過去の放送内容

「がっちりマンデー!!」毎週日曜あさ7時30分から

がっちりマンデー!!

過去の放送内容

2007年4月22日放送

特集

HONDA

ゲスト

本田技研工業 福井威夫 代表取締役社長

番組内容

日本が世界に誇る自動車産業。中でも他とは違う独自の戦略で異彩を放っているHONDA。
自称車大好きっ子、加藤浩次がHONDAの秘密に迫ります!!

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ホンダの挑戦:前編

まず最初に訪ねたのは、HONDAの歴史がつまったコレクションホール。

なんとHONDAのモノづくりの夢は、一台の自転車から始まったんだとか。

このシンプルなエンジン付き自転車を出発点に、世界のHONDAをつくりあげたのが、
本田宗一郎。

皆さんもよくご存知の、戦後の日本を代表する技術者であり、企業家です。
彼の口癖は、「どこがよそと違うんだ?」、「それはどこが新しいんだ?」だったという。
お金を儲けることよりも、他の誰もやっていない新しいことに挑戦したい。
この、宗一郎の「挑戦好き」がHONDA最大の秘密なのです!!

▼ホンダの挑戦1 誰でも乗れるバイクを作れ
ホンダの名前を一躍有名にしたのが、スーパーカブ。

累計生産台数5000万台で、世界で最も売れてるバイクなのです。
そば屋の出前持ちが安心して乗れるバイクというコンセプトのもと、誰でも乗れるように、車体を低く、倒れても壊れないように車体を頑丈に、そして片手だけで運転できるように、運転機能を右ハンドルに集中させた世界初のバイク。
1958年の完成時、圧倒的なパワーと低燃費を誇った設計は半世紀たった今も変わりません!

1967年発売のN360にも、宗一郎の挑戦が詰まっています。

▼ホンダの挑戦2 世界一クリーンな車を作れ
1970年、自動車大国アメリカで、マスキー法という法律が誕生。
これは、排気ガスの量が、ある基準を超える自動車は、アメリカでは売ってはいけないというもの。
この法律に、世界中の自動車メーカーは大慌て。
当時、世界中の全ての車が、この法律をクリアしていなかったのです。
実は、このマスキー法の厳しい基準を初めてクリアしたのが、ホンダのシビックなのです。

72年の発売以来、世界で1500万台突破の大ヒット!
新しい価値を、新しい車に入れて提案することが、ホンダのこだわりなんだとか。
困難への挑戦が、会社を大きくしたのです!

ホンダの挑戦:後編

▼ホンダの挑戦3 レース参戦
1964年、ホンダは会社の設立からわずか16年で、F1レースへの参戦を開始。
しかもその2年後のメキシコGPで初勝利を挙げてしまうのです。
なぜホンダはそこまでしてレースに挑むのか…
レースをやりたいから車を売っているというほどレース好きで、負けず嫌いだからなのです。

▼ホンダの挑戦4 燃料電池自動車
今世界で注目の燃料電池自動車。ホンダはこの分野でも世界トップクラスなんです。
それが次世代カーのFCX.

燃料はガゾリンではなく、水素!!
その仕組みを簡単に説明すると、水素と酸素をくっつけると、水と電気が発生します。
FCXはこれを利用し、タンクに入れた水素と空気中の酸素で電気をおこし、モーターを使って走るのです。
だから、出てくるのは、排気ガスではなく、ただの水なのです。
実際に試乗してみると…モーターで動いているので振動もなくすごく静かなんです!

Q:今までガソリンを入れていたタンクに水素を入れるということですが、水素スタンドはあるんですか?
社長:家庭でチャージするようなシステムを考えています。

Q:でもまずスタンドが必要だと思うのですが。
社長:自動車は、スタンドがないときにできていたんです。

Q:一般の人が買えるようになるのはいつですか?
社長:研究所には、10年以内になんとかするようにお願いしています。

Q:値段はいくらくらいですか?
社長:1000万をきれば、売れるレベルになると思います。目標は、200万くらいです。

Q:本田宗一郎さんとはお会いしたことはあるんですか?
社長:あります。一生懸命やることに少しでも隙があると、ものすごく怒られました。1位を目指すことの過程に意味があると考えています。

密着取材!製作所と本社

次に、ホンダの埼玉製作所にやってきました。車の出来るまでに密着します!

▼工程1:プレス
硬い鋼の板を、一気に車部品の形にするプレス機。そのパワー実に2300トン。

▼工程2:溶接
集められた様々な部品がプラモデルのように一気に車の形に溶接されていきます。
ここで活躍するのが、アーム型のロボット。
人の方から手首のような状態で、関節をもって動いているんだとか。
機械の腕がギリギリぶつからないように、絶妙のタイミングで寄ってたかって組み立てているんです。

▼工程3:塗装
塗装工程もすべてロボットが行っているのかと思いきや、細かい部分はなんと人間のてで行われているのです。

▼工程4:組み立て
車が流れながらの作業なので、皆さん無駄な動き一つありません。

スピードと効率をアップさせるために、らくらくハンドなる機械も開発されました。

このホンダのラインシステムは速さが世界一なんです!!
47.5秒に一台のスピードで車が、工場からでてくるのです。

次に訪ねたのが、青山にあるホンダの本社。
早速社長室にお邪魔することに…でも社長室がない!!
社長にお話を伺ってみると、社長室は、企業活動をするうえでなんの価値もないからないんだとか。
役員の方の場合は席すらも決まっていないのです。
技術屋の会社らしく、なにかあればテーブルに集まって、ワイワイガヤガヤ相談する。
これは、「ワイガヤ」と呼ばれるホンダの伝統なんだとか。

さて、次はアシモです!!

バイクや車など、人間を移動させる機械を作り続けてきたホンダが人間の移動の原点、足で歩くロボットの開発に挑戦したのが、アシモ。
20年前から始まった開発は、失敗ばかり。
二足でバランスを取って歩かせるのに苦労しました。
そこで開発スタッフは、人間の歩き方を徹底的に研究。
長い時間をかけて、改良は続けられました。
今では、素人の加藤でもリモコンで簡単に操作できるほど、バランスが安定。
時速6キロで複雑に走ることも可能なのです!

さらにホンダは空も飛んじゃいました!
ホンダジェット、ハミングバード。

もちろんこの飛行機にも、他とは違う新しい技術がプラスされているのです。
通常エンジンは、翼の下につけるのが常識。
しかし、ホンダジェットは翼の上にエンジンをつけることに成功したのです!
上につけることで、性能と燃費が飛躍的に良くなることを発見!!
この発見は、飛行機の本場アメリカでも大絶賛されたのでした!

Q:あのジェット機は、なぜエンジンを上につけようということになったのですか。
社長:ホンダがこれからビジネスジェットの業界に入っていくためには、新しい価値を持っていかなければ入れないのです。30〜40%燃費が良いんです。

Q:ロボットの二足歩行も可能になりましたね
社長:ロボットは二足歩行できないんだということに開発者が反発して、なんとかしたいと思った結果、できてしまったのです。

Q:次はジャンプに挑戦ですか
社長:運動の面は十分だと考えているので、次は頭脳の部分ですね。自分で考えて動けるようになるといいですね。

Q:独自の路線をいくホンダというイメージがありますが、ライバルとかはいるんですか
社長:社内では、商品に対してのお客様の期待に負けてはいけないと言っています。

Q:20年後に作りたい車を教えてください。
社長:ホンダらしい、走りにこだわった車です。

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