過去の放送内容

「がっちりマンデー!!」毎週日曜あさ7時30分から

がっちりマンデー!!

過去の放送内容

2009年3月1日放送

特集

DUSKIN

ゲスト

(株)ダスキン 伊東英幸代表取締役社長

番組内容

がっちりマンデー今回のテーマは株式会社ダスキン!!
おそうじ関連ビジネスで、年間売り上げ2780億円!?

スタジオには入社40年、たたき上げの伊東英幸社長が登場!
この大不況の日本をピッカピッカにするダスキン流、人助け儲かり戦略に迫ります!!

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ちょっと変わった儲かり戦略とは!?その1

ダスキンと聞いて、まず最初に思い浮かぶモノと言えば…

ダスキンモップ!
このモップなど、おそうじ用具のレンタルがメインの事業なのですが、他にもダスキンがやっているお仕事は実に様々。

ハウスクリーニングに家事の代行・ゴキブリやシロアリなどの害虫駆除から花と庭木のお手入れまで、色んな種類の仕事をしているんです。
でも、この仕事一つ一つにはある共通した、ちょっと変わった特徴が!それは…

ダスキンは「人助け」が大好きな会社ってこと!
会社のホームページにも載っている、ダスキンの経営理念ってところにもチョッと変わった言葉があります。

「自分に対しては損と得とあらば損の道をゆくこと」
ちょっとお人よし過ぎるようにも聞こえますが、これこそがダスキンの人助け好きの原点なのです!
この損の道をゆけ、という文章を作ったのが創業者の鈴木清一!

ダスキンの創業は1963年、最初は小さな一軒家からのスタートでした。
鈴木清一は元々、色んな所をキレイにするのが大好きな人。
でも当時は、床などの拭き掃除といえば、水を絞った布ぞうきんが主流で、冷たいし、手荒れなどの原因になったりして大変!

そんな主婦をお助けしたい!!という理由でダスキンが開発したのが、吸着剤を含ませた家庭用化学ぞうきん!

名付けて「ホームダスキン」でした。
そこには「クスリのついたぞうきん」って書いてあり、乾いたまま使えて、汚れもばっちり取れる!
でも、実際に売るとなると、値段がかなり高くなっちゃう!!

そこで、人助けが大好きな鈴木清一は考え「だったら…貸してあげよう」と、思いついたのが化学ぞうきんのレンタルという仕組みでした。

2週間ごとに社員がお宅を訪問して、キレイなぞうきんとお取り替え。
1回の交換につき、たったの150円!!(60年代当時)

その後、すぐに開発されたのが、ご存知ダスキンモップ!
水を絞った普通の布ぞうきんと比べて、どれくらい汚れが取れるのか実験すると…

折り返した部分の汚れの取れ方が確かに違う!
布ぞうきんで拭いたよりも断然キレイになる!

こうして始めたダスキンのモップとクロスのレンタルビジネスは、主婦のハートをがっちりつかんで、売り上げも急上昇!

ところが鈴木さん、人助けには熱心だけど、自分の会社の名前には全く無頓着でした。
最初に付けようとした社名が、株式会社ぞうきん…

「ぞうきんの会社なんだから、これでいいじゃないか!」という社長に対し社員からは大反対が!
そこで株式会社ダスキン 広報広告部の古川満良さんにお話を伺ってみると、

古川さん:株式会社ぞうきんという名前では、営業に行ったりとかまたは周りの方に「お前何やぞうきんで働いとんのか!?」となるとね。まぁーそんなんで大反対がありました。

そこで、当時の社員が考えたのが、英語で「ちり、ほこり」を意味するダストの「ダス」に
ぞうきんの「きん」をあわせたダスキンという社名だったのです。

ちょっと変わった儲かり戦略とは!?その2

人気が出てきたこのモップとクロスのレンタルビジネスを、もっと全国に広めたい!!
そこで鈴木清一は営業を手伝ってくれる加盟店を大募集!
ところが、加盟希望者の集まりで言った言葉がすごかった…

「儲けるだけのために来た人は今すぐお引き取り下さい」
儲けるために来た人たちの前でなんてことを!!
でも、これこそがダスキンの経営理念、社会に役立つ仕事さえしていれば、お金は後からついてくるという考え方なのです。

全国のダスキン加盟店は、ダスキン本部からお掃除用具を仕入れて、それをさらに各地域の家庭にレンタルする。
この本部と加盟店の関係が、日本でもっとも早く取り入れられたフランチャイズ制という仕組みだったのです。

現在、このお掃除用具レンタルのFC加盟店は、全国になんと2000店舗以上!
隅々にまで広がったフランチャイズのおかげで、レンタル契約数は900万世帯と、日本全国のお家の6分の1、なんと6軒に1軒がダスキンを使っている計算に!

