過去の放送内容

「がっちりマンデー!!」毎週日曜あさ7時30分から

がっちりマンデー!!

過去の放送内容

2011年4月17日放送

特集

儲かる業務用

ゲスト

森永卓郎さん(経済アナリスト)、中谷美紀さん

番組内容

今回のがっちりマンデー、テーマは「儲かる業務用」!
業務用商品には、プロのプロによるプロのためのスゴイ機能がつまってる!
そこで今回は、「業務用商品」儲かりのヒミツに迫ります!

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金融機関で大活躍の業務用!

儲かる業務用を求めて、まず始めにやって来たのは、広島県にある株式会社熊平製作所。
一体、こちらでは何の業務用を作っているのでしょうか?
熊平製作所・取締役の増田千尋さんにお話を伺いました。

増田さん:大事なものを保管しておく業務用でございます。

そう!こちらで製造しているのは、金庫!
熊平製作所は、明治31年に金庫製造の会社として創業した「防犯・セキュリティ機器」の、老舗メーカーなのです!
では、業務用の金庫と、普通の金庫とでは、何が違うのでしょうか?

増田さん:とにかく強いです!

業務用でも普通の金庫でも、それほど差がないのが耐火性。
業務用金庫がスゴイのは、防盗性!盗まれるのを防ぐ能力が、圧倒的に高いんです!
ニュースでよく耳にする「金庫がバールで壊され…」が、絶対にありえないのが業務用の金庫なんです!
そこでスタッフが、試しに大型ハンマーを使い、力いっぱい叩いてみたのですが…

表面にほんの少し傷が付いただけ!
それもそのはず、なんと!60分間どんな攻撃を受けても、絶対に穴が開いたりしない!という安全基準をクリアしているのが、業務用の金庫なのです!

増田さん:扉の部分に、この金庫を守る特殊な防御材が入っております。

こちらの合金の板が、その特殊な防御材!
この防御材は、なんと!2500度のバーナーで長時間炙っても、電動ドリルで穴を開けようとしても、全然平気なんです!
さらに、防盗性といえば重さ!

なんと!こちらのタイプの重量は、2.8トン!
主に金融機関や、宝石屋さんで使われているそうです。
そして、気になるのはそのお値段!普通の金庫は高くても10万円ほどですが…

増田さん:税込みですけど275万1000円です!

なんと!275万円!
でも、年間50台は売れているんだとか!
そして、熊平製作所が作っている究極の業務用金庫が…

こちら!
増田さん:業務用で使われる金庫室の扉でございます。

通常、扉の向こう側は、分厚いコンクリートで部屋ができていて、扉に特殊合金が詰まっています。
そんな、こちらの金庫扉は、ほとんどの大手銀行で使用されているそうなんです!
その気になるお値段は…

増田さん:お値段はちょっと言えないんですけど…
スタッフ:億とかしますか?
増田さん:その位ですかね…

そんな熊平製作所は、業務用金庫だけで、なんと!年間売り上げ10億円!

医療機関で使用されている業務用!

続いてやって来たのは、大阪府にある1952年創業のサラヤ株式会社。

こちらは、懐かしい緑の液体石鹸や、ヤシノミ洗剤を販売している「洗浄・衛生関連」のメーカー!
そして、このサラヤが作っているのが…

アルコール消毒液!
でも、スーパーなどで売られている一般用ではなく、サラヤの消毒液はプロ用!
実は、医療機関で使われる業務用消毒液なのです!
では一体、一般用の消毒液と、サラヤの消毒液では何が違うのでしょうか?
サラヤ・バイオケミカル研究所の山本将司さんにお話をお聞きしました。

山本さん:家庭用の消毒剤でも十分な消毒効果は得られるんですが、医療現場ではより感染リスクが高いので、業務用は持続効果というものが違うと思います。

そう!業務用は、殺菌力が長持ちする!
そこで、一般の消毒液と、業務用の消毒液を比べてみることに!
まず、それぞれの消毒液をシャーレに入れ、大腸菌培養液を混ぜる。
すると30分ほどは、どちらも菌の発生を抑えることに成功!
しかし、3時間後…

一般の消毒液のシャーレには、大腸菌がビッシリ!
一方、業務用の消毒液は、菌の発生を抑えこんでいます!
業務用には「グルコン酸クロルヘキシジン」という持続効果のある殺菌成分が入っているためで、長時間掛かる手術の時など、殺菌力が長持ちする業務用消毒液が欠かせないのです!

スーパーで販売されているものは、ほとんどが医薬部外品なのに対し、業務用は医薬品。
お値段も、500mlサイズで2310円と少々高め。
そんな業務用消毒液は、どの様に製造されているのでしょうか?
そこで、サラヤの三重県・伊賀工場に伺いました。
早速、工場内に入ってみると、大きなタンクがたくさん!

中身は95度のアルコール!当然、火気厳禁です!
この工場から1ヶ月に出荷される消毒液は、なんと!25メートルプール3杯分!
そんなサラヤの業務用消毒液は、もちろんシェアNo.1!

▼スタジオでお聞きしました。
進藤:業務用ビジネスのポイントってなんでしょうか?

森永さん:業務用ビジネスが何で儲かるのかと言うと、普通の消費者向けの商品と比べ、見栄えを良くしたり、広告宣伝をしなくて良い分、コストを研究開発とかモノ作りに注ぎ込んでいけるからなんです。

飲食店で使われている業務用!

