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「がっちりマンデー!!」毎週日曜あさ7時30分から

がっちりマンデー!!

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2011年6月5日放送

特集

せまい業界シリーズ第12弾!「パズル業界」

ゲスト

森永卓郎さん(経済アナリスト)、劇団ひとりさん

番組内容

今日のがっちりマンデーは大好評のせまい業界シリーズ!
第12弾となる今回のテーマは、きっと誰もが一度は遊んだことがある「パズル」!
知られざる「パズル業界」の内部に潜入します!

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「ペンシルパズル」 株式会社ニコリ

まず、パズルでがっちりの会社を求めてやってきたのは、東京都台東区にある「株式会社ニコリ」。
迎えてくれたのは、社長の鍜治真起さん。
さっそく、どんなパズルを作っているのか鍜治社長に伺いました。

鍜治社長:ペンシルパズルです。クロスワードとか数独とか、エンピツで解くパズルのことです。

そう、こちらの会社は、新聞や雑誌に載っている、「パズル」を作っているのです。
例えば、週刊朝日のクロスワードや、毎日新聞の数独。
よくみると、「ニコリ」って書いてます!

これらのパズルは、一体どんな人がどうやって作っているのでしょうか。
制作現場に突撃してみると…
みなさん、机に向かって、黙々と何やら作業をしています。
お話を伺ったのは、新聞や雑誌のクロスワードを作っているという、制作室室長の石井圭司さん。
実際に、その作り方を見せていただくことに。
まず、雑誌などでよく見かける懸賞付きのクロスワードの場合、答えとなるキーワードを最初に配置。

あとは、タテとヨコのマスに入る言葉を考えていくわけですが…
ここで欠かせない秘密兵器が登場!それは、クロスワード辞典!
例えば、問題を作っていて、5文字で3番目に「か」の付く言葉を入れたいとき、この辞典を引くと、あっという間に分かっちゃうんです!

このクロスワード辞典は、現在は絶版になっている貴重な資料なのです。

全国約120誌にパズルを提供しているニコリですが、そのパズル1個当たりのお値段はいくらなのでしょうか。
答えて下さったのは、営業企画室主任の中田圭さん。

中田さん:数万円するくらいな感じでしょうかね。

例えば、クロスワードなら、マスの数が多ければ多いほど、値段も高くなっていくそう。
そして、ニコリにはもうひとつ、大事なお仕事があります。
それは、もうひとつの儲かり商品!「パズル通信・ニコリ」。

その中心となっているコンテンツが、「読者が作ったパズル」!
『パズル通信ニコリ』編集長の安福良直さんにお話しを伺いました。

スタッフ:読者さんから、問題ってどのくらい来るんですか。
安福さん:数百〜千は来てるかもしれないですね。それをとりあえず解くんです。片っ端から…。

パズルの雑誌づくりの肝心要は、「解く」という作業。
問題として成立しているか、おもしろいかどうかを確認するために、皆、パズルにかかりっきりで解きます!
また、読者投稿スタイルでの雑誌作りには、もうひとつ、意味があるのです。
それは…なんと、仕事をしている8人全員が元読者だったのです!
例えば、元読者で編集室兼法務担当の溝口透さんの場合…
雑誌の編集後記に1人辞めると書いてあったのを読み、「これはチャンスかな?」と思い応募したんだそう。
そんなパズルでがっちりな会社、ニコリ。
実は、世界中で大ヒットしている超儲かりパズルを考えた会社でもあるのです。
それは、数独!
3×3のブロックで区切られたマスと、タテヨコの列に、1から9までの数字を重複しないように並べていくというパズル!

世界100カ国以上!実に、4億人が解いているといわれ、ニコリが出版している関連本も、累計約500万部を売り上げているほどの大ヒット!
こんな超儲かりパズル、一体誰が考えたのでしょうか。
それは…鍜治社長ご本人!
アメリカにあった、1ケタの数字で遊ぶパズルをもとに、1984年、「数字は独身に限る」、後の「数独」を発表!

世間には、さほど知られていませんでしたが、
それが2005年、突如、数独が世界中を席巻するのです!
そのきっかけとなったのが、ニュージーランド人の元判事、ウェイン・グールドさん。
大の数独ファンだったウェインさんは、もっと世界に「数独」を広めたい!と、鍜治社長の了承を得て、とある新聞社に持ち込んだのです。
すると、「あ、いいね〜♪」と即OK!新聞での連載が決定したのです。
ところが!これがただの新聞じゃなかったのです!
なんと、イギリス、オーストラリア、香港など、世界中に読者をもつ大新聞、「タイムズ」!
紙面に載るやいなや「おもしろい!」と大ブレイク!!
一気に、「SUDOKU」として、世界的な人気パズルになったのです!
しかし!鍜治社長、痛恨のミスを犯してしまっていたのです!!
軽い気持ちでOKしてしまっていたので、商標登録も何も、考えてなかったのです!
世界中に広まったけれど、ニコリには一銭も入らず仕舞い…。
億万長者にはなれなかったけれど、世界中で有名になったパズル「数独」!
ニコリはパズルでがっちり!

