過去の放送内容

「がっちりマンデー!!」毎週日曜あさ7時30分から

がっちりマンデー!!

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2011年2月27日放送

特集

日本を儲けさせるお役所シリーズ第3弾!国税庁

ゲスト

森永卓郎さん(経済アナリスト)、いとうあさこさん

番組内容

今回のがっちりマンデーは「国税庁」
日本のありとあらゆる税金を集めているお役所!
これまで、テレビはもちろん、どんなメディアでも観たことのない国税庁の中に潜入!
今回は、日本を儲けさせるお役所「国税庁」のヒミツに迫ります!

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消費税のてっぺんに潜入!

こちらが、今回がっちりマンデーが潜入する国税庁。建物にも風格があります。

中を案内してくれるのは、広報広聴官係長の近藤奈沖さん。

スタッフ:テレビが入ったりすることってありますか?
近藤さん:あんまり聞いたことないですね。今日は特別に許可とりましたんで!

数あるお役所の中でも、財務省と国税庁の入っている建物は、特にセキュリティが厳重。
警備員さんのいるゲートを抜け、ほぼテレビ初公開!国税庁の中へ!
門の先には中庭があって、その奥にもう一つ玄関が!
エレベーターに乗って、5階で降りると…ここが国税庁!

近藤さん:財務省の建物の5階部分が国税庁になります。

昭和14年に建てられた古いビルの5階に国税庁はありました。
さっそく近藤さんに案内してもらいます。

近藤さん:まずは、「消し」の担当の部屋に向かいましょう。消費税担当のお部屋に。
スタッフ:消費税は「消し」なんですか?
近藤さん:だいたい頭文字をとって…

ちなみに、所得税は「トコロ」、法人税は「サンズイ」と呼びます。

そう、重要な機密情報を扱う国税庁には、第三者が聞いても分からないように、隠語がいっぱいなんです!
他にも、査察部情報班は、「情」の字をとって「ナサケ」。調査部は、「調」の字の「言」をとって「ゴンベン」と呼ばれるそう。

取材班は、その「消し」の部屋へ。ここが日本の消費税を全て仕切っているという消費税室。
さっそく、消費税室消費税第一係長の濱田正義さんにお話を伺いました。

スタッフ:具体的には消費税の何をやっているのですか?
濱田さん:全国の税務署・国税局からあがってきた質問に回答したりしています。

そう、消費税室の大事なお仕事は、国税庁の下にある全国の国税局・税務署からの消費税に関する様々な問い合わせに答えること。
消費税は、ものによって、課税・非課税が分かれており、意外と複雑。
例えば、個人の家賃は非課税だけど、事業所の家賃は課税。

このような決まりが沢山あるんです。
ここで、消費税室について、消費税室室長の木本聡子さんに、お話を伺いました。

スタッフ:消費税の一番てっぺんがこの部屋ってことですか?
木本さん:そういうことです。全国の消費税の事務運営という執行を取りまとめているところです。

個人の所得税のてっぺん、そして税務署の中に潜入!

次の場所へ移動していると、スタッフはあることに気付きました。

スタッフ:ちょっと薄暗いですね。
近藤さん:節電のために、1本おきに電気を消しているんです。

そう、点いている蛍光灯は1本おき。国民の大事なお金を集めるお役所だけに、自分のところの無駄には人一倍厳しいのです。
廊下にあったゴミ箱も段ボール!

続いてやってきたのは、個人課税課。
ここは、私たち個人の所得税に関するてっぺん。
一体、どんなお仕事をしているのか、個人課税課課長の岡南啓司さんにお話を伺いました。

岡南さん:ちょうど、この時期は全国の税務署で確定申告が行われていますけど、こちらの課では、そのために必要なシステムの開発や申告書の作成といったことを行っています。

個人課税課の一番大切なお仕事は、確定申告に関すること。国税庁の中でも、かなり忙しい部署の一つなんです。

個人課税といえば、実際に納税者と向き合うのが、全国に524か所ある税務署。

普段は窓口のあるここまでしか入れませんが、今回特別にフロアの中に潜入!
奥のスペースに行くと、確定申告の書類の審査中。かなり忙しそう。
この時期、1人で1日約400人分の申告書をチェックするんだそう。
内容に間違いはないか?数字の計算はあっているか?など、絶対に間違いの許されない大変な仕事なんだそうです。

そんな作業の中、驚いたのは電卓を使わないで、暗算していること。
東京上野税務署国税調査官の中野昭子さんにお話しを伺いました。

中野さん:経験と勘で出来るようになってくるんです。

そして、正真正銘テレビ初!税務署員しか入れないヒミツの書類倉庫に入室することが許されました!