続いてやって来たのは、大阪府にある株式会社クボタ!
クボタと言えばトラクターや耕運機など、農業用機械で国内トップメーカーですが、実は私たちの身近にあるお米に関する業務用マシンでもトップシェアを独走中なんです!
では一体、なにを製造しているのでしょうか?
クボタ・関連商品技術部の松本好央さんにお話を伺いました。

松本さん:ライスロボです!業務用自動炊飯器です!レストランや回転寿司などで使われております!

この業務用炊飯器は、家庭用炊飯器とは大きな違いがあるそうなんです。
それは…

松本さん:普通の精米を入れましたら、自動で洗いまして、炊飯まで何も手を使わずに炊ける機械です。

なんと!お米をそのまま機械に入れると、洗浄してご飯を炊いてくれるんです!
そこで、お米を洗う所をスケルトンのカバーに付け替えて、実際に見せてもらうことに。
すると…

ホントに洗い始めました!
お米にシャワーで水をかけたら、その水は貯めないで常に流しながら洗う!
これが、美味しいご飯を炊くコツなんだそうです!

松本さん:いかに素早く綺麗に洗うかにこだわりまして、機械として実現するのに非常に苦労しました。

こうして洗われたお米は、下にある釜へ!その後、40分ほど待てば…

完璧なご飯の炊き上がり!
つまり、上のタンクにお米を入れておけば、ボタンひとつで、1日5回10回と勝手にご飯を炊いてくれるんです!
そこで、実際にこの炊飯器を使用している、創業139年の老舗うなぎ屋さん「日本一のうなぎ かねよ」の料理長・村田章太郎さんにお話を伺いました。

村田さん:次々炊けるでしょ。出来たてのご飯を多く作ろうと思えば、多く炊けばいいが、それだと味が落ちるんです!だからこの人(機械)は、一人の人件費を考えると充分に元がとれるので、なくてはならないです!

そう!出来たてのご飯が次から次へと炊けるのが、業務用のポイント!
そして、気になるのはお値段ですが、なんと!1台195万円!
大型レストランや回転寿司チェーンにむけて、年間1000台を売り上げているそうです!

松本さん:今までクボタは、田植えから稲刈りまでというキャッチフレーズだったんですが、これを開発したことによりまして、田植えから炊飯までクボタが担う!そういったことをクボタとして打ち出したいと考えております!

クボタは、田植えから炊飯まで、そのほとんどが業務用でがっちりです!

漁師さんが使う業務用!

続いての業務用は、私たちが釣りをする時に無くてはならない「リール」!
このリールにも業務用があると聞いて、やって来たのは大阪府にある株式会社ミヤマエ。
出迎えてくれたのは、ミヤマエ・開発本部の西野清本部長。
早速、お話を伺いました。

西野さん:業務用のリールというのは漁師さんが使うリールなんです。

そう!ミヤマエは、大きな魚を狙うプロの漁師が使う電動リールで、国内シェアNo.1!
では、一般用のリールとは何が違うのでしょうか?

西野さん:一番大事なのは、防水性なんです!完全防水でなかったらダメなんです!

しけた海で海水がリールに被っても、完全防水だから大丈夫!
例え、水の中に入れても全く問題ない!
でも、それだけじゃないんです。
業務用の電動リールには、もうひとつスゴイ機能が付いているんです!

西野さん:この中のコンピューターが、魚が引くとスピードが落ちていく、弱くなると速く巻く、というやり取りをコンピューターが魚の引きを感知しながら巻き取るんです。

魚がかかったら、あとは全部リールにお任せで、船の近くまで魚を引き寄せてくれる!
そこで、実際にミヤマエの電動リールを使っている、沖縄県久米島の漁師、仲道邦夫さんにお話を聞いてみました。

仲道さん:一人で3台使ってます!一台に魚がかかると別の仕事ができるんです。マグロの場合、1匹釣ればすぐ次が釣れるから!

そして、気になるお値段ですが、なんと!1台38万円!
少々お高いですが、年間400台を売り上げているそうです!

誰もが一度は食べたことのある業務用!

続いてやって来たのは、兵庫県神戸市にあるMCC食品株式会社の神戸工場。
こちらではどんな業務用食品を作っているのでしょうか?
MCC食品・取締役の苔口茂さんにお話を伺いました。

苔口さん:業務用のカレーです!ホテルですとか、レストラン、レジャー施設ですね。最近ではフードコートなんかでもご使用いただいています!

そう!ホテルのバイキングや、街のレストランのカレーが、この工場で作られてる!
業務用だけに、カレーを入れる缶やレトルトパウチが大きい!
さらに、スーパーで売っているレトルトカレーと、業務用のカレーとでは味の面で決定的な違いがあるんです!

苔口さん:家庭用のものに比べて業務用のカレーは、完成度が100%ではなく大体80%くらいに仕上げてあるです。それぞれのお客さんのところで、ある程度味とか色とか状態を調整していただけるように、80%に仕上げてあるんです!

MCC食品のカレーを仕入れたレストランが、お店でワインやブイヨンを足して、そのお店の自家製カレーになるってワケなんです。
他にもミートソースやデミグラスソースなど、MCC食品は業務用食品のパイオニア!
こちらの工場から月に300トン!1500万食分のカレーが日本中のレストランに運ばれているのです!
その年間売り上げは、カレーだけなんと!20億円!

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