「ルービックキューブ」 メガハウス

続いてのパズルでがっちりの会社は、東京都台東区にある玩具メーカー「メガハウス」!
迎えてくれたのは、事業部の飯田恭崇さん。
どんなパズルを作っているのか聞いてみると…

飯田さん:ルービックキューブです。

ルービックキューブと言えば、ひとつのパズルとしては、おそらく業界史上最大のヒット商品!
元々はハンガリー生まれで、世界出荷数は3億個!
日本でも1980年に発売され、1年で400万個を出荷したほど!
何を隠そう、飯田さんも、この道30年のキュービスト!
発売から30年過ぎても年間出荷数30万個と、超ロングセラー商品なんです!
でも飯田さんには、ひとつ悩みが。
それは…ルービックキューブに次ぐヒットがなかなかないってこと。
これまでに、光で揃えるルービックスライドや…

球体のルービック360など…

12種類作ってみたものの、大ヒットまでは至らず…。
しかし今回!飯田さんが、満を持して新作を開発!!
それが…「ルービックミラーブロックス」!

全面輝くシルバー!…あれ?形がみんな一緒じゃない!
こちら、1つ1つ形状が違うパーツを下のように崩し…

上手く揃えて正四面体に戻すというもの。
これは難しそうです…!めざせ!大ヒット!

▼スタジオでは森永先生にお話を伺いました
加藤:あれ(数独)、もし商標登録をとっていたらとんでもない事になってるでしょ!?

森永先生:世界で4億人がやってるってことは、1人に1000円とれたら4000億円!ただ、ルールに著作権はない!例えば、サッカーのルールを考えた人は偉いと思いますけど、著作権料なんて絶対とれないですよね!だから、数独のルールを作ったからといって、お金にはならない。でも、「数独」っていうブランドだったらお金になりますね!

「ジグソーパズル」1 株式会社やのまん

続いてのパズルでがっちりの会社は、東京都台東区にある「株式会社やのまん」!
迎えてくれたのは、社長の矢野成一さん。
どんなパズルを作っているのか聞いてみると…

矢野社長:ジグソーパズルを作って販売している会社です。

そう、「やのまん」は、国内有数のジグソーパズルの老舗!
この会社が、パズルでがっちり儲かるようになったきっかけは、今からさかのぼること37年…。
1974年、日本で初めてのモナリザ展が開催されることに。
このとき、先代の矢野満社長は、ひらめいたのです。
「きっとみんな、モナリザが、欲しくなるに違いない!画は買えなくても、ジグソーパズルなら、なんとかなるぞ!」
まだ、国内ではジグソーパズルが作られていなかった当時、「やのまん」は、海外から「モナリザ」のパズルを大量輸入!
するとこれが、売れに売れたのです!

売上はなんと、数日間で3万個!
うまく乗っかって、ジグソーパズルを全国に売りまくったのです!
その勢いで念願の自社工場を建て、日本国内での製造を開始!
ということで、今回はパズルを作っている工場の中に潜入させてもらいました。
こちらが、ジグソーパズルの製造マシン。

まず、イラストが印刷された厚紙をセット。

次に、裁断機でカット。

そして、またカット。
これはまず最初に、左右に裁断、続いて上下にカットしているのです。
この工場では、一日に3000個のジグソーパズルを生産しています!
そんな「やのまん」には、ジグソーパズルに関する、あるこだわりがあります!
それは…なんと、失くしたピースをタダでサービスしてくれるのです!
ジグソーパズルの組み立てで、一番起きやすい悲しい出来事。
それは、ピースをなくしてしまうこと!
そんな時のために、「やのまん」のジグソーパズルには、ピース請求用紙が入っています。

そして、なくしたピースの縦何番目、横何番目という位置と、形状を正確に記入し、「やのまん」へ送ると、ストック倉庫で、ハガキに書かれたタテヨコの座標から、失くしたピースを割り出し、さらに形で確認して、お家まで届けてくれるのです。
こだわりのサービスで、ジグソーパズルの年間売上げ20億円以上!

「ジグソーパズル」2 株式会社テンヨー

ジグソーパズル業界には、もう一社、がっちりな会社が!
それが、東京都江東区にある「テンヨー」!
人気商品は、ディズニーキャラクターシリーズ!
そんなテンヨーが、とんでもないジグソーパズルを開発したというのです。
副社長の近藤博さんにお話しを伺いました。

近藤さん:ジグソーパズルでも、今回皆様が「アッ!」と驚いていただけるパズルを作りました。こちらが、テンヨーが開発した世界初のジグソーパズルです。

パッと見は、キレイなイラストも写真もない、ぼんやりしたピースが並んでいます。
よーく見ると、それぞれのピースの真ん中には、いろんな動物のマークが。

と、近藤さんから渡されたのはケータイ電話。
画面には、パズルの解答図と表示された、ズラッと並んだマークが!

どうやら解答図の通りに、ピースを並べていくらしい…。
早速、スタッフがやってみると、何やら人の顔のようなものが出来てきました。
これは…

加藤浩次さんの顔が現れました!
しかし、このジグソーパズル、本当にスゴいのはここから!
今、加藤さんの顔に組み立てたピースを使って、今度は別の解答図の通りに並べて行きます!
すると…あら不思議!

加藤さんの顔のパズルから、森永さんが出てきました!
コレは何なんでしょうか!?

近藤さん:地球上の誰の顔でも作る事が出来るんです!

「テンヨー」が開発したのは、たった300ピースで、地球上の誰の顔でも作れるという全く新しいパズル!
その名も…「ジガゾーパズル」1個1890円!

仕組みは至って簡単!まず人物の顔をケータイのカメラで撮影します!
それから、「テンヨー」の専用サイトに画像を送信。
すると、ものの数秒で解答図が送られて来るのです。
あとは画面を見ながら、並べるだけ!
とっても不思議ですが、これは、アメリカで生まれた画像処理技術を利用し、「テンヨー」が、およそ2年の歳月をかけてジグソーパズル化に成功したものなのです!
シリーズ累計24万個を売り上げているジガゾーパズル!
「テンヨー」はジグソーパズルでがっちり!

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