました。

佐々さん:カネコはクラッカーの製造販売で日本一なんです!

この会社なんと、国内シェア80%を誇る、クラッカー屋さんなのです。
今一番の売れ筋は、カネコが考案した、「散らからないクラッカー」。

年間800万個も売れているそう。
他にも、音だけで中身の出ない「音だけクラッカー」もカネコが考案して大ヒット!
しかし、どうして、愛媛県の宇和島でクラッカーなのでしょうか?
3代目の金子仁会長がおっしゃるには・・
時は幕末、宇和島藩の藩士だったご先祖、金子岩夫さんの趣味が、たまたま花火だったことから、明治17年、花火製造の会社としてこの地で創業。
太平洋戦争中は、手りゅう弾や火薬を製造していたことも。
そして終戦後、ほんの少量の火薬で安全に製造できる、クラッカー屋さんに転業して、大成功したってわけ。
カネコのクラッカー工場を訪ねてみると…
最新のマシンで全自動化しています!

そうすることで、コストが下がり、安い中国産クラッカーに価格面でも対抗できるんだとか。
今や300種類のクラッカーを製造販売するカネコの年間売り上げは、10億円!
最新作の1万円越えの超巨大クラッカーも売れちゃいそうですね!

実は愛媛県がNo.1 「削り節」で日本一!

愛媛県が全国生産のなんと3分の1を占める商品がある!
と聞いてやってきたのが伊予市。
ここにあるのが、カツオパックやめんつゆのヤマキと、同じく、カツオ関連商品を扱うマルトモ。
仲良く…かどうかはわかりませんが、本社工場が並んでいます!

まずはヤマキ(株)研究所長の稲田明宏さんに話を伺うと…

稲田さん:カツオの削り節の生産が日本一です。

カツオの削り節で、ヤマキがシェア20%。
マルトモも同じくシェア20%と、合わせて40%。
この2社で日本全体の3分の1以上を生産しているのです。
と、ここで素朴な疑問。愛媛県が面しているのは瀬戸内海。
カツオ獲れるんでしたっけ?

稲田さん:瀬戸内海にはカツオはいません。元々はサバやイワシを薄く削ったものからスタートしています。瀬戸内海ではサバやイワシが獲れていたんです。

江戸時代より昔から瀬戸内で大量に獲れるサバやイワシを保存のため燻製にして、削り節にしていたのがこの地方。
全国各地からカツオ節を仕入れるようになった今も、魚を削ることにかけては長年培ってきた技術が受け継がれているってわけ。
続いては、マルトモに、カツオの削り節の作り方を見せてもらいましょう。
冷蔵倉庫の中には、鹿児島枕崎や静岡焼津産のカツオ節がぎっしり。
これ、ヤマキも全く同じとのこと。
ここからは、カツオ節を薄く削っているカツオ節削り工場を見ていきましょう。
カツオ節削り機には、円盤にカンナのような刃が沢山ついていて、これが高速で回ることでカツオ節を薄く削っていくってわけ。

開発本部の野本浄次さん曰く、ここで、一番重要なのは…

野本さん:刃物が多く付けられてるんですけど、その刃物の微調整が非常に難しいんです。

職人さんが指の感覚だけで決める刃の調整で、28ミクロン(0.028ミリ)という
削り節にちょうどいい薄さをキープしているんだそうです。

実は愛媛県がNo.1 「銅」でも日本一!

次にやってきたのが、県東部の新居浜市にある、住友金属鉱山株式会社。
こちらは何が日本一なのでしょうか?
事務課の橋本直樹さんに話を伺いました。

橋本さん:こちらでは、銅を作っておりまして、1つの工場で生産している銅が日本一になります。

電線関連で8割、その他、銅食器やコインなど、日本で年間に消費される銅が約100万トン。
その内、40万トンの銅を製錬しているのが、こちらの住友金属鉱山なのです。
やっぱり鉱山っていうからには…

スタッフ:この辺で銅が採れるってことですか?
橋本さん:昔は採れてましたけども…。新居浜市の南に、別子銅山という銅山がありまして、昔はそちらの方で銅の製錬をしておりました。

1691年、銅の大鉱脈が発見され、別子銅山として鉱山事業を開始。
この事業を一手に引き受けたのが住友家で、これをきっかけに、住友は日本有数の財閥になっていったのです。
別子銅山は、昭和48年には銅が採れなくなり、閉山しましたが、のこされた銅を作る設備を使って、今でも愛媛県は銅の生産No.1。
オーストラリアや南米から銅精鉱と呼ばれる、純度30%の砂状の鉱石を輸入して、年間最大45万トンの銅を製錬。
ちなみに、別子銅山で280年をかけて製錬されたのも、ちょうど45万トンなんだそう。
ここで、銅が出来るまでを超簡単に説明すると…
銅精鉱を溶かして、硫黄や鉄などの不純物を取り除き、

板状に成形する。

成型された銅板は、巨大な工場で、硫酸の入ったお湯につけられ、10日間、電気を流され続ける。

銅板に電流を通し、電気分解することで、銅以外の微量な金属をさらに取り除き、純度99.99%の銅に仕上げるんだとか。
この銅板、1枚約160kgで12万円。
これが年間40万トン生産されるということは、売り上げ2900億円!
これはスゴイ!

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