これ、一体、何の書類なんでしょうか?
東京税務署税務広報広聴官の田中静香さんにお話を伺いました。

田中さん:納税者の方から提出して頂いた申告書が綴られております。台帳と言っております。

倉庫には、ここ東京上野税務署が担当するエリア、2万人分の納税申告書が厳重に保管されているのです。

棚をよく見てみると、ファイルの背表紙に斜めのラインが引かれているようですが…

田中さん:一冊抜けると、模様が揃わなくなりますので、なくなっても一発で見てわかるんです。

紛失したら大問題の超重要書類。一冊抜けると、くっつけてもズレるため、すぐに分かっちゃうというわけ。

そうやって、全国の税務署が集めた確定申告の情報は、全て国税庁の参事官室というところに送られてくるんだそうです。
そして今、国税庁が推し進める一大プロジェクト!それが、個人課税課別室という小さな部屋で開発されている「e−Tax」。

いちいち税務署に行かなくても、家のパソコンで確定申告ができるシステムのこと。
確定申告書等作成コーナー開発PT実査官の柴山明子さんにお話を伺いました。

スタッフ:ここでシステム作成をしているということなんですか?
柴山さん:そうですね。
スタッフ:システムエンジニア(SE)ということですか?
柴山さん:いいえ、普通の職員なんですけど、SEみたいな仕事をしている部署なんです。

柴山さんはこの部署に来て、たったの2年。今ではプロのSEと同じレベルの仕事をしています。

スタッフ:税金のシステムは複雑だから大変じゃないですか?
柴山さん:毎年、税法が変わりますので、それを反映させることと、使いやすさを求めて作っているので…

さらに、この「e−Tax」プロジェクトを支えるもう一つの大事な場所が、都内某所にある「e−Tax」のコールセンター。

この時期、100名を超えるオペレーターが、1日5000件の電話相談を受けています。
税金の話だけに、厳しいことを言われることも多く、大変な仕事なんだそうです。

▼スタジオでは、森永先生にお話を伺いました。
森永先生:国税職員は、2〜3年で部署異動や転勤をします。地元の有力者との癒着などを防ぐため、長くいないようになっています。

国税庁なのに「国際」? 国際業務課に潜入!

国税庁内で次に伺ったのが、国際業務課。
国際って?国税庁は日本国内の税金を集めているところですよね…?
ということで、国際業務課課長の伏見俊行さんにお話を伺いました。

スタッフ:国際的なことをやってらっしゃるんですか?

伏見さん:例えば、海外取引を利用した租税回避とか脱税とか不正とか、そういったものを外国と協力しながら調査を進めていくんです。

そう、今、日本で儲けたお金を海外に隠そうとする人が増えている。
ここは、そんな不正をさせないために、世界中の国税当局とやり取りをしているところ。
それゆえ、こちらの課にいる人は、英語はもちろん、世界各国の言葉が喋れるんです。
例えば、伏見課長はインドネシア語のエキスパート。

伏見さん:人によっては、国税庁、日本の税務当局は、海外には手を出せないという方もいるんですけど、それは間違いです。しっかりやらせていただいております。

滅多に取材できない!査察課・徴収課に潜入!

そして、スタッフは、国税庁の中でも、最もヒミツの多そうなところに!
それは、査察課!
あの「マルサの女」の舞台になったのも国税局の査察課!

スタッフ:ちょっとだけ見てもいいですか?
近藤さん:この部屋は無理ですね。撮影自体できません。絶対だめです。

どれくらいセキュリティが厳しいかというと、他の課は入り口に、座席のプレートが貼ってありますが、査察課にはありません。

スタッフ:顔も写しちゃだめですか?
近藤さん:査察官の顔を写すのも、今後の調査に支障をきたす恐れがあるので、ダメなんです。

しかし、今回は特別に、顔出しナシで声を変えるという条件で、査察官の取材がOKに!

スタッフ:どんな仕事をしているのか教えてください。
査察官:大口で悪質な脱税者を摘発する仕事をしています。国税庁のホームページにも書いてありますので、参考にしていただければ、仕事の内容はわかりますよ。

続いても、これまた少し恐そうなお部屋、徴収課。

近藤さん:ホントに入り口だけの取材でお願いします。

ここも撮影NGのところ、特別にワンカットだけ撮影許可を頂きました。
こちらがその徴収課です!

徴収課について、徴収課課長補佐の西野正之さんにお話を伺いました。

スタッフ:どんな仕事をしているところなんですか?
西野さん:国税庁の徴収課は、滞納となった国税を徴収する、全国の国税局及び税務署の徴収担当部門の指導と監督をしています。

こちら課のお仕事は、税金を滞納した人からきっちり支払ってもらうこと。
もしも滞納したらどうなるんでしょうか?

西野さん:まずは納税の催告を行うんですが、それでも払わない・払えないという方がいらっしゃるんですが、払わないという方については、財産の差し押さえを行います。最終的には、差し押さえた財産を公売して国税を徴収します。
その公売は今、インターネットオークションで行われています。

絵画や宝石、貴金属など、もちろん写真は付いていますが、実際に実物を見たいという人のために、全国の国税局などで、時々行われているのが、差し押さえ品の下見会。

品物は国税局がつけた最低金額から入札。
高いものでは64万円からという絵画や、安いものでは1000円からという差し押さえ品も。
他にも、日本刀やダイヤモンドに時計、さらには、ニンテンドーDSまであります。
そのことについて、東京国税局徴収部の長坂光弘さんにお話を伺ってみました。

長坂さん:換金できる価値のあるものは、差し押え対象の財産となります。それらを換金したお金を国税にあてるんです。

▼スタジオでは、森永先生にお話を伺いました。
森永先生:テレビや雑誌で豪邸訪問や行列のできる店が紹介されていると、国税局の人がチェックして、ちょっと調べてみようか…となることがあるそうです。

進藤:トクする税金の情報はお持ちですか?

森永先生:1回目だけですが、「e−Tax」で確定申告すると、最高5000円返ってくるんです。さらに、「e−Tax」を利用すると、還付金が数週間早く返ってくるんですよ。

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