この900万のお家とダスキンを結んでいるのが、お掃除用具を届けるお客様係り、名付けて「ハーティさん」、モップと一緒に真心を届けるからハーティというわけ!

そこで、ハーティ歴6年、浜田由美子さんのお宅訪問について行きました。
この日は4週間に一度のモップの取替え日。
早速、モップを交換したら

浜田さん:この間、新聞読んでたら、今インフルエンザ注意報っていうのが発令されてるってね。

あら、世間話し??かと思いきや…

ダスキン新商品の売り込み!!
ダスキンにはレンタル以外にもボディソープや入浴剤など、販売商品があって、ハーティさんはそのセールスレディでもあるのです!

現在、全国でなんと6万人のハーティさんが働いているのだとか。

続いて、浜田さんが所属するFC加盟店、ダスキン北伊丹支店におじゃますると、ハーティさんのミーティング中。
このハーティさん、お給料は1軒幾らの完全歩合制(一部例外もあります)。
で、一人一人が担当しているお客さんの数は?

ハーティさん:260軒くらい

皆さん軽〜く100軒以上のお客さんを抱えているのです。

ハーティさん:主婦にはぴったり!空いた時間っていったらおかしいですけど、時間さえ守れば自由に出来るので。

しかし主婦とはいえ、お客さんの新規開拓もハーティさんの重要なお仕事。
お店のマネージャーからは、飛び込み営業の心構えをしっかりレクチャーされます!

マネージャー:まずピンポンって押させて頂きますやんか、今もうモニターに顔が写るようになってるやんね、そこが肝心!必ずピンポン押したときは、その姿勢から大事!
モニターの中でお客さんが見てはるから、そこでまず人間をしっかり見てもらいます。必ず笑顔で待っている。「こんにちは!ダスキンです!」こっから!この笑顔が大事!そこで安心して頂いてお玄関を開けていただく、そっからです。

こうしたハーティさんのパワフルな営業努力が、ダスキンの力の源になっているのです!

そしてもう一つ、ダスキンにとって超重要な場所がありました。
ハーティさんが回収した汚れたモップが、ぜーんぶ集まってくるのが、ダスキン工場。
全国に47ヶ所あって、こちらの横浜中央工場には一日2万枚の汚れたモップが集まってくるんだとか。

そんな横浜中央工場の工場長 松下重雄さんにお話を伺ってみると、

松下さん:汚れて帰ってくるということは、このモップが、お客様のお役に立ってホコリをいっぱい集めてきた証ですので、私どもは非常にうれしいです。

あらっ、喜んでる!

そして、この汚れたモップをどうするのか、というと巨大な洗濯機で洗う!
ここでは一度に100キロのモップを洗う洗濯機が13台フル稼働していました。
しかし、このモップ一体何回くらい使うのでしょうか?

松下さん:回収したモップは繰り返し約20回前後使っています。

ハーティさんにより回収されたモップやクロスは、洗濯工場でキレイに再生され再びお客さんのもとへ届けられるのです。

このシステム、40年以上前から行われている、日本のエコビジネスの元祖!
廃棄物を出さないから地球にやさしい!しかも儲かっちゃう!と、いいこと尽くしなのです!

さて、こちら大阪府吹田市のダスキン本社。
現在早朝6時30分!
会社になんと13年連続で一番乗り出社をしている方がいる、というので待っていると…

あら?!まさか!!伊東社長!

スタッフ:早いですね。
伊東社長:だいたいいつもこのくらいの時間ですね。

スタッフ:10年以上社長が一番早いという噂を聞いたのですが?
伊東社長:ちょうど13年になりますね。

なんと13年連続!
もしかして、この早朝出社も何かの人助け、なんでしょうか?

▼スタジオでお話を伺いました。
加藤:一番最初に出社して何分後くらいに社員の方たちは来るんですか?
伊東社長:8時くらいにきますね。

加藤:それまで社長何してるんですか?
伊東社長:メールを見たり、ブログを更新したりしています。

加藤:もっと遅くてもいいんじゃないですか?みんな気を使いませんか?
伊東社長:いやいや、人間はやっぱり楽な方に行きがちですから、社長をやってる間だけは続けようを思ってます。

ダスキンの人助け儲かり戦略!

ダスキンが誇るお掃除のプロフェッショナル、それがサービスマスター!
直接お家を訪問して、キレイにお掃除してくれる!
このビジネスで年間265億円を売り上げています。

今回、サービスマスターの横山さんと辻さんにお願いしたのは、がっちりスタッフのおしうみディレクターのお宅。

スタッフ:汚ねー

確かに汚い!ガスレンジは油まみれ!ユニットバスの排水溝も半年はほったらかし状態なんだとか…

スタッフ:どれくらい掃除してないの?
おしうみD:掃除したことが無いくらいです!
横山さん:大丈夫です!ばっちり取らせて頂きますので。

早速、お掃除開始!

プロのお掃除が素人と一番違うのが、薬剤の使い方。
汚れの種類に応じて40種類以上の薬剤を使い分けるのです!

でも、仕事とはいえ人の家の掃除って嫌じゃないんですかね〜?

横山さん:お客様が出来ないことだと思うんですよね、汚れ自体落とせなかったりとお困りごとがあると思うので、それを解決すること自体に喜びを感じるところがあります。

これぞサービスマスターの心意気なのです!!
そして2時間後…

汚かったガスレンジが、新品みたいになっちゃった!お風呂も排水溝もピッカピカにしてくれて、気になる料金はこーんな感じ。

31,240円(キッチン:25,200円〜 お風呂:20,160円〜 東京都標準料金)

このサービスマスターになるための養成所が大阪にあるケアサービスラーニングセンター。
最長17日間の泊り込み研修で、プロのお掃除をがっちりと学ぶのです!
そこで、がっちりマンデー!!経済予報士見習い岡村がサービスマスターの研修に挑戦!

岡村がサービスマスターの研修に挑戦!
教えてくれるのは、ケアサービス事業本部 伊東孝教官。
自称キレイ好き、岡村のお掃除テクニック!
まずは、キッチンのシンク磨きから。

伊東さん:毎日こうやってお掃除されてるんですね。なるほど〜まったくダメですね!

みなさん、ステンレス製のシンクにも、ちゃんと目があるってご存知でした?

ほとんどのシンクはその目に沿って横方向に磨くのが鉄則!

伊東さん:縦に動かすとその目に汚れが入ってしまいますので、かえって汚れてしまうんですね。

岡村:じゃー丸く円を描いて磨くのはダメですか?
伊東さん:論外です!

続いてはお風呂場のタイル磨き。
岡村がいつも通りにやってみせると…

伊東さん:全く真逆です!

壁面を磨く時は下から上へが鉄則!その訳は??

伊東さん:上から薬剤をふきかけると、液だれするんです。そうすると上を拭いている間に、液だれが放置されてシミになっちゃうんですね。

といった基本中の基本から、

器具を使った業務用の床洗浄、エアコン内部のお掃除まで完璧に身につける!
サービスマスターになるのも大変なんです。

伊東さん:「きれいになってありがとう」と言われることが大好きな、そういうことに(我々は)喜びを感じる集団ですので、「ありがとう」という言葉が一番元気にしてくれますね。

と、いい話を聞いた後に岡村が向かったのが…

ダスキン開発研究所。
ここでは、お掃除ロボットによるモップの耐久性テストや、お家には必ずいるダニの生態を研究中!

次に岡村が通された部屋が…

岡村:白いのがたくさん飛んでますけど。

ホコリだらけ!この部屋、いったい??

ここでは、使用する掃除用具によって、どれくらい舞い上がるホコリ量が違うかを調べる部屋なんだそうです。
こうしたホコリや汚れに関する研究を日々行っているのがダスキン開発研究所なのです。

▼スタジオでお話を伺いました。
進藤:お掃除ビジネスのこれからってどうお考えになっていらっしゃいますか?

伊東社長:自分の時間を大切に使いたいと言う人は凄く多いんですよ。でも家の中は快適に過ごしたいと言う事ですから、需要はどんどん増えていくと思います。
こんだけ不況でもですね、この部門だけはダスキンでも一番延びてます。前年から下回ったことは今までありません